日本だけでなく、このところ東南アジアの国々にもインドネシア製の雑貨があふれているような気がします。
もともと、手仕事のよい腕を持っていた人たちがたくさんいて、
猫の木彫りなど、手に取りたくなるようなものを、ちゃっちゃと、手早くたくさんつくっているからでしょう。
また、インドネシアの人々は、他の地域でつくられているものを、ちょっとアレンジしてつくるのも上手です。
これは、
西アフリカの楽器を真似たものだと思いますが、もし古くからインドネシアにあったのなら、ごめんなさい。
これに似た楽器は、ペルーにもあります。もしかしたら、どこででも、誰でも思いつく形かもしれません。
使われているのはアブラヤシの実だと思いますが、扁平すぎる気もします。
木の実を水平に切ってつくるのは簡単そうですが、不定形に切り取っているのは、音の効果を考えてのことなのか、なんとも手間がかかりそうで、インドネシアっぽいと思ってしまいます。
発芽孔がまったく見えないのは、その部分を切り取っているからでしょうか?
アブラヤシを知らないので、何ともいえませんが、パンギの種子にも似ていますね。
返信削除Shigeさん
返信削除ありがとうございました。アブラヤシと聞いていたのですが、おかしいなあと思っていました。
パンギ(Pangium edule)に間違いないですね。
アブラヤシでなくてすっきりしました。ところで、このパンギも漂流するのですか?
南西諸島には多く漂着しますし、愛知県の渥美半島にやってきたこともありますよ。
返信削除Shigeさん
返信削除つくずく、渥美半島って面白いところですね。
絶対、行ってみます。