東アフリカではキテンゲ、西アフリカではパーニュと呼ばれている、アフリカ模様の布を買ったら、おまけにバオバブの種がついてきました。
「わぁ、ラッキー!」
赤城山のふもとに住む友人は、フランスに行くたびにバオバブの種を買ってきて、発芽を試みていますが、なかなかうまくいかないと聞いています。
種は、もう皮をむいて、中の固い部分を取り出してありました。
ネット時代のありがたさ、さっそく、バオバブの育て方を見てみました。
いやはや、その難しそうなこと。この固い殻をどうやって傷つけ、どうやって発芽させるか、危険な薬品を使うという方法まであります。
それに、熱帯夜が何日も続くような、暑い盛りに植えなくては発芽しません。また、発芽した後も、すぐ寒くなるとだめなので、6月に暑さが続けば、その時期に植えるのが一番いいようです。
赤城山の友人が何度も植えてみている話を聞かなかったら、種としてだけ愛でたに違いありませんが、一部は植えてみたい気がしています。
振っても一塊になったものが、ごとっと鈍く動く音がするだけで、複数の種がからからと音をたてたりしません。
おはようございます。
返信削除昔バオバブの苗を取り寄せて育ててみた事がありますが、温かい部屋の中でも冬を越すことが出来ませんでした。
どのみち星の王子さまに出てくるような立派な形になるのには何十年もかかるでしょうから、うまく育ったとしても、その間の置き場に困るでしょうけど。
おはようございます。バオバブの実、初めて見ましたが、カカオみたいですね…。かの地では食べているのでしょうか?
返信削除かねぽんさん
返信削除その、ネットで見つけたバオバブの育て方を書いていたところに、「日本では育たないといわれているけれど、育ちます。ただし、30m×30m×30mの温室が必要です」と書いてありました(笑)。想像するだけで卒倒する大きさ、それに、100年もかかります。アフリカに見に行った方がよいに決まっています。
管理が悪い私の手元で育つとは思いませんが、芽が出るところ、ちょっと見てみたいです(^^♪種のままでもかわいいけれどね。
karatさん
返信削除カカオの実も持っていますが、カカオの方がちょっと小ぶり、それは振るとからからと音がします。私の持っているバオバブの実は直径12cm、長さ23cmくらいですが、大きい方かな。もっと小さいのももっと大きいのもあると思います。
かの地では、バオバブは様々な利用法のある、スーパーマーケット+薬局のような存在で、果肉からジュースをつくり、実はコーヒーのように炒るとよい香りが出るし、スパイスとしても油としても使えるし、揚げた種を砕いたものと水を混ぜて団子に丸めて食べたりもするそうです。
若い葉も、花も食べます。乾季が長いので、乾季が終わって一雨振ったら、葉がわっと出ます。
バオバブで思い出すのは、ふらっと入った京都の植物園。
返信削除熱帯植物の温室に入ったらバオバブの木が目に入ったので、
「ほー、こんなとこにバオバブの木が。。。」と、見上げていたところに
スススッと作業服のおじさんが近寄ってきて、「バオバブの花は6年に
一度しか咲かないんですよ。それでね、あの蕾が明日の夕方咲くんですよ。」と
囁いたんです。
「えっ、でも大型台風が関西直撃ってニュースでバンバン言ってるので、
予定を早めて明日は帰ることにしたんです。残念だなー。」と私が答えると、
おじさんは「そうなんですよー。台風がね〜。新聞社にも連絡したんだけど、
台風じゃ取材に来てくれないかも。来園者もないだろーな。明日咲くのに。。。」とガックリ肩を落として
何度も残念だーと呟くので、思わず予定を変更して嵐の中バオバブの花を見に
植物園に行こうかと思っちゃいました。
ずいぶん前の話で、当時は京都植物園の他にはもう一ヶ所しかバオバブのある
植物園はないと、そのおじさんは言ってましたが、フラリと入った植物園で
こんなバオバブ愛の強い人に出会うとは思っても見ませんでした。
時々思い出すバオバブにまつわる話です。
kukusさん
返信削除そんなことがあったんですね。私の見たサイトによれば、日本の植物園では、30m×30m×30mの温室がないので、日本でバオバブを植えている植物園は剪定しているそうです。
そのおじさん、自分の分身のように心を込めてかわいがっていたのでしょう、その無念さが伝わってきます。新聞社も来なかったんでしょうね。
バオバブが日本でも育つなら、東南アジアやインドの乾燥地帯でも育てていそうなものですが、まったくありませんね。インドセンダンなんかはアフリカ中に植えられているのに。