2025年12月9日火曜日
2025年11月30日日曜日
2025年11月25日火曜日
2025年11月21日金曜日
遅いんだよ!
しばらく前に坂道の掃除をしていたとき、今年はヤマノイモがたくさん生えてきていて、生け垣に絡まっているのを見つけました。
むかごがいっぱいついていましたが、ちょっと小さく、もう少し大きくなってから収穫しようと放っておいて、そのままどのくらいたったかしら、そろそろ収穫時かなと見たら、落ちてしまったのか、むかごは見当たりません。
少しだけ残っていたものも、しなびたり、触るそばから落ちたりしました。
あぁぁ、完全な失敗です。
ところで、石岡の和菓子屋さんで、10月に栗蒸し羊羹を売っていました。季節限定です。
大小、長いまま2種類売っていたのですが小さい方でさえ値段がやけに高く、買う決心がつかなくて小さく切ったものを買って食べたのですが、なんとアズキを使わないで全部栗でできていて、超美味でした。
こんなにおいしい栗蒸し羊羹なら、1本ものを買いに行かなくてはと思いながら時間を見つけられず、今日、やっと行ったら、あぁぁ、今年のシーズンは終わってしまっていました。
2025年11月17日月曜日
ケンポナシ
BOOKCAFEえんじゅのギャラリーに見たことのない実が置いてありました。ケンポナシというそうです。
「これは食べられる」
と織物教室仲間のさかいさん。
この虫こぶみたいなところを嚙むのです。
噛んでみた人みんなの感想は、
「甘い!」
「おいしい}
で、びっくりでした。
例えば、ヤマボウシの実の味だと、好き嫌いがはっきり分かれてしまいますが、ケンポナシの味は誰もがおいしいと言う味でした。もし子どもだったら夢中で噛むだろうし、サトウキビの砂糖がない時代、こんなおいしい甘さがあったのは救いだっただろうとさえ思ってしまいました。
誰も知らなかった中、キルト展をお世話してくださったNさんだけは子どものころよく噛んだとかで、Nさんは誰もケンポナシの味を知らなかったのを不思議がっていました。しかし、こんな形のものを噛んでみるなんて、考えられない。おそらく子どもが最初に噛んでみたのではないかと思います。
これがケンポナシの木です。
わりと大きめの葉っぱ、まだ実が生っているのが見えますが、
熟れると、下に落ちてしまうようです。
2025年11月13日木曜日
2025年11月11日火曜日
2025年11月7日金曜日
ヒミズ
先代猫のトラが若いころは、毎日のように寝室にネズミの死骸が転がっていて、大迷惑したものでした。夜中にネズミと遊んでバタバタしている音で、目を覚ますこともありました。
ところがタマとマルは一度もネズミを室内に連れてきたことがありません。もっぱらカナヘビ専門ですが、3度ほどヘビを室内に連れ込んできて、私はキャーキャー騒ぐだけ、夫に出動してもらったことがありました。
そのうちの2度はおそらく同じヘビ、1度はマルの手が届かないところに逃げ込んで姿が見えなくなり、仕方なくそのままにして置いたら、次の次の日に出てきたのか、またマルに遊ばれていたところを救出して外に逃がしました。
昨日、水屋に乾いたお皿を片づけようと近づくと、足に何か触りました。
「わぁ、ヒミズだ!」
転がっていたのはモグラの仲間のヒミズでした。
ということは、半年ほど前に庭にヒミズが転がっていたのも、猫どもの仕業だったのね。ヒミズを見るたびに、小さな手でよく土が掘れるものだと感心してしまいます。
2025年11月3日月曜日
ザクロ
「拾ってきたよ。好きだろう?」
と夫がザクロをくれました。
日々の生活に無頓着で、何もかも忘れてしまう、というか覚えようともしていない夫ですが、ザクロを見たとき、私がザクロを好きだということを、奇跡的に思い出したようでした。
ザクロを手にするのは久しぶり、さっそく割ってみましたが、いつから落ちていたのか、一つは半分腐っていて、もう一つは全部腐っていました。
そのことを夫に話すと、あっさりと、
「じゃぁ、生っているのを採ってきてやるよ」
と言います。
「それって、泥棒じゃない」
「いや、誰も採っている気配はないね。腐っていっぱいおちているし」
というわけで、数日後、夫が約束通りザクロを採ってきてくれました。
いつ見てもきれいなルビーのような実、あっという間においしくいただきました。
中東のザクロと違って種は固いので、吐き出さなくてはなりませんでした。
2025年10月31日金曜日
キノコの春
大風が吹いたり、大雨が降ったりすると、枯れ木があちこちで倒れます。
これは、森林再生の自然の摂理だと思いますが、この3年間で山に起こった「ナラ枯れ」で枯れたコナラも、これから順次倒れていくことでしょう。山に人工物をつくっているわけではないのに、なぜナラ枯れになるのか不思議に思っていましたが、専門家によると、山の裾につくった人工物が水の流れを遮断して、その悪影響が、上へ上へと広がっていくのだそうです。
我が家の坂道入り口あたりでも、この数年で何本かの大木が倒れてしまい、残った木たちもちょっと元気がありません。
我が家へと入る坂道の入り口がかなり鋭角になっているのは、生えている木をできるだけ切らずに残しておきたかったからですが、残したコナラの中にも、いつのまにか枯れてしまって、切り倒さないと、ある日突然倒れて道を防ぎそうなものがあります。
このきのこが生えている木もそうです。
キノコは、今を盛りと生を謳歌しているところです。
どんどん繁殖しています。
2025年10月29日水曜日
2025年10月28日火曜日
2025年10月27日月曜日
夫の買いもの
「栗を買ってくる」
この時期、我が家では 圧力釜で茹でた栗をよく食事代わりに食べています。夫はお米が大好きですが、お米を食べると血糖値が上がると信じ込んでいて、そうめんやお蕎麦なら大丈夫、栗ならもっと大丈夫と思い込んでいる節があります。
「どれだって、少量なら同じようなものでしょう?」
「いやいや、お米を食べた次の日は血糖値が高い」
そう言って、お蕎麦や栗はたっぷり食べるのです。
栗を買いに行った夫が、アケビも買ってきました。
「これ好きだろうと思って」
「えっ、私買ったことないけれど」
近くに生っているものを食べることはありますが、私が食べるのは皮だけ、買ったことは一度もありません。
仕方がない、料理しましょう。包丁で半分まで切り込みを入れて、種とそのまわりを取り除きました。中身は夫に、
「食べてみる?」
と差し出しました。
おそらく販売用に栽培しているアケビで、皮がとても肉厚です。
詰めものとして、豚肉少々、ネギ、インゲン、シイタケ、しょうがを細かく切ったものを用意しました。
炒めて、しょうゆで味付けして、中身を取り除いたアケビに詰めます。
フライパンで焼くだけで火が通るのかどうか心配でしたが、山形の郷土料理なのでオーブンを使わないでやってみました。蓋をして時間をかけて皮に火を通しました。
1つを4つに切って、二人で一つずつ食べたのですが、夫はアケビの皮をちょっと残していました。では、何のために買ったのか? ちょっと目を惹かれただけに違いありません。
「これって、なんだったっけ?」
「えっ!」
アケビだということも知らずに買ったのでした。
今日は残ったアケビをオーブンで温めなおして食べてみようと思っています。
2025年10月25日土曜日
2025年9月23日火曜日
2025年9月14日日曜日
ヒメイワダレソウ、いろいろ
昨年、長男の住む糸島に行ったとき、町はずれの4人がやっと座れるくらいの小さなコーヒーショップに行ったことがありました。そこでコーヒーを飲むというより豆を売ったりテイクアウトが中心の店でしたが、店の前の畳2枚ほどの小さな庭に、ヒメイワダレソウのような植物がびっしりと育っていました。
「あら、ヒメイワダレソウかしら?」
「栽培種でクラピアって言うんだ。ヒメイワダレソウよりびっしりカバーするよ」
と息子。
「今年はあまり踏んでないからちょっときれいじゃないんでけれど」
と若い女性の店主。
クラピアは、踏めば踏むほどきれいに広がるのだそうです。
我が家のヒメイワダレソウもちょっと背が伸びてほわほわして徒長のように見えたとき、「そうだ、踏んだ方がいいんだった」と思い出し、それまで踏まないように石を置いていたのを無視して、極力踏むようにしていたら、今年はきれいに広がりました。
ところで、ネットでヒメイワダレソウと検索すると、外来種のリッピアというのが出てきます。そして、リッピアは繁殖力が強いし、冬場は汚いので植えない方がよいと書いてあります。
わぁ、紛らわしい!
我が家のヒメイワダレソウは、そんなに繁殖力はないので、リッピアではなさそうですが、外来植物のようです。その昔、母が苗を運んできたジュウニヒトエも、紫の花が咲くのは外来種らしいと知って、驚いたことがありました。
見慣れた庭の植物たちが、じつは世界を股にかけて繁殖しているのを知ると、そんなものだろうと思ったり、ちょっと複雑な気持ちになったりします。

















