2025年10月31日金曜日

キノコの春

大風が吹いたり、大雨が降ったりすると、枯れ木があちこちで倒れます。
これは、森林再生の自然の摂理だと思いますが、この3年間で山に起こった「ナラ枯れ」で枯れたコナラも、これから順次倒れていくことでしょう。山に人工物をつくっているわけではないのに、なぜナラ枯れになるのか不思議に思っていましたが、専門家によると、山の裾につくった人工物が水の流れを遮断して、その悪影響が、上へ上へと広がっていくのだそうです。


我が家の坂道入り口あたりでも、この数年で何本かの大木が倒れてしまい、残った木たちもちょっと元気がありません。


我が家へと入る坂道の入り口がかなり鋭角になっているのは、生えている木をできるだけ切らずに残しておきたかったからですが、残したコナラの中にも、いつのまにか枯れてしまって、切り倒さないと、ある日突然倒れて道を防ぎそうなものがあります。
このきのこが生えている木もそうです。


キノコは、今を盛りと生を謳歌しているところです。


どんどん繁殖しています。




6 件のコメント:

かねぽん さんのコメント...

おはようございます。
美味しそうなヒラタケですね。
もしかしたら毒のあるツキヨタケかも知れませんけど、裂いてみてシミがあるかどうかで分かります。

さんのコメント...

かねぽんさん
なんだかおいしそうだなぁと見ていましたが、ウスヒラタケで間違いないようですね。でも、食べようか、どうしようかなぁ?
きのこは、自分で見つけたのはいつも半信半疑で、結局「食べなくてもいいや」と思ってしまいます(笑)。

かねぽん さんのコメント...

おはようございます。
ウスヒラタケは春から9月頃まで発生して、ヒラタケは晩秋から冬に見られるそうです。
でもキノコは季節外れに出る事もあり、未知の部分も多く難しいです。

匿名 さんのコメント...

春さんのブログのリンクから来ましたが、こちらも春さんのブログですか。
私のところでも以前、ミズナラがダメージを受けたことがありました。
小さい虫が多くの穴を開けたみたいで、そこから樹液が流れ出し、その匂いでさらに虫が集まるという悪循環だったようですが、根元1mくらいを綺麗に刈り払いして、林内を少しずつ刈り払いしたところ復活しました。
アカゲラが飛んできて丹念に虫を獲っていましたからそのおかげだと思います。
その時は、森は本当にバランスをとっているのだなと感心したものです。全国的に広がっている松枯れももしかしたら薬剤に頼るが故、アカゲラもいなくなってしまったのが原因の一つかもしれないと思ったりしました。
人間も森にとって役割があるような気がしています。
   かきつばた

さんのコメント...

かねぽんさん
笠の上が白いのでウスヒラタケかと思った次第です。ネットで見るとヒラタケはかなり茶色いので。
でも、食べないです(^^♪ 
近所に野生のきのこ好きで、見分けることができる人がいるんですが。その彼も、20年ほど前毒キノコを食べて、夫婦で入院したことがありました(笑)。

さんのコメント...

かきつばたさん
最近はとぎれとぎれにしかUPできていませんが、「私の拾いもの」は、私のブログです。最初の頃は拾ったものがいっぱいあって、それをひけらかそう(?)と始めたのですが、あっという間にネタ切れになってしまいました(笑)。
一昨年から顕著になったナラ枯れ以外にも木が弱る状況はいろいろあるようです。私がおぼろげに考えているのは、日本では人間の手が入る里山の歴史が長かったので、里山では生物多様性も進んだのですが、木々は下をきれいにしてもらうのが当たり前という性質を持ったのじゃないかということです。煮炊きの燃料確保、牛馬の飼料確保のため、枯れ枝下草、灌木などはきれいに持ちかえり、土は瘦せてはいるけれど乾いたで生き残った木たちが、木の下にたまった枯葉の下で越冬する病原菌や虫に堪えられないのではないかと思っています。