2019年9月12日木曜日

北海道で出逢った動物


北海道で見た鳥たちは、オオセグロカモメ、セグロカモメの成鳥や幼鳥、ウミウのほかに、ハシボソカラス、ハシブトガラス、スズメ、セキレイなどでした(アオサギ、ツバメも見たんだったかな?)。


ホタテの漁港には、いろいろ美味しいものが落ちているようで、どこにもカモメが群れていました(群れている写真がないけれど)。
幼鳥の中には、アスファルトが気持ちいいのか、道に座り込んで、車が来ても動こうとしないのまでいました。

羽幌の海鳥センターのつくりもの

本物を見なかったのに、つくりものを見て親しみを覚えた鳥は、海鳥センターで見た、ウミガラス(チドリ目、ウミスズメ科)、別名オロロンです。


かつては、羽幌町の沖の天売島(てうりとう)にたくさん棲息、繁殖していましたが今は減る一方、音声やデコイでおびき寄せたりしても、あまりよい結果が出ていないそうです。


オロロンより生息数は多いのですが、やはり急速に減っているケイマフリ(ウミスズメ科)です。
目と真っ赤な足が何とも言えないかわいさです。


ケイマフリは天売島以外にも繁殖場所がありますが、天売島が日本では最大の繁殖地です。


ウトウ(ウミスズメ科)は、白い羽のせいで、ユーモラスな顔に見えます。
幸い、今のところ絶滅の恐れはないようです。


天売島で繁殖する鳥は上記3種類のほかに、ウミウ、ヒメウ、ウミスズメ、オオセグロカモメ、ウミネコなどです。

さて哺乳類は、稚内の丘の上で鹿4頭に出逢いましたが、車の中から見ただけ、写真は撮りませんでした。
「鹿より、狐に逢いたかったなぁ」
とつぶやいていたら、


羽幌のサンセットビーチの丘で夕日が沈むのを見て、車に乗って出発しようとしとき、目の前にキタキツネがすたこらと、建物のわきから出てきました。ここは原野に遠い、羽幌の町の町はずれです。


車の前で立ち止まることしばし、


悠々と歩いて去って行きました。

サンセットビーチの丘の夕日

苫前のとままえだベアーは脇を何度も通り過ぎただけ

はく製やつくりものの熊にはいろいろ出逢いました。熊だけでなく、はく製はアザラシやシベリアオオカミも見かけました。
   
小平の道の駅で

これは道産子でしょうか、車がない時代、本当に頼もしい相棒だったようでした。







2 件のコメント:

  1. ウミガラスはペンギンそっくりですね!たぶん岩場にいる様子を見たら「ペンギンいた!」って言っちゃいます。
    ケイマフリやウトウもユニーク。
    キタキツネにも遭遇したんですね!尻尾が長くてフサフサ~。そしてアニメで見たように足が黒い!
    シベリアオオカミの剥製大きかったでしょ?先日ボランティアで行った博物館の収蔵庫でオオカミの剥製を間近で見て「デカっ!」って思わず言ってしまいました。ちょっとしたクマサイズ、あんなのに噛まれたら一発で死ぬと思います。時々アディーが私が差し出したおやつと間違えて指を噛んでくることがありますが(細かい動きがもうできないので)、指に穴が開くと思うぐらいの圧です。大きなオオカミなら尚更ですね。

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  2. hiyocoさん
    車で何度か通った海沿いの道から見える岩に、ウミウたちがいたのですが、中にお腹が白いのが見えました。ウミガラスかと思ったけれど、こんなに絶滅絶滅と騒がれている鳥が、まさかいるなんてことなかったでしょうね。のらさんも私も見たけれど、停まりませんでした(笑)。
    キタキツネは耳も黒かった。でも、思っていたよりずっと小さかったです。あれは子どもだったのかなぁ?反対にオオカミは白くて、ものすごく大きくてびっくりしました。
    北海道から帰った次の日に、近所に住む人が来たのですが、私が広げていたものを見て北海道の話になりました。近いうちに、北海道でオオカミを飼っていた人が八郷に来るとのことでした。その人はオオカミを複数(確か10頭くらい)飼っていたのですが、つねに自分がリーダーであることを狼たちに知らせなければ襲われてしまうのですが、50歳を過ぎて体力に自信がなくなったので、最後のオオカミが寿命で死んだのを機会に、高齢の母上が暮らすつくばの近くの八郷に来ることになったそうです。
    あんな大きいシベリアオオカミを複数、命がけで飼っていただけでびっくりですが、その人は八郷には馬5頭とオジロワシを連れて越してくるそうです。馬は今ある牧場に厩舎を増設してもらうらしいのですが、オオカミ以外にそんなにたくさん世話していたのですね。いったいどんな人かしら?(笑)

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