2011年11月30日水曜日
2011年11月29日火曜日
2011年11月28日月曜日
ひたちなかの海
「日曜日に、どっか行きたいところある?」
「そうねぇ。海かなぁ」
と話がまとまり、久しぶりに海に行きました。
もっとも、いつか行ってみたいと思っている九十九里やいわきの久ノ浜ではなくて、ホームセンターで買い物がてらの、いつもの阿字ヶ浦です。
ひたちなか港の魚市場は、魚の種類と量でも、お客さんの数でも、ほぼもとの賑わいをとり戻していました。
そこから、海沿いに阿字ヶ浦に行こうとしましたが、まだ通行止めのままです。
車を降りてのぞいてみると、工事はやっとはじまったようでした。アスファルトは撤去されていますが、下地はといえば、大きく波打って陥没しています。
この状態では、復旧にはまだまだかかりそうです。
例によって、ちょっとだけ、海辺を歩いてみます。
発泡スチロールの大きい浮きがたくさん寄っていましたが、みんな傷んで劣化しています。
テトラポットに突き刺さった木や、家の一部だった柱などは、コケが生えたり、風化したりしていました。
プラスティックのボールを拾いました。
INTEXの文字と、
反対側には、CHINA CHINEの文字が見えました。
ボールではなくて、もしかしたら浮きでしょうか?
2011年11月27日日曜日
ススキのミミズク
ススキのミミズクをつくってみました。
ススキの穂はまだしっかりしたものを採って、一週間くらい干しておきます。左が採って来たばかりの穂で、右が乾燥して開いた穂です。
穂先だけ切り取って使います。
あまりしべの太くない、穂は長いものを選びます。
タコ糸を25センチくらいに切り、先に結びこぶをつくります。結びこぶを下にして、うえを向けた穂でくるむようにして、別のタコ糸でしっかり結びます。
結んだところに、二、三本の穂をぐるぐる巻きつけて芯にして手で押さえ、結んだ穂を均等に開いて形を整えて、再び結ぶと頭ができます。
真ん中に入れておいたタコ糸は、ぶら下げるための紐になります。
別の穂を用意して、頭の周りを薄く均等にくるんで、
また結びます。
お腹の部分は膨らませないで下に折り返し、それ以外の羽になる部分はほっこり膨らませて折り返し、またしっかり結びます。
これで、ミミズクの形が見えてきました。
尻尾は切り揃えます。
最後に結んだタコ糸の上に帯を貼りつけ、色画用紙を切り抜いて、目と耳をつくってボンドで貼ったらできあがりです。
たくさんのススキを使いすぎて、ちょっと大きめのミミズクができてしまいました。
2011年11月26日土曜日
アメリカハナミズキ
2011年11月25日金曜日
バナナ?
Iさんの家で、我が家のバナナの親の親であるバナナを見ました。
花は赤紫色をしていますが、実は貧弱です。
そして、今回初めて感じたのですが、Iさんのバナナの木姿は芭蕉のようでした。
これまでバナナと聞き、バナナと信じていましたが、やはりTomokiさんのご指摘のように、芭蕉の可能性の方が高いようです。
我が家のバナナ改め、芭蕉です。
これは数日前の写真ですが、霜が降りたのか、今日は真っ黒く朽ちています。花は食べようと摘んでしまったのでついていません。
八月に生りはじめ、暑い日々もたくさん過ごしたというのに、実はまったく育ちませんでした。
「芭蕉は温帯でも育つが、めったに花を見ることはない」
と書いてある図鑑もあります。
しかし、バナナにもたくさんの種類がありますから、芭蕉にも、温帯で花の咲くものなど、いろいろな種類があるのでしょう。
こちらは、『原色牧野和漢薬草大圖鑑』の芭蕉です。
実のつき方が、我が家のものとよく似ています。
そして、こちらがバナナです。
バナナの葉は空を向かず、柔らかくしなっていますが、我が家の芭蕉の葉も柔らかくしなっていて、このバナナとそっくりです。
いずれにしろ、花も実も脂(ヤニ)が強くて食べられそうにないことはわかりましたが、見るだけなら、花も実も楽しめることもわかりました。
2011年11月24日木曜日
スダジイのどどんぐり
Tomokiさんに、美味しいと教えていただいたスダジイのどんぐりを、たっぷり拾ってきました。
殻斗を被っているものははずして、きれいに洗いました。
そして、ほうろくで炒ること数分。
いくつかはぜてから、火から降ろして、皮を剥いていただきました。
ちょっと乾燥させた栗のような味でしょうか。
栗よりは甘さが少ないものがほとんどでしたが、ときおり、ほぼ栗に匹敵するほど甘いものもありました。
夫は十粒ちょっとで、剥くのが面倒と、ギブアップしました。
私は、50粒くらい、美味しくいただき、縄文人の気分を味わいました。
2011年11月23日水曜日
トトリ
役場に行って、駐車場でふと足元を見ると、どんぐりが二つ落ちていました。
あらっ、と見上げても、ひょろっとした欅の木があるばかりです。
「どこから来たのかしら?」
見回すと、かなり遠くにスダジイの木がありました。
行ってみると、根元にはたくさんのどんぐりが落ちていました。
先日雨が降ったので、どんぐりは雨に叩かれて、泥まみれです。
毎日、クヌギやコナラのどんぐりしか見ていない目には、縦縞模様のどんぐりは新鮮に映ります。
韓国語で、どんぐりのことはトトリと言います。
かつての職場の近くに韓国の食材・食堂街があり、「トトリ」という名前のレストランでは、定食にはトトリがついていました。
トトリは、どんぐりを粉にして固めた、ゴマ豆腐のようなもので、とても美味でした。今年の秋、久しぶりに旧職場に行くことがあり、元同僚たちと「トトリ」に行きました。しかし、店内は改装され、メニューも変わって、残念ながらトトリは姿を消してしまっていました。
スダジイの実は、渋くなくて美味しいそうです。
でも、トトリにして食べようと思ったら、一握りではなくて、もっともっと拾はなくてはなりません。
2011年11月22日火曜日
歯医者さんの紙コップ
歯医者さんから、六ヶ月検診の案内が来ました。
見ていただくと、歯の外側はよく磨けているけれど、内側はよく磨けてないとのこと、下の歯の内側の歯石を取っていただきました。
ガリガリ削られる、歯医者さんでの楽しみはほとんどありませんが、うがい用の紙コップだけは楽しみです。
というのも、いつもの歯医者さんの紙コップは、模様がいろいろあって、動物シリーズだったり、水玉シリーズだったり、その時々に楽しめるからです。
メガネをはずしていたので、はっきりとは見えませんでしたが、今回の紙コップは、富士山や参勤交代の絵がついているようです。思わず、
「いただいて行っていいですか?」
とたずねてしまいました。
帰りに、いただいて行こうとしたら、
「こっちの未使用のを持って行ってください」
と、三つもくださいました。
待合室でメガネをかけて見ると、お駕籠に乗っているお殿さまは、「歯」でした。
水色のコップは、黒船に乗っている「ペリー歯」です。
そして黄色のコップは、出初式の「火消し歯」でした。
嬉しかったけれど、三つもいただいてしまったので、上の歯の歯石を取ってもらいに行く楽しみは、ちょっと減ってしまいました。
2011年11月21日月曜日
2011年11月20日日曜日
エビスグサのお手玉
数本生えていたエビスグサが邪魔になり、抜いて焚き火場に積み上げていました。
ある夜、布団の中でうつらうつらしているとき、ふと、
「エビスグサの豆をお手玉の詰めものにしたらどうだろう」
と思いつきました。
お手玉の詰めものには、通常小豆やくず米を使います。小豆はちょっと粒が大きすぎるし、くず米はいい具合ですが、遊んでいるうちに割れてきます。
なにより、食べられるものを、遊びに使ってしまうという後ろめたさも感じてしまうので、エビスグサの豆はぴったりではないかと思ったのでした。
翌朝、豆だけを採って、殻をはずしておきました。
お手玉の布は、9センチ×5センチに切ります。
お手玉一つにつき、布4枚を風車のように組み合わせ、5ミリの縫い代で縫います。
長辺と短辺を合わせて縫い、角まできたら、角と長辺(この場合は模様布)の中点をしっかり合わせながら、四辺のうち二辺を縫います。、
立体的になってきました。
次も同様に縫いますが、ひっくり返して詰めものを入れるため、次は2-3センチ、縫い残しておきます。そしてその次は二辺全部縫い、最後はやはり少し縫い残しておきます。
初めて、あるいは久しぶりに縫うのでわかりにくかったら、角まできたらいちいち糸を切りながら縫えば、間違えないかもしれません。
ひっくり返すために縫い残したところを除いて、できあがりです。
裏返して、角を針で整えます。
詰めものを入れたら、口をまつります。
詰めものが足りないと、軽くて遊びにくいし、多すぎるところころして手になじみにくくなります。
一つにつき、50グラムほどのエビスグサを使いました。
五つあれば一人遊びができます。
「♪おじゃみ、おふた、おひとつおとして、おさら♪(ん?何地方の遊び?)」
というのもできますし、五つ並べて掌の上に置き、投げ上げて全部を手の甲で受け止め、もう一度投げ上げて、掌を下に向けたまま、上から掴み取って、いくつ取れるかを競うこともできます。
もちろん、ジャグリングもできます。