2011年9月26日月曜日

羊の角



老舗の陶器屋さんで買った木の実が、ベイゴンフルーツという名前で花材屋さんで売られているということを、Tomokiさんに教えていただいたので、ネットで検索してみました。

確かにどの種子も、みょうちきりんな名前がついているのですが、いろいろ種類があります。

中から三種類ほど選んで、注文してしまいました。
送料+手数料の方が、高くついてしまいましたが。




そのひとつ、シープホーンと呼ばれているものです。
うずら豆と比べてみると、大きさがわかります。




こうやって見ると、本当に角のようです。
あてずっぽうですが、オーストラリアかニュージーランドあたりの、針葉樹の実でしょうか?




種は、うろこ状の表皮の中にあるのだと思いますが、熟したら、ぱちんと二つに裂けて、巻きながら種子を飛ばすのでしょう。

植物も、子孫を残すために、いろいろ考えるものです。




10 件のコメント:

  1. 紹介されたお店、のぞいてきました。
    イロイロあるもんですねぇ~!そして買う人も・・・(笑)

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  2. Shigeさん
    すみませんねぇ、買っちゃって。三種類だけですよ、三種類(笑)。
    拾うのが王道としたら、こちらは、なんでしょう、横着道でしょうか。
    できたら、地球の隅から隅まで歩きたいです。足腰は弱ってきていますが(笑)。

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  3. 僕も昔購入しました。横着道でも、好きなものでついつい。世界の裏側の実は拾えませんから。

    これ、タルホーンと言う名前でも売られていますが、名前の由来は不明です。

    正体は、パナマソウの花序を若いうちに縦に切れ目を入れて乾燥させたものです。

    パナマソウと言えば、パナマ帽を作る原料となる繊維を取る植物で、中米にあるとか。
    おそらくそのパナマソウの栽培している畑で花がよく咲くけど、利用されない状態だったので、誰かが考え出したんだと思います。日本で見かけるようになったのは、5年ほど前でしょうか。

    面白いものを考えますよね。

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  4. Tomokiさん
    あはは、オーストラリアの針葉樹の実というのは、ただのあてずっぽうでした。
    パナマソウの写真を見つけてヤシ科かと思いましたが、パナマソウ科なのですね。
    昔私の祖父は夏になると、白い麻のスーツを着てパナマ帽をかぶり、自転車で舗装していない道を出勤していました。
    パナマの座布団カバーもありました。ひんやりして、いい気持ちでした。

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  5. 先日、意識高い系の花屋でこのシープホーンが売られていました。お店の人に「これは何の松ぼっくりですか?」と聞いたら「マツだとは思うのですが、花材屋さんからそのまま仕入れて、名前はわかりません」との返事でした。商品の素性を知らないんだ~と買いませんでしたが、「松ぼっくり、羊の角」で検索したら一番に春さんが出てきて(笑)、正体がわかりスッキリ!
    生きたヤドリギも1枝2,000円で売られていました(1枝がどれくらいかは不明)。ヤドリギを初めて見ましたが、透き通った黄色や赤い実がかわいいんですね!

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  6. これずっとパナマソウの花序を裂いたものだと思っていたんですが、パルミラヤシの雄花序を裂いたものではないかという疑義が浮上しています。

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  7. hiyocoさん
    恐れ入りました(笑)。
    ヤドリギが売られているのも驚きです。でもヤドリギっていろいろあるのでしょうか?落葉樹につくヤドリギは時々見ますが、子どものころ噛んでいたヤドリギは松だけに着くヤドリギだったと思います。

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  8. Tomokiさん
    お久しぶりです(笑)。
    パルメラヤシは高くなるので、登るのが大変です。ヤシ砂糖をつくるために木から落ちて死んだり大けがした人を何人か知っていますから、それはないかなぁと思ってしまいます。
    パナマソウって低いですよね。やっぱりこっちじゃないかなぁ。もんでおけば樹液の出るパルメラヤシの花序を、命がけで切って売るっていうのは、ちょっと考えにくいです(^^♪

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  9. このシープホーンもしくはタルホーン、とても気になります。花材として輸入されているから、中南米のどこかで産業として作られていると思うのですが、検索してもかすりもしません。名前が名前だけにほんとの羊の角ばかり。Panama hat palm(パナマソウ)でも難しいです。いつかスッキリ解明したいです。
    ヤドリギを「噛む」とはどういうこと?とまたまた引っ掛かりました。枝をガジガジ噛むのかと思いましたが、実をチューインガムのように噛むのですね(笑)!マツグミという種類だそうですよ~。ヤドリギは外国のもと思っていましたが、日本にも昔からあるのですね。

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  10. hiyocoさん
    ははは、「昔」からありました。
    農閑期の冬には、一年中の燃料として山の松の木を切り出し、木でつくった猫車(http://koharu2009.blogspot.com/2012/12/blog-post_28.html)に積み込んで運び出す姿がよく見られました。そんなとき、三尺に切った松の木を山と積んだ上に、ヤドリギを括りつけているおじさんがいることがあって、「うらやましいなぁ」と見ていました。子どもが喜ぶので持って帰っていたのです。顔見知りのおじさんなら、ちょっと分けてくれたこともありました(なかったかな?笑)。
    学校にヤドリギを持って来た子はその日のヒーローでした。出し惜しみしながら数粒ずつ分けてくれた実を噛みました。海ほおずきとともに宝物のようでしたね。海ほおずきは、魚売りがくれることがありました。

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