このところ、雨ばかりでした。
久しぶりに晴れた昨日、うずら豆を見たら、もう葉は枯れきっていました。
慌てて、収穫しましたが、どの莢もふにゃふにゃで、ちぎれたりします。
途中で、このままにして乾燥させてから採った方がよいことに気がつきましたが、そのときはほとんど収穫したあとでした。
それでも、籠に入れて乾燥させたら、やっと、莢どうしがあたってかさこそ音を立てるようになりました。
昨年はあまり採れませんでしたが。今年は豊作です。
殻をむいてから乾燥させるという手もあるのですが。
2017年10月29日日曜日
2017年10月25日水曜日
好きってわけじゃないけれど
台風で、めちゃくちゃ汚くなった坂道を掃除していたら、カメムシを見つけました。
カメムシの本を見てから、カメムシが全然嫌でなくなっている自分に驚きます。
これは、まあまあ見かけるヤツ、ツヤアオカメムシです。
もう気温が下がっているので、すっかり動きは鈍くなっています。
2017年10月24日火曜日
パパイア
ご近所のまもるさんの家では、今年初めて、空き地にパパイアを植えました。
三本に、たくさんの実が生っていますが、まだレモンぐらいの大きさです。
一番大きいのがこれ、両手を合わせたくらいの大きさです。
霜が降りる前に収穫できるのかどうか、他人事ながらやきもきしてしまいます。もっとも、青いままで漬物で食べるのでしょうから、このくらいでももう、食べられることでしょう。
この辺りでは、数年前から、パパイアを一年草として育てる農家がでてきました。
昨年はあちこちの畑で栽培されていて、 直売所にもたくさんの青いパパイアが並んでいたのですが、かなりのお値段で、一度も買いませんでした。一つ、300円くらいだったか、かつて、タイ料理材料店で見つけたら買っていたものより高かった記憶があります。
パパイアに飛びついた農家さんたち、強気に出たものの、あまり売れなかったのか、今年はパパイア畑の姿をあまり見かけません。
野菜直売所にもまだ並んでいないので、収穫はこれからですが、霜の降りる前までに、少しは大きくなるのでしょうか。
この花は、残念ながら実にはなれません。 時間がなさすぎる!
昨年、越冬させてみようと冬囲いしたパパイア畑を見ましたが、残念ながら裸にした幹(茎)にビニールを巻くくらいでは越冬できなかったようです。
2017年10月22日日曜日
カメムシs
客あり。
てんぷら材料にと、ウドの実を採ってきて、流しで洗ったら、小さめのカメムシが出てきました。
ツマジロカメムシのようです。
見苦しい写真ですが、外は雨だし、料理の手は休められないしで、ゆっくり写真を撮る暇もありません。
えぇぇ、背中は黒いのに、お腹は緑なの?
ひっくり返してみたら、別虫でした。
こちらは、チャバネアオカメムシだったのでしょうか?
二匹ともさっさと外へ放り出してしまいましたが、ウドの実には、まるっこい蜘蛛も10匹くらいついていました。
なんでもなく実っているとみえて、植物はいろいろな虫を養っているものです。
ウドの実のてんぷら?
美味でした。
2017年10月20日金曜日
2017年10月19日木曜日
2017年10月18日水曜日
ノボリリュウタケ
「あっらぁ、紙が散らばっている!
よく見たら、キノコでした。
うぅぅ、茹で餃子のようです。
仕方なく、きのこの図鑑をひっくり返します。
それにしても、よく分類したなぁとか、あぁ、やっぱりマツタケはおいしそうだなぁ、などと一ページ一ページめくっていったら、わぁ、557ページにありました。
ノボリリュウタケという、勇ましい名前のきのこでした。
風味には癖がなくて、しこしことした歯切れの感触がよくて、辛口の白ワインやハーブを使った洋風の煮込み料理によく合うが、フリッターにして揚げても美味しいと書いてあります。
でも、全然食欲はわきません。
馴染みのないきのこは、ただ見るだけです。
2017年10月17日火曜日
アデニウム
初めてタイに行ったとき、やたら目についたのがアデニウムでした。
あっちに行ってもアデニウム、こっちに行ってもアデニウム。茎がまるで木のようで、私の背丈ほどのものもありました。
当時、日本では全く見たこともない、不思議な植物でした。
そんなアデニウムが、先日、こんこんギャラリーで開催されていた、「花と板金展」に3鉢出ていました。
メキシコ在住の方のブログで、アデニウムを育てていらっしゃっる様子を知り、「うらやましいなぁ」と思っていたら、いつのまにか日本上陸を果たしていたのです。
懐かしさで、ひょろっとしたのを買おうとしていたら、夫が太いのを買ってくれました。
まるで、バオバブのようです。
バオバブのようだけれど、日本的というか、盆栽的というか、徒長しないでちんまりとまとまっています。
タイで馴染んでいた、枝が四方八方に伸びて、伸びきって、ところどころに花が咲いているアデニウムとは、別もののようです。
ところが、ネットでタイのアデニウムを調べてびっくり。
木のような、盆栽のような育て方は、なんとタイではじまったようです。そして、我が家に来たアデニウムも、タイでつくられたもの、アデニウム・アラビカムでした。
道理で、「結いのはな」のよしださんが、
「このアデニウムは、2、30年経っているでしょうね」
とおっしゃったとき、ふと、
「誰が2、30年も育てたんだろう?」
という疑問がわいたのですが、なぁんだ、タイ人が育てたのです。
タイでは今、こんなアデニウムがいっぱい栽培されていて、日本に直輸入されているそうです。
日本で直輸入できるとすれば、きっと中国やヨーロッパにも輸出されていることでしょう。
それにしても、タイ人おそるべし。
上の3鉢は、アデニウム・タイ・ソコトラムです。
アデニウム・ソコトラムは、アフリカのソコトラ島固有のアデニウムですが、タイで栽培されたものは、混同しないように、アデニウム・タイ・ソコトラムと、間に「タイ」をつけて呼ぶそうです。
ちなみに、イエメンのソコトラ島のアデニウムです。
すごいなぁ!
アデニウムは、東アフリカからナビビア砂漠のあたりと、ソコトラ島にも自生していますが、マダガスカルにはないそうです。
こんな写真を見ると、ソコトラ島に行ってみたくなります。
まだ、葉がついているけれど、冬になったら落ちるらしい。 そしたら、春まで水はまったくやらなくていいそうです。
そして、夏に花が咲くそうです。
ところで、ネットで種類を調べていたら、アデニウムの値段の高いのでびっくり!
「結いのはな」のよしださんからは、三分の一ほどの、お友だち値段で譲っていただきました。
2017年10月16日月曜日
2017年10月15日日曜日
鳴滝の思い
我が家の裏山に、鳴滝という滝が流れています。
山は標高がわずか500メートルほどですが、滝の水は一年中枯れることがありません。
我が家から歩いて15分くらいですが、滝があたりの空気を冷やしていて、気温は2度くらい低く、特に夏にはその涼しさに、誰もがほっとします。
このあたりは粘板岩でできていて、岩がむき出しでそそり立っているところもあります。
そんな滝まで、犬たちが元気だったころは毎日のように散歩に行きました。そして、滝つぼの石を拾うことがありました。滝つぼと言っても、水たまりくらいの大きさです。
水量が決して多くはないのに、すべすべに丸くなった石がありました。いつから滝に打たれ、いつから丸くなりはじめたのか?
千年、二千年。おそらく、気の遠くなるような年月がかかったことでしょう。
さて、客人があったので、昨日は鳴滝に行きました。
ちょっと滝つぼに手を入れてみましたが、いまはすべすべの石は一つもありません。小石さえ少ないのですが、その小石もごつごつしています。
以前は、ここで丸い石を拾った、という話をK夫人にする、
「あんまり石は拾わない方が.....」
と口ごもられました。
訊いてみると、その昔、妹さんが病気になったのですが、どうもお墓の石を拾ったのが原因のようだったと、お母上が話されていたというのです。
そんな話を聞いて、私も久しぶりに、石にまつわる話を思い出しました。
あれは、初めてカンボジアに行った年、たぶん、1990年のお正月ごろでした。
当時は、カンボジアの和平をめぐるパリ協定が結ばれる以前で、国連に国として認められていたのは、タイ国境あたりに残存していた、ポル・ポト派を含む、武装した三派連合という歪んだ状態で、プノンペンを中心に、カンボジアのほぼ全土に住む人々は、国際社会(というか、西側)からは見捨てられていました。
ポル・ポトの恐怖政治から、カンボジアの人々を解放したのは、ヴェトナムに亡命していたフンセンやヘン・サムリンで、ヴェトナム軍に応援を頼んで、ポル・ポト軍を、タイ国境に追いやりました。そのため、ヴェトナム戦争に負けたアメリカやフランスは、面子からしてもフンセンたちを容認することができず、フンセンたちをヴェトナムの傀儡政権と決めつけていたのです。
さて、プノンペンに滞在していた同僚Mさんが、初めてカンボジアを訪問した私をトゥールスレーンに連れて行ってくれました。プノンペンに来た人なら一度は行ってみた方がいいという配慮からだったと思います。
トゥールスレーンは、もともとは高校でしたが、ポル・ポト時代に、虐殺の拠点となり、投獄、拷問、処刑などに使われた建物で、残虐行為の象徴として戦争博物館になっています。
生々しい展示を見たあと建物の外に出ると、強い日差しが照りつけていて、重苦しい気持ちが、少しだけ晴れていきました。そしてつい、いつもの癖で、庭の丸い小石を、三つばかり拾ってしまったのでした。
親指の先ほどの石でした。
数日後、プノンペンからラオスのヴィエンチャンに行こうと、空港で荷物検査をした時のことでした。荷物が制限重量の20キロを5キロ以上超えていて、超過料金を払わなくては預かれないと言われました。おかしい、カンボジアで重いものを増やした覚えはないと思いながら、そこは、
「じゃぁ、超過している分は手で持っていくから」
と、姑息なすり抜けをして、ヴィエンチャンには無事に飛ぶことができました。
それにしても不思議でした。何が目方を増やしたのだろうと、スーツケースの中を点検してみても、思い当たるものがありませんでした。そして最後に、トゥールスレーンの小石が気になりました。
「まさかね。でも、これしかない」
次の日、私はヴィエンチャン在住のAさんとHさんに、朝一番でメコン川の土手に、連れて行ってもらいました。
そして、心を込めて鎮魂のお祈りをして、トゥールスレーンの石をメコン川に投げ入れました。
ラオスを出るとき、ヴィエンチャンの空港の荷物検査で、私の荷物は、20キロを大きく下回っていました。
もしかしたら、プノンペンの空港の秤が壊れていたのかもしれませんが、以後、石を拾うときは、思いのこもった石は拾わないよう、気をつけています。
お寺の石も、神社の石も、拾いません。
鳴滝の石には、思いがこもっているなんて考えたこともありませんでしたが、こんなに丸くなるのに、少なくとも千年はかかるかもしれません。
だとしたら、山の思いはこもっているかもしれません。
「いつか、滝つぼに戻した方がいいかしら?」
よくわかりませんが、まだその時ではないと思うのは、私の勝手な言い分でしょう。
さて、先日行った徳島県のつるぎ町にも鳴滝がありました。
バスの車窓からちらっと見ただけですが、素敵な滝でした。
そして、京都にも鳴滝があるのを知りました。
どれも、滝つぼに直接落ちてくる滝ではなく、斜面をすべるように落ちてくる滝です。いろいろな音がするので、鳴滝と名づけられたのでしょう。
2017年10月13日金曜日
いただきものの野菜たち
先日、以前一緒に働いていた人たちの同窓会を我が家でやったとき、稲刈りで来られないからと、さちこさんが、野菜の大きな箱を送ってくれました。
20種類くらいもあって、夏の間は育てにくいパクチーまであって、どれもとっても美味でした。
ジャガイモは二種類。
キタノアカリとグランドペチカ。どちらも鉄板で焼きました。
この太い方のオクラは、ダビデの星というのだそうです。
初めて食べました。
カブはさちこさんのものだけど、唐辛子は我が家のものです。
ヤツガシラは、とってもきれいになって、すまし顔で箱に入っていました。
ちなみに、その前日、熱血Sくんから届いたヤツガシラはワイルドでした。
ヤツガシラの茎、ずいきは、酢味噌和えにしたら、とっても美味でした。
私は、干して芋がらにしたものより、生で食べる方が好きです。
ちなみに、Sくんの枝豆もワイルド、茎から外すのは、早めにきてくれたKさんのお仕事になりました。