今回持ち帰った貝です。
これはエゾキリガイダマシ、左の現代のものは北方記念館のTさんにいただいたもの、右はのらさんが貝だまりで拾った化石です。
ヒタチオビの仲間です。
巻貝にはそう関心のない(イトカケガイは大好きですが)私ですが、Tさんの展示で見たのだったか、この貝は色にも形にも惹かれました。
「欲しかったなぁ」
とつぶやいていたら、のらさんが拾っていて、申し訳ないことにそれをくださいました。
ヒタチオビを貝の本で調べてみましたが、いまいち各ヒタチオビの違いがよくわからないし、エゾヒタチオビという名称のものはありませんでした。ホンヒタチオビはあるけれど、ただのヒタチオビもありません。
北海道のヒタチオビは、軸唇の形が違うとの記述もありましたが、これにはないし、それもよくわかりません。
さて、自分の手で拾ったのは、この程度でした。
左はずいぶんすり減っていますが、エゾボラでしょうか?
下段真ん中は、ホソバイかなぁ。上の2つは、浜でよく見たユキノカサガイです。
北海道ではナミマガシワはなかなか見つからないし、タカラガイはいないそうでした。
私の方に引っ張ると約3000万年前の化石貝類ですが
返信削除現世の80%は当時からあります
ヒタチオビなどは大きいですよね。
昭ちゃん
返信削除種として3000前万年前から変わっていないということですね。面白いですね。
ヒタチオビはこれは小さい方みたいです。のらさんはもっと大きいのを拾って持っているそうです。
基本的には右巻きですが左巻きもありますよね、
返信削除頭を立て中心より右に口が有れば右巻き
左に有れば左巻きです。
昭ちゃん
返信削除そうか、そうやって見るんだ!
了解です(^^♪
ヒタチオビのぐるぐるを見ると、こんな頭(髪の毛)の仏像があったよね~?と思う私です。
返信削除のらさん
返信削除確かに。そう言われたら、仏さまの頭にしか見えなくなりました(笑)。優しいお顔をしていることでしょう。
しかし、「常陸帯」という名前が茨城県の鹿島神宮に伝わる縁結びの「帯占い」に由来しているなんてびっくりです。茨城の海ではヒタチオビを見たことがありません。
それにしてもパステルカラーが素敵ですね。
こちらの名称は地名で
返信削除「アシヤヒタチオビ」
「カラツキリガイダマシ」です。
名前の由来、知りませんでした!
返信削除昭ちゃん
返信削除エゾキリガイダマシも地名だからわかりやすいです。
でもヒタチオビは「なにヒタチオビ」かわかりませんでした。私の持っている図鑑と照合すると、ノグチヒタチオビに一番近いような気がしましたが。
ヒタチオビは20㎝を越えるものもあるとか、熱帯でもないのにすごいです。
のらさん
返信削除ヒタチって何かなぁと思っていたのですが、私の持っている『日本の貝』に書いてありました。
常陸でヒタチオビを見たいけどありそうにないなぁ。鹿島はハマグリの養殖なので、このあたり大きなハマグリの殻だらけです(笑)。
姐さん賑やか大好きですー
返信削除昭ちゃん
返信削除常陸でヒタチオビを見たいなぁ(笑)。
ヒタチオビは寒いところのところの貝だったのですね。なんとなく「タヒチ」っぽくて南国をイメージしていましたが、茨城の常陸だったかー(笑)。色が木や実っぽいので春さんは気に入ったんでしょうかね~。
返信削除hiyocoさん
返信削除ヒタチとタヒチ、いけますね(笑)。
どうして気に入ったか?
色もそうですが、あまり光っていないし(波に洗われただけかもしれないけれど)、形が丸っこいところかな。口のところが反り返ったのとか、とげとげのとか、あんまり好きじゃないです。
hiyocoさんがいつも拾っているイトカケや、タカラガイ、タガヤサンミナシなんかも好きです(^^♪