鳥の巣が落ちていました。
コブシの木の下ですが、枝はコブシのもの、葉っぱはケヤキやコブシ、コナラのものです。
もう葉を落としているコブシの木には、鳥の巣は見えなかったので(見落としたかもしれないけれど)、クヌギかコナラの木から飛ばされてきたのかもしれません。
申し訳ないことに、劣化したブルーシートのプラスティック繊維が編み込まれています。
何の巣かと、『鳥の巣の本』を見てみます。
本の表紙にも載っていますが、メジロの巣にそっくりです。
イラストもありました。
まず、蜘蛛の糸(卵嚢)を取ってきます。
二股の枝に蜘蛛の糸をハンモックのように渡します。
苔や草の細い茎をつけていきます。
身体を回しながら、形を整えていきます。
産座(巣の内側、卵を産む場所)には、細い草の穂、動物の毛などを使います。
出来上がりです。
メジロは卵を4、5個産み、11日目に卵が孵り、11、12日目に雛は巣立つそうです。早!
ひっくり返すと、苔、苔、苔です。
前に拾った巣も、メジロの巣に違いありません。
苔がいっぱいの素敵な巣ですね!人工物も鳥の知恵ということで。
返信削除クモの卵のうを利用しているなんて知りませんでした。面白い!
干し芋にもコメントしているので宜しくお願いしま~す(笑)。
hiyocoさん
返信削除蜘蛛の糸は考えていますね。最近シジュウカラがいろいろな言葉をしゃべっているという話も聴いたし、鳥の知恵侮るべからずです。
ちなみにシジュウカラの言葉、ワシが来て仲間に危険を知らせるときと、蛇などが来て危険を知らせるとき、別の鳴き方をするそうです。というのも、ワシは鳥だから、ワシには聞こえない言葉で伝達するのだそうです。2つの言葉をくっつけることもするそう、すごいですね。