2018年11月30日金曜日

落ち葉


コブシの葉はほぼ散りました。
最後の落ち葉掃きをすれば、来春までもう手間いらずです。


クヌギやコナラはまだまだです。
 

今日はきれいに掃き集めました。


でも、明日になればまた葉がたくさん積もっているでしょう。
しばらくは、小坊主さんの欲しい日々が続きます。






2018年11月28日水曜日

柚子ジャム


Kさんには、都幾川の畑で採れたゆずもいただきました。
Kさんと都幾川の関係はなんて言ったらいいか、お住まいは東京で、都幾川にも家があるのですが別荘と言うわけではありません。
お連れ合いのMさんは、都幾川に週3回以上通って畑をつくっていて、その村で一番畑に出ているのはMさんと言われているくらいですが、泊るとなると別もののようです。
というのも、炊事は竈、お風呂は薪をくべる五右衛門風呂で、畑仕事をした後に、そうとうエネルギーを残しておかないと、泊るのもまた一大仕事のようです。
そんな生活を15年くらい続けていらっしゃいます。


さて、ゆずは2キロちょっとか、半分に切ってジュースを絞り、皮は千切りにしました。
皮は何度も茹でこぼして苦みを取るのが普通ですが、その苦みがいいので、一度下茹でしただけで、つくりました。


鍋にゆずのジュース、皮、砂糖は重さの25%、そしてペクチンを抽出するために取り分けて置いた種を、お茶用のペーパーバッグに入れて中火で煮ます。


ヨーグルトと食べるジャムがちょうどなくなっていたところでした。





2018年11月27日火曜日

チュニジアのザクロ


東京から遊びに来たKさんが、バッグから大きなザクロを取り出しました。
「ノーベル賞をもらった「チュニジア国民対話カルテット」のうちの一人が来日したとき、僕にくれるためにチュニジアから持ってきたんだ。よく検閲を通ったね。食べ方を知らないから持ってきた。もう一か月も前にもらったんだけどね」
とのことでした。
Kさんは、長らくアフリカのための運動をしてきた方です。


そのザクロは、大きくてずっしり重い、まだ水分が十分あります。

ザクロは、ティグリス川東方のザクロス山脈あたりが原産地、5000年以上栽培されてきた、古い果物です。熱帯にも温帯にも育つ木はそう多くはありませんが、ザクロはその一つです。
1960年半ば、初めて日本を出たときの寄航地がレバノンのベイルートでした。当時は飛行機も少なく、ベイルートでアクラ行きの飛行機を二日ほど待ったのです。
活気にあふれた街角で、ピタパンに肉、野菜、ハーブ、そしてたくさんのザクロの実を挟んんだサンドイッチは初めて食べる味、とても美味しかったことが思い出されます。


その日、食後にザクロも出すと、みんな手を伸ばしました。
やっぱり種が柔らかい。日本のザクロ(もう長いこと食べていませんが)は種を出さずには食べられなかったと思うのですが、地中海のザクロはそのまま食べられます。


さて、次の日、お皿に少しザクロが残っているなと横目で見ながら、泊った人たちの朝食の支度をしていて、気がついたら、ザクロはなくなっていました。
Hさんに食べられたのです!
まっ、いいか。
ちょっと元気がなかったHさん、きっとザクロで元気が出たことでしょう。


チュニジアは、この右端をまっすぐ行った方向にあります。





2018年11月26日月曜日

カラフルな拾いもの


海に行きました。
北の方じゃないから、ときおり漂着もするようですが、ガラス浮きはなかなか望めません。
でも、プラスティック浮きも好きです。いっぱい持っているのにまた拾ってきてしまいました。


元は何だったかわからない、細々したプラスティックたち。つい拾ってしまいます。


これは夫が拾った貝。
「貝の上に別の貝が乗っかっているようだろう?」
ほんと、模様だと思うけれど、そう言われればそんな感じです。


十年ぶりくらいに出逢った、サメの卵殻。
Shigeさんによると、カスベ類の卵殻だそうです。


ツメタガイにやられて命を落とした貝たち。
大竹海岸の貝種は限られていて、貝はそう楽しめません。


そして、たくさん持っていて、拾ったクルミだけで引き出しがいっぱいなのに、古そうなクルミを、また拾ってしまいました。







2018年11月25日日曜日

トチのたいまつ(二)


トチのたいまつが続いています。


家の中からは、もっとハッとするくらい明るく見えますが、写真ではその明るさがあらわせません。


食卓の窓も明るい。もっとも、食卓が明るいのは、すでにカツラの葉が散ってしまったことにもよります。


今年もこれから、落ち葉を掻き集めて燃やさないといけません。


暖冬傾向が続いているので、トチやコブシの落ち葉をそのままにしていると、葉につくカビが根元で越冬して、その次の年まで残ってしまうそうです。
落ち葉を掻き集めるようになってから、夏に葉が枯れて落ちてしまうことはなくなりました。






2018年11月22日木曜日

名残りカマキリ


「カマキリさん、寒くなったのに、まだうろうろしているんですか?」


「木の葉もすっかり散ってしまいましたよ」
 

「私だって、好きでうろうろしていません。卵をこのあたりのハナショウブに産もうと来たらないので困っているんです」
「あぁ、きれいに切っちゃったわ。切られないものを見つけて産んでね」








2018年11月21日水曜日

アカガエル


砂を入れた舟から砂をとろうと近づいたら、何かがごそっと動きました。
 

アカガエルでした。
庭でアカガエルを見たのは初めて、いつもいる連中は、チビガエルばかりです。
 

何度か砂を取りに行っても、同じ姿勢でいましたが、カメラを近づけると、やっと方向を変え、


頭を隠しました。






2018年11月20日火曜日

棕櫚の葉の籠


木のたまごの苔を枯らしてしまったので、植えた方に植えなおしていただくよう持っていったとき目にした、棕櫚の葉の籠です。
葉を一枚でなく二枚使っています。


横はどうなっているんだろうと勝手に外して見せていただくと、一つ一つ結んでありました。
結ばないで差し込んだだけでも形づくれそうですが、強度的には弱くなりそうです。


実用には向いていないものの、ドライフラワーを投げ入れたりするのに、素敵でした。






2018年11月19日月曜日

アカネの実

我が家の敷地境界線に植えてある生垣の外側は、急な斜面になって下っています。そこをこの夏、イノシシに掘り返されました。
生垣はオオムラツツジやドウダンツツジの寄せ植えですが、根っこがあちこちで飛び出すほど掘られ、土手は崩れ、どこもでこぼこになってしまいました。
足場が悪いのを理由に、年に二、三度は行う、足元の草を刈って生垣を整えるという作業を、この夏は怠り、放置していたので、生垣の足元には篠竹や草が生い茂り、ところどころにセイタカアワダチソウが花を咲かせ、生垣にはヤブカラシやヘクソカズラが覆いたい放題、覆っていました。
草の勢いが衰えた今頃、やっと手入れする気になり、三日ほど作業しました。崩れた土を盛りなおすことはできませんでしたが、幅が年々広くなってきた生垣に頭を突っ込んで下草を刈り、生垣も刈り込みました。


と、アカネが実をつけていました。


相変わらず、引っ張れば簡単にぶつぶつ切れ、根絶できないしたたかさです。この実の感じでは来年もたくさんの芽を出すことでしょう。

ヘクソカズラの根も、ヤブカラシの根も、生垣の下で縦横無尽、鎌を伸ばせばどちらかに当たるくらいです。
イノシシさんにヘクソカズラやヤブカラシ、そしてアカネも掘って持って行っていただくとありがたいのですが、なかなかそうはいかないものです。

先日は、近所の植木屋さんが来て、生垣を大きくしない剪定法を教えてくれました。また、11月ごろの年一回だけの剪定で、一年を持たせるというのです。要領はだいたいわかったので、教えられたようにやってみました。
来年は、年にたった一度の剪定で生垣が保たれると、ずいぶん楽になるのですが、どうなることでしょう。






2018年11月18日日曜日

いただきもの


一日に、いろいろな方からいろいろいただいちゃいました。
Sさんにいただいた元気なツルムラサキは、夫が肉、卵、前日のおでんの残りの里いもなどと炒め、おいしくいただきました。
夫の料理はいつも、残りものやそのときあるものを取り混ぜて、テキトーにつくるので、おいしいこともあり、おいしくないこともあります。二度と同じものはつくれません。
どうやってつくったかも覚えない、訊くだけ無駄ですが、ガス台の周りにはオイスターソースのビンなども散らばっていました。


Aさんにいただいた瑞々しいハヤトウリ。
さっそく、トマトソースで煮込みました。タガログ語ではサヨーテと呼ばれ、フィリピンではあちこちに、サヨーテ畑が広がっています。ちょっとかがんで入れるくらいの高さに針金を張り巡らして育てます。


実は炒めたり、煮込んだりして食べますが、蔓の先も炒めて食べます。
これがおいしい!


Nさんにいただいたフクレミカンです。
フクレミカンは、皮を乾燥させて七味唐辛子に入れるために栽培されていますが、香りがよくて食べてもおいしい、筑波山周辺の特産のミカンです。
お客さまに出したら、とても喜ばれました。
我が家にもフクレミカンの木がありましたが、夫がテキトーに移植して、枯らしてしまいました。







2018年11月17日土曜日

うちのブナ


うちのブナに光が当たっています。


いつまでも、ひょろひょろと頼りなかったし、一度は幹が虫に食われて、折れてしまいそうになったこともありました。
でも、なんとか見栄えのする木に育ってきました。
この冬は、周りの木を切って、もう少し陽がよく当たるようにしてやりたいと思います。

ところで、私は鼻は敏感な方だと思うのですが、カツラの香りも、ブナの香りも経験したことがない、全然わかりません。






2018年11月16日金曜日


最後に一つだけ残っている、ビニールハウスの物置の中を整理していて、その前の地面に点々と落ちている実に気づきました。
ナツメです。


見上げると、あれぇ、ナツメは全部干しナツメになってしまっていました。
食べて見ると、自然にできた干しナツメはちっともおいしくありません。


やれやれ、せっかくたくさん生ったのに、無駄にしてしまいました。


見た目はおいしそうなのに、残念でした。







2018年11月15日木曜日

レースのほおずき

 

今年はたった一本しか生えなかったほおずき、下の方の二つは袋(が虫に食われて、いい感じになっています。


上の方の三つは、袋がレースになる気配もありません。


下から二番目のは、もう少し虫に食われないかと残しておき、一番下のを採ってみました。


確か、もっときれいなレースのほおずきを持っていたよなぁと探してみましたが、あちこちからほおずきは見つかりましたが、レースのほおずきは見つかりませんでした。