2019年2月28日木曜日

ボール

八郷のあたり、集落の中でもっとも家が密集しているところを、「宿(しゅく)」と言います。
その昔、歩いて峠を越えたり、筑波山や加波山に登ったりするための、お宿があったのが、そう呼ばれるようになったはじまりかもしれません。
商店も立ち並んでいたそうです。

 

その「宿」の中心にある日笠神社は、800年以上前に、ここに建てられた神社です。


神社を背にして見ると、石碑の向こうに郵便局が、その向こうにはコンビニエンスストアがあり、その向かいにはお蕎麦屋さんがある、一大繁華街というか、家屋密集地です。


日笠神社の境内に、古ぼけた大きめのボールが落ちていました。ソフトボールでしょうか?
境内でボール遊びをしている子どもたちを見たことがありませんが、近くに住むH家の子どもたちが忘れたのかもしれません。
もちろん、拾いませんでした。







2019年2月24日日曜日

ロゼッタから花が!


散歩道の道路わきにピンクの花、ホトケノザにしてはちょっと違うかと目を近づけてみると、全然違う花でした。


よく見ると、あちこちに咲いています。
こちらの色の方が近い、濃い色の花です。
  

あの、冬の間葉を広げてロゼット状になっていた 植物の花でした。


葉を見たときは、てっきりノゲシのように大きくなるのかと思っていました。けれど、葉は広げたまま、花の茎だけ伸ばしています。


フウロウソウ科には見えるけれど、何という植物かわかりません。
急にはびこっている気がします。





2019年2月21日木曜日

ちょっと大きくなりました

台所に転がしていて、芽と根を出したハヤトウリを土に植えてやったのは、1月の終わりでした。


毎日見ていてもちっとも大きくならないので、最近は見るのも怠っていました。


水をやろうとふと見ると、わぁ、芽が伸びていました。


やったなぁハヤトウリ!
3月の終わりには定植するつもりですが、
「どうせ、うまく育たないだろう」
と、水管理、温度管理を思って、今から腰が引けています。






2019年2月15日金曜日

スズメバチの小さな巣


陽ざしもなく、うすら寒いのでストーブを焚いています。
ストーブで燃やす薪を取り出していたら、薪置き場にスズメバチの女王蜂がつくった巣がありました。
テニスボールほどの大きさです。


晩春から初夏にかけて、女王蜂は一匹だけで巣をつくります。
例年でも働き蜂が来てくれる前に、巣づくりの過労で、力尽きて死んでしまう女王蜂が多いいとか、あちこちに小さな巣が残されます。
ところが昨年、2018年は、女王蜂が巣をつくる時期に、異常に温度が高くて、ほとんどの女王蜂が死んでしまい、記録的にスズメバチが少ない年になりました。


まわりは、和紙ほどの厚さです。
全然好きじゃないけれど、今年はスズメバチにはちゃんと例年ほどの数は育ってほしいです。
もちろん目の敵にして、まだ小さいときに巣を叩き落すかもしれませんが。





2019年2月14日木曜日

松ぼっくり

夫が用事で水戸に行くと言います。私はもちろん、家にいるつもりでした。
「多分すぐ済むから、何かおいしいもの食べようか。今日は誕生日だし」
あらっ、よく覚えていてくださいました。では、と一緒に行きました。
通り道に、たまに行く食べ物屋さんが見えたので、
「あそこで食べる?」
「いや、お昼休みになりそうだから、先に用事を済ませようか。まず、どこにあるか確認しておきたいし」
というわけで、目的地を探し当てたときはすでにお昼休み直前でした。
「ここに車を止めて歩こうか。蕎麦屋がすぐそこにあったから」
確かに、お蕎麦屋さんがあります。私の好きなものを何でも食べていいという話とはずれていましたが、そこでおそばを食べて、そのあたりをぶらぶらし、1時になると夫は目的の建物の中に消えていきました。


向かい側に、ダイオウマツが見えたので、私は松ぼっくりを探しに行きました。


掃除が行き届いているのか、傷んでいない松ぼっくりはほとんど落ちていませんでした。
右のは、踏まれて傷んだのかリスに食べられたのか不明です。


ダイオウマツは、世が世なら水戸のお殿さまであった徳川宗敬(むねよし)が、サンフランシスコ条約締結(1952年)のおりに、アメリカより持ち帰ったのが最初らしいので、水戸とは深い関係にあります。


世にはどんぐり派と松ぼっくり派といるようですが、私はどうやらどんぐり派、記念写真は撮りましたが、松ぼっくりはストーブの餌となりました。

さて、夫の用事はすぐ終わると聞いていたのですがたっぷりかかり、しかもいったん別のところに行ってそこでも待ち、また最初のところに帰ってきたりして、私の誕生日は待ちぼうけの連続となりました。


おかげで、いつもは車でちらっと見るだけのこれを、写真に撮ることができました。


黄門さまがご覧になったらどう思われるか、私は当事者ではないのでニヤッとするだけです。







2019年2月12日火曜日

黄色い春

農産物直売所でサンシユの枝を売っていました。
もうそんな季節かと、我が家のマンサクを見てみました。


あらぁ、まだまだつぼみは固いようです。


でもよく見ると、ちょっとだけ黄色が見えます。


サンシユはもっと固いみたい。


でも、こちらもちょっとだけ黄色が見えました。
週末は暖かいそう、どちらか開くでしょうか?






2019年2月10日日曜日

ヘーゼルナッツ

フルーツケーキをつくろうと思ったら、ヘーゼルナッツが消えています。
2か月も前に買って、まとめておいた箱の中にも、その周辺にもありません。
「食べたんじゃないの?」
疑いは夫にかかります。
「食べねえよ」
「この前、クルミを食べていたじゃない!」
「クルミだけだよ」
もうケーキをつくるのは無理か、とあきらめかけていたとき、ためしに豆入れの中を見てみました。
なんと、豆入れの箱のひよこ豆のわきに収まっていたのはヘーゼルナッツ、犯人は私でした。


ひよこ豆にはかなり大小があります。
大きいなとは思ったのですが、すっかりひよこ豆だと思ってしまっていました。
よかった、ヘーゼルナッツを豆の箱に入れ替えたときは、茹でるためにひよこ豆を水に浸した日でした。もう少しでローストしてあるヘーゼルナッツを茹でてしまうところでした。
「ごめんね。間違えちゃった」
「だろう」
疑った夫には、ヘーゼルナッツ数粒で許してもらいました。


フルーツケーキが焼きあがってみたら、つなぎの小麦粉が少ないので、ヘーゼルナッツがごろごろしています。
「わぁ、切りにくそう!」


思ったほどでもありませんでした。

しかし、このフルーツケーキは、もともとはブラジルナッツを使うのですが、ブラジルナッツが手に入りにくいのでヘーゼルナッツで代用、レッドチェリー、グリーンチェリーはことのほか高いのでミックスフルーツで代用、オレンジピールもミックスフルーツで代用、クルミは夫がつまんで少なくなっていたので、足りない分はヘーゼルナッツで代用などなど、代用オンパレードのケーキとなりました。
お味も少々違うような気もしないではありませんが、ヘーゼルナッツの代用、カリカリ歯ごたえがあって正解でした。





2019年2月8日金曜日

不明物体


作業中に拾ったもの、後でゆっくり調べようと置いていたら、すっかり忘れ果てて、見えなくなってしまいました。


長い方が13ミリくらいか、植物か動物かもわからないまま、消えてしまいました。
もっとも、割ってみる勇気はなかったかも。






2019年2月6日水曜日

勝手に居場所を決めた、ムラサキサギゴケ


ムラサキサギゴケは、一段上がったところ、通路の踏石の周りに植えていました。
草をマメに抜いて、大切にしていたのに、その場所には居つかず、勝手に移動して、一段降りてきました。芝生があったのに芝生を押しのけて定着です。


降りてきた場所は、つくばいの水があふれるところ、乾燥することがないのが気に入ったようで、それからは一年中花を咲かせ続けることになりました。


もう、私もムラサキサギゴケがどの季節に開花するか、忘れてしまいました。
葉は寒さに変色していますが、花はいっぱい咲いています。







2019年2月5日火曜日

重ねた瓦の世界


引き続いて瓦並べをしていて、積んでいたところから瓦を運ぶと、シダより元気な草が目につきました。


冬だというのに、青々。


わぁ、何かいた!


アカシマサシガメもいた。


元気な雑草くん。申し訳ないけど瓦を使わせていただきます。


わぁ、この抜け殻は誰のだ?
肉眼では、真珠のような球が見えませんでした。


積み重ねた瓦の中で生きているものたち、結構多彩でした。






2019年2月4日月曜日

シダ力

旧家からいただいてきた瓦は、最初土の上に重ねていましたが、周りが草だらけになり、瓦の隙間にアリが巣をつくるので、この数年は、タイルの上に置いていました。
ところが、今は冬なので枯れたふりをしていますが、瓦の間に、シダやそのほかの草が生えていました。


瓦を、雨受けにするために運んでくると、シダのついた瓦がたくさんあります。
昨夏には、これ見よがしにはびこっていたやつらです。


瓦と瓦の隙間に、根を伸ばしています。水を求めて、どこまでも伸びたのです。
それを、ぺりぺりとはがすと、根がレースになっています。
植物力侮るべからず。





2019年2月3日日曜日

道端の春


足元の草には、寒さはへっちゃらなのでしょうか。
 

元気、元気。
 

ホトケノザは確かに、犬の顔に見えます。


ナズナも咲いていました。





2019年2月2日土曜日

銀杏畑


冬の銀杏畑です。


銀杏や栗は落ちた実を拾うので、矮性づくりにする必要はありませんが、どこの銀杏畑も逆三角形にイチョウの木を仕立てています。
陽ざしを最大限利用しながらもっともたくさんの実を収穫するには、この形が適しているようです。


冬の間、足元は陽だまりになり、イチョウの葉の間からホトケノザなどが元気に越冬しています。