hiyocoさんにさしあげたモダマが、水に浮かなかったそうです。
太古のころから日本の浜に流れついていたため、海藻の実に違いないと「藻玉」と名づけられたモダマ。てっきり全部水に浮くものだと思っていました。
hiyocoさんによると、漂着物学会の方が調べたアジア・オセアニアに分布するモダマ種子の浮力率によると、カンボジアのモダマの浮力率は大陸に生えるモダマの中で最高だったそうなのですが.....。
というわけで、私の持っているカンボジアのモダマを水に浮かべてみました。
まず、順調に水に浮かびます。
浮かべるうちに、浮こうか沈もうか逡巡した上で沈むもの、迷うことなく沈むものが出てきました。
結局17個浮かびました。
そして、比較的小さいものが4個沈みました。
hiyocoさんに差し上げたのは大きいもの、たった1つだけの、大きいけど沈むモダマに当たったわけでした。
上が浮いたモダマ、下が沈んだモダマでした。
ちなみに、この中の2つだけ、中の胚がカタカタと音を立て、他は無音です。
沈んだモダマは小さいですね。モダマは中に空洞があって浮くそうなので、逆に言えば沈むのは空洞がないってことでしょうか。鞘の端っこの未熟なものとかかな?私が頂いたのはかなりレアでしたね(笑)。いろいろ分かって面白かったです!
返信削除hiyocoさん
返信削除中に空洞がないのかあるのか、確かにどれもミフクラギのように軽い感じではなく、ずっしり重い感じです。
タイの浜には、モモタマナとかホウガンヒルギはこれでもかというほど落ちていますが、モダマは浜では見たことがなかったです。
ココヤシにもモダマにもロマンがありますね。