2019年9月12日木曜日

北海道の貝


今回持ち帰った貝です。


これはエゾキリガイダマシ、左の現代のものは北方記念館のTさんにいただいたもの、右はのらさんが貝だまりで拾った化石です。


ヒタチオビの仲間です。
巻貝にはそう関心のない(イトカケガイは大好きですが)私ですが、Tさんの展示で見たのだったか、この貝は色にも形にも惹かれました。
「欲しかったなぁ」
とつぶやいていたら、のらさんが拾っていて、申し訳ないことにそれをくださいました。


ヒタチオビを貝の本で調べてみましたが、いまいち各ヒタチオビの違いがよくわからないし、エゾヒタチオビという名称のものはありませんでした。ホンヒタチオビはあるけれど、ただのヒタチオビもありません。
北海道のヒタチオビは、軸唇の形が違うとの記述もありましたが、これにはないし、それもよくわかりません。


さて、自分の手で拾ったのは、この程度でした。
左はずいぶんすり減っていますが、エゾボラでしょうか?
下段真ん中は、ホソバイかなぁ。上の2つは、浜でよく見たユキノカサガイです。
北海道ではナミマガシワはなかなか見つからないし、タカラガイはいないそうでした。








14 件のコメント:

  1. 私の方に引っ張ると約3000万年前の化石貝類ですが
    現世の80%は当時からあります
    ヒタチオビなどは大きいですよね。

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  2. 昭ちゃん
    種として3000前万年前から変わっていないということですね。面白いですね。
    ヒタチオビはこれは小さい方みたいです。のらさんはもっと大きいのを拾って持っているそうです。

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  3. 基本的には右巻きですが左巻きもありますよね、
    頭を立て中心より右に口が有れば右巻き
    左に有れば左巻きです。

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  4. 昭ちゃん
    そうか、そうやって見るんだ!
    了解です(^^♪

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  5. ヒタチオビのぐるぐるを見ると、こんな頭(髪の毛)の仏像があったよね~?と思う私です。

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  6. のらさん
    確かに。そう言われたら、仏さまの頭にしか見えなくなりました(笑)。優しいお顔をしていることでしょう。
    しかし、「常陸帯」という名前が茨城県の鹿島神宮に伝わる縁結びの「帯占い」に由来しているなんてびっくりです。茨城の海ではヒタチオビを見たことがありません。

    それにしてもパステルカラーが素敵ですね。

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  7. こちらの名称は地名で
    「アシヤヒタチオビ」
    「カラツキリガイダマシ」です。

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  8. 名前の由来、知りませんでした!

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  9. 昭ちゃん
    エゾキリガイダマシも地名だからわかりやすいです。
    でもヒタチオビは「なにヒタチオビ」かわかりませんでした。私の持っている図鑑と照合すると、ノグチヒタチオビに一番近いような気がしましたが。
    ヒタチオビは20㎝を越えるものもあるとか、熱帯でもないのにすごいです。

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  10. のらさん
    ヒタチって何かなぁと思っていたのですが、私の持っている『日本の貝』に書いてありました。
    常陸でヒタチオビを見たいけどありそうにないなぁ。鹿島はハマグリの養殖なので、このあたり大きなハマグリの殻だらけです(笑)。

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  11. 姐さん賑やか大好きですー

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  12. 昭ちゃん
    常陸でヒタチオビを見たいなぁ(笑)。

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  13. ヒタチオビは寒いところのところの貝だったのですね。なんとなく「タヒチ」っぽくて南国をイメージしていましたが、茨城の常陸だったかー(笑)。色が木や実っぽいので春さんは気に入ったんでしょうかね~。

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  14. hiyocoさん
    ヒタチとタヒチ、いけますね(笑)。
    どうして気に入ったか?
    色もそうですが、あまり光っていないし(波に洗われただけかもしれないけれど)、形が丸っこいところかな。口のところが反り返ったのとか、とげとげのとか、あんまり好きじゃないです。
    hiyocoさんがいつも拾っているイトカケや、タカラガイ、タガヤサンミナシなんかも好きです(^^♪

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