2017年11月20日月曜日

散歩の副産物、ソムタム


まもるさんちのパパイア、いただいてきました。
「いっぱい持って行って。植えたんだけど、一年で枯れるんですってね。食べ方がわからないから、どうしようもないのよ」
「漬物にするらしいですよ。私はタイ料理をつくりますが」
と、ソムタムをつくりました。
昨年は、直売所で青いパパイアをたくさん売っていたけれど、高いので一度も買わなかったので、ソムタムをつくるのは、久しぶりでした。


パパイアは、皮をむいたら包丁を叩きつけて、細かく切れ目を入れます。


実がまだ小さいので、硬いだろうと、包丁で削らず、ピーラーで薄く削ります。
 

一巡したら、また叩いて切れ目を入れて削るのを繰り返しますが、中は空洞なので、形を壊してしまわないように手加減しながら叩きます。
空洞の中では、種が育ちますが、日本では冬が来てしまうので、種が大きくなるまえに、幹が枯れてしまいます。


あちこちに、穴が開いてきたらおしまいです。

さて、ソムタムをつくっている写真は、撮るのをすっかり忘れていました。
まず、クロックにニンニクと冷凍しておいた生の唐辛子、干しエビを入れて叩きます。ヤシ砂糖がないので、キビ砂糖を少し加え、レモン汁と皮付きの柚子をライムの代わりに入れ、パパイアの削ったのも入れてよく叩きます。ナンプラーも加えて匙でかき混ぜながら叩き、味をよくなじませます。
ミニトマトはなかったので、割愛しました。


パパイアがしなしなと柔らかくなって味が染みたら、生ピーナツを炒ったものを加えて混ぜます。いつも、ピーナツは荒くつぶして入れていましたが、丸のまま入れてみました。ピーナツをより感じられて美味しいような気がします。
唐辛子は、まもるさんちにもおすそ分けしたので、パパイア一つに三本しか入れませんでしたが、蒸したもち米と一緒に食べないで、ソムタムだけで食べたので、ちょうどいい辛さでした。

もう一つのパパイアでは、インドシナ風サンドイッチをつくりたいのですが、ちょっとハードルが高いものです。
というのは、インドシナ風サンドイッチは、20センチほどの長さに切ったフランスパンに、千切りパパイアをレモン汁とナンプラーで和えたものやレタスだけでなく、パテをはさむという、フランスの植民地だった土地ならではの味なのです。
「パテはつくったことがないしなぁ」
と言いながら、ネットでレシピを探して、冷凍庫を調べたら、おお奇跡、鶏レバー、豚バラ肉、豚ひき肉、ベーコンのほか、必要なスパイスの、ナツメグ、シナモン、丁子などもそろっていました。
ないのはブランデーだけ、それはラム酒で代用するとして、あとはいつつくるかです。







2 件のコメント:

  1. インドシナ風サンドイッチはバインミーのようなものでしょうか?おいしそうです!
    パテというか田舎風テリーヌは昔よく作りました(主に夫が)。中に混ぜ込む角切りの豚の背脂が美味しいのですが(全体を包むのにも背脂を使う)、肉屋で「背脂を下さい」というのがなかなか面倒でした。

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  2. hiyocoさん
    そうです。バインミーです。パテは、ネットでレシピを探して、豚の背脂なしで、ベーコンで、ただいまつくっている最中です。どんなものができるでしょうね。
    hiyocoさんの旦那さま、うらやましいです(^^♪近所のSさんも宴会の食事はいつも旦那さま。でも我が家の夫は、てんぷらは揚げるけれど、先日は効率を求めて、大きな鍋でいっぺんにたくさん揚げて、味がいまいちだったというアバウトさ(笑)。地道な探究心はなくて結果を焦る性格なので、できるのは即興ものだけです。
    カンボジアでは、お店によってパテの味が違いました。美味しかったぁ!今でもあるかなぁ。プノンペンは劇的に変わったらしいので、心配です。海辺の町も、リゾート地になって変わっているかもしれない。とっても美味しいお店があったのですが。

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