2017年11月26日日曜日

瀕死ですが...


木曜日に作業していて、足元にお母さんカマキリがいるのを見ました。
こんなところで卵を産む気かしら?
と、ちらっと見たものの、 そのまま忘れていました。


金曜日に、また同じところで同じかっこうをしているカマキリを見ました。触ってもびくともしません。


「なんだ、死んでいたのか」
死んだら、あの力強く睨み返す目はどうなってしまうのだろうかと、目を撮った写真は、ぼけぼけでした。


土曜日に、ふと目に入ったカマキリ、前日とは違う姿をしていました。


「あれぇ、生きていたんだ!」
しっかり卵を産めよと、サツキの木の上に移してやりましたが、オスの一匹でも食べて力をつけないと、卵を産むことができないのかもしれません。


さて、日曜日の今朝、置いてやったところからさほど遠くないところで、お母さんカマキリは目的を達していました。
ちょっと小さな卵だけれど、次世代に命をつなぎました。




2017年11月25日土曜日

種ができた!


初めて、トサミズキに種ができています。


と思いきや、分解してみても何も出てこない、黒く、種と見えたのは、もう種の落ちたあとのようでした。


『日本植物種子図鑑』を見ると、こんな種が載っていました。
この図鑑の見にくいところは、どの種も同じくらいの大きさの写真が載っていることです。

後ろの説明を読むと、種の長さは、5.2±0.2mm、幅は3.1±0.1mmと書いてあります。
えぇぇ、それじゃ種が入っていても見えないじゃないですか!







2017年11月24日金曜日

お茶の花


今頃咲いている、お茶の花。


木によっては、これからというところです。


虫も少なくなっただろうに、どうして今の季節に花を咲かせることになったのでしょう。


去年の実をまだたくさん残している木もあります。
 







2017年11月23日木曜日

バナナの丘

先日、近くのお寺に、お話を聞きに行きました。
ちょっと早く着きすぎたので、近くの空き家の濡れ縁に座って、ぼんやりしていました。


集落が見渡せる、気持ちのよい高台で、荒れた庭の周りにはバナナ(芭蕉)が、あちこちにそびえて、葉を揺らしていました。


おや、よく見るとあちこちに花がぶら下がり、実が生っています。


いつだったか、我が家のバナナの花が咲いたとき、花も実も、生で食べてみようとしたことがありました。
花はタイ料理だと、クイッティオ・パッタイ(タイ風焼きそば)のつけ合わせ、青いバナナは薄切りにして、カンボジア料理だと、肉のつけ合わせにします。
 

でもダメ、どちらも「あく」と「やに」が強すぎて、食べられませんでした。
 

バナナの花を見ていると、南国に行ったようで、浮き浮きします。


kuskusさんにいただいた我が家のバナナの株は、日当たりが悪かったり、イノシシに掘り返されて移植したりと、仕切り直しが多かったのですが、今年は小さいけれど元気に育っていました。そのうち、こんなに大きくなるでしょうか?





2017年11月22日水曜日

つくられちゃいました


母屋の一番高いところには、四か所に空気抜きの窓を開けています。
そして、夏の間中、これらの窓は開け放しています。

これは、韓国の自然農業の趙漢珪(チョウハンギュ)さんの鶏小屋に倣ったものです。
趙さんの鶏小屋は、ビニールハウスの中につくりますが、低い場所と高い場所に横長の窓を取ります。夏、ビニールハウスが熱くなれば、熱い空気は上の窓から外へ出ます。すると、低い窓からは外の空気が入り込むので、空気の入れ替えが起こり、鶏たちが快適に過ごせるというものです。

私たちは母屋を建設中の六年間、仮設のビニールハウスに住んでいました。
この時、このシステムを取り入れて、なかなか快適だったので、母屋にも、掃き出し窓と、高い場所の窓をセットにして使ったのです。
瓦の下に十分な断熱材が入っているということもありますが、この窓のおかげで、夏の間、二階が暑くなるということはありません。


さて、十月初旬だったか、そろそろ空気抜きの窓を閉めようと上がってみると、一つの窓の外にキイロスズメバチが行き交っていて、とても網戸を開けるどころではありませんでした。
スズメバチの駆除に詳しいI.Tさんに訊いたら、霜が降りる頃には巣を捨てて出て行くので、高いところだったら放っておいてよいこと、もし、オオクマスズメバチが攻めて来てキイロスズメバチと戦争になったら、気が立っているので、十分離れていること、などを教えていただきました。
室内から何度か窓の外を見ましたが、ハチが飛んでいる間は、寒くなっても窓を閉めることができませんでした。しかし、しばらく前に、ハチの姿が見えなかったので、急いで網戸を開け、ガラス窓を閉めることができました。そして昨日、思い切って窓を開けて、巣を見てみました。
窓は小さいので、首は出せませんでしたが(まだ、ちょっと怖いし)、手を出して、写真を撮ってみました。


わぉぉ、立派な巣です。
参りました。来春は、とっくり形の巣ができていたら、女王蜂しかいない間に駆除したいと思います。
もっとも、キイロスズメバチは結構うろうろしていましたが、実害はありませんでした。


こちらは近くのおうちのスズメバチの巣です。
ここのご家族は遠くへ引っ越されたとも聞きましたが、住んでいらしたら、たいへんだったことでしょう。





2017年11月21日火曜日

インドシナ風サンドイッチもつくった!

昨夕は、もう一つのパパイアで、インドシナ風サンドイッチ(バインミー)をつくるため、テリーヌをつくりました。鶏のレバーの刻んだもの、豚ひき肉、豚バラ肉を切ったものに、卵、スパイス、お酒などを加えて蒸しました。

 
粉のスパイスはないので、まず、ナツメグをすり下ろします。


胡椒、シナモン、丁子は、電動ミルで粉にしました。ナツメグのおろせなかった部分も一緒に入れてみましたが、粉にならないで残っていました。
肉は合わせてよく揉みます。


でも、揉み方が足りなかったみたい、崩れやすいテリーヌができてしまいました。
蒸し器で、およそ一時間蒸しました。 


パパイアはソムタムと同じ要領で千切りにします。


もともと、唐辛子は入っていたかどうか、覚えていませんが、一本だけ入れます。


パパイアを唐辛子とよく叩き、柚子のしぼり汁とナンプラー、砂糖を入れてさらに叩いて出来上がりです。
レタスはないので、ルッコラで代用です。日本では、パパイアの代わりに大根なますを使っているようですから、それに比べると、レタスの代わりにルッコラなんて、問題ないでしょう。


フランスパンを切ってみましたが、とてもじゃないけど、全部の具をおさめられそうもありません。というわけで、手巻き風にしました。
それにしても、あのあたりのバケットと子のバケットでは違うのかなぁ。もともと、食べにくいものですが、とても食べるのに苦労しました。





2017年11月20日月曜日

散歩の副産物、ソムタム


まもるさんちのパパイア、いただいてきました。
「いっぱい持って行って。植えたんだけど、一年で枯れるんですってね。食べ方がわからないから、どうしようもないのよ」
「漬物にするらしいですよ。私はタイ料理をつくりますが」
と、ソムタムをつくりました。
昨年は、直売所で青いパパイアをたくさん売っていたけれど、高いので一度も買わなかったので、ソムタムをつくるのは、久しぶりでした。


パパイアは、皮をむいたら包丁を叩きつけて、細かく切れ目を入れます。


実がまだ小さいので、硬いだろうと、包丁で削らず、ピーラーで薄く削ります。
 

一巡したら、また叩いて切れ目を入れて削るのを繰り返しますが、中は空洞なので、形を壊してしまわないように手加減しながら叩きます。
空洞の中では、種が育ちますが、日本では冬が来てしまうので、種が大きくなるまえに、幹が枯れてしまいます。


あちこちに、穴が開いてきたらおしまいです。

さて、ソムタムをつくっている写真は、撮るのをすっかり忘れていました。
まず、クロックにニンニクと冷凍しておいた生の唐辛子、干しエビを入れて叩きます。ヤシ砂糖がないので、キビ砂糖を少し加え、レモン汁と皮付きの柚子をライムの代わりに入れ、パパイアの削ったのも入れてよく叩きます。ナンプラーも加えて匙でかき混ぜながら叩き、味をよくなじませます。
ミニトマトはなかったので、割愛しました。


パパイアがしなしなと柔らかくなって味が染みたら、生ピーナツを炒ったものを加えて混ぜます。いつも、ピーナツは荒くつぶして入れていましたが、丸のまま入れてみました。ピーナツをより感じられて美味しいような気がします。
唐辛子は、まもるさんちにもおすそ分けしたので、パパイア一つに三本しか入れませんでしたが、蒸したもち米と一緒に食べないで、ソムタムだけで食べたので、ちょうどいい辛さでした。

もう一つのパパイアでは、インドシナ風サンドイッチをつくりたいのですが、ちょっとハードルが高いものです。
というのは、インドシナ風サンドイッチは、20センチほどの長さに切ったフランスパンに、千切りパパイアをレモン汁とナンプラーで和えたものやレタスだけでなく、パテをはさむという、フランスの植民地だった土地ならではの味なのです。
「パテはつくったことがないしなぁ」
と言いながら、ネットでレシピを探して、冷凍庫を調べたら、おお奇跡、鶏レバー、豚バラ肉、豚ひき肉、ベーコンのほか、必要なスパイスの、ナツメグ、シナモン、丁子などもそろっていました。
ないのはブランデーだけ、それはラム酒で代用するとして、あとはいつつくるかです。







2017年11月19日日曜日

飛ぶ馬


昨朝、起きてカーテンを開けて外を見たら、おや、馬が一匹いました。


でも、遠目に見た方がよかった、拡大してみたら、あまり馬に見えませんでした。
そして今朝、馬は旅だったのか、跡形もなく消えていました。





2017年11月18日土曜日

一瞬、輝いて


いつもは、景色の中に埋もれている、集落の集会所のイチョウが、この時期だけ、松明を灯したように輝きます。


買物の帰りに集会所に寄ってみると、もう散り始めていました。


銀杏は、小粒だからと誰も拾いません。
確か、選挙の投票のころが銀杏の最盛期でした。もう車につぶされたり、雨で腐ったり、ほとんど、目立ちません。


少しだけ拾ってきました。
水に入れておいて、踏んでつぶして、洗えば出来上がりですが、拾うのが遅すぎたので、食べられないかもしれません。
もう、銀杏特有の匂いも、あまりしていません。





2017年11月17日金曜日


 今年のマユミは、今までで一番豪華です。


切っても切っても這い登ろうとするクズをマメに切ってやった甲斐があったのか、たくさんの実をつけています。


と、ご満悦でしたが、散歩道のマユミを見てびっくりしました。


誰も構っていない、道の分かれ目の邪魔なところに生えているマユミ、超健康です。


うちのとは葉が違うけれど、実も違う!
マユミの実はかくあるべしというような実をつけていました。





2017年11月16日木曜日

そんなに見ないで!


今日の作業の中で、出逢ってしまいました。
それなのに、欲しい大きさに切ったら、ちょうど真っ二つに切られて、力を失っていました。
合掌。