夏にはよい日陰をつくってくれる、テラス脇に植えたケヤキは、花、虫こぶができた葉、オトシブミ、小枝などなど、秋の落ち葉だけでなく一年中何かしら落とします。
テラスを掃いていて、ウスタビガの繭が落ちているのを見つけました。
葉を落とした冬の間、樹上にウスタビガの繭がないかと、何度見上げても見つかったためしがないのに、じつはちゃんとついていたのです。
珍しい繭、変なところに穴が開いています。
普通、どうやって出ていくのか、空っぽの繭にも、底にある排泄物を捨てる穴以外、穴は開いていません。
目盛りは15ミリ角 |
一番左がテラスで拾った繭ですが、これまでに拾った繭と比べてみると、小さめでした。
上の二つは中身入りなので、振るとからからと音がしますが、下の段のものは空っぽです。
一番大きい繭と比べると、繭の個体差が大きいことがわかります。
中のさなぎの大きさも違うのでしょうか?
付録:
ウスタビガが繭から出てきている写真を見つけたので、載せておきます。
うひゃ~、私今日までウスビタガだと思っていました。ウスタビガなんですね!
返信削除ウスタビガの繭長者ですね(笑)。
hiyocoさん
返信削除私もよくあります。
コケーシカもコケシーカだと長く思っていて、いまだにちょっと考えないとどっちだったかわからなくなります(笑)。
今日も今日とて、ヤママユの繭を拾いましたよ(^^♪
ヤママユの繭は、汚らしいのは処分したのですが、まだたくさんあります。クスサンの繭もあるし、ウスタビガだけでない、「繭いろいろ長者」と呼んでください(笑)。
うちも環境的にウスタビガの黄緑色の繭を拾うのですが、ある時繭の上の部分を横から軽く押したら
返信削除パカン!と口が開いて、ここから出てくるのか?と思ったことがありました。
このパカンっていう感じ、コインケースでこういう感じで口の開くのがあったなー(笑)。
kuskusさん
返信削除そうそう、もともと口の部分が緩んでいるのがあって、あそこから出ていくんだろうなと思っていました。出口をあらかじめ用意している珍しい繭だそうです。羽化している写真が見つかったので載せておきますね(^^♪
私の持っている繭の中にも、尖ったところを押すと、ぱかっと口を開くのと、堅く固まっていて、開かないのがあります。もともとは柔らかいのでしょう。
中身が入った繭を押してのぞくと、黒っぽい体に白いところのある中の虫が見えます。でも、鳥の口みたいに開くのはせいぜい中央あたりの5㎜四角くらい。もっと押せば全体が開いてよく見えるかもしれないけれど、それ以上は壊れそうで押せません(笑)。