2019年11月28日木曜日

控えめな花


毎年のことですが、ビワの花を見ると、
「今頃なの?」
と思ってしまいます。


寒くなる時期に咲いて、花もとっても控えめで目立たないのですが、可愛いいのです。


いいなぁ、ほっこりするなぁ。


でも我が家のビワの木は、残念ながらこれまで日陰になっていたのでひょろっと伸びていて、花も少ないのです。
来年は忘れないで枝を切らなくてはなりません。






2019年11月27日水曜日

紅葉


紅葉の美しさは年によって違いますが、今年は久しぶりに紅葉が美しい八郷です。


といっても、いつも思うことですが、紅葉の写真は、どう撮っても目でみた紅葉の美しさを再現できるものではありません。


さて、我が家のドウダンツツジ、一部に赤すぎるものがあります。


ドウダンツツジも、このくらいの色が素敵かと思います。


まだ曇天が続いていて、筑波山の頂上にも雲がかかっていました。







2019年11月25日月曜日

今年のうずら豆


今年のうずら豆はこれだけしか収穫できませんでした。
これまでも、年によって収穫量の差はあったのですが、今年はいつも植えているフレームの片側が、ほとんど実がついていませんでした。

うずら豆は毎年、7月第一週に蒔きます。その前に夫が夏野菜の苗を買ってきたので、
「豆のフレームから離して植えてよ」
と言ったのですが、後で見たらすぐ近くに植えていました。
うずら豆もそうですが、夫が植えた野菜にもまったく肥料をやらなかったので、土中の養分が、うずら豆の分まですっかり取られてしまったのでかもしれません。


でも何とか、来年の種分くらいはあります。
昨年収穫したうずら豆の残りは、何度か食べたのにこれより多いくらい残っていました。
久しぶりに煮豆をつくって、昨年の豆は全部食べてしまいました。







2019年11月24日日曜日

南京櫨


三日続きの雨です。
作業棟には屋根がかかっているので、大工仕事をすることもできるのですが、この雨の中を外に出ていくことに気が進みません。
ぼんやりと外に目をやると、きれいな紅葉が見えました。ナンキンハゼです。


早く実が生らないかと、実の生ることばかり楽しみにしていましたが、紅葉もきれいでした。








2019年11月20日水曜日

姥とは、地味ということ?

目の端に、虫らしきものの姿が入りました。
いまどき、カミキリ?と目を凝らすと、


ウバタマムシでした。
季節外れじゃないのかと調べると、6月から10月くらいまで姿が見られるらしい、となると、ちょっと遅いものの、今頃見られても不思議ではないようでした。


ウバタマムシは松林に見られる虫で、幼虫は松の弱った木や枯れた木を食べて育つそうです。


松は、山にはすっかり少なくなっていますが、ないわけではない、それでも育つ環境は、年々厳しくなっているのでしょう。もっとも、枯れた松ならまだいっぱいありますが。
出逢ったのは二度目でした。






2019年11月19日火曜日

浮き浮き浮き浮き

骨董市で、大きな籠一杯にガラス浮きを持っている骨董屋さんがいました。
丸い浮きだけでなく、シリンダー浮きも混じっていました。
家にはたくさんのガラス浮きがあるので、買う気はまったくなかったけれど、シリンダー浮きがいっぱい見えたので、一応のぞいてみると、丸い浮きは200円、シリンダー浮きは300円、わりと良心的な値段でした。


というわけで、がぜん張り切って、製造元を示すエンボスのある浮きを探してしまいました。
買ったのは6個、でも3種類だけです。
のらさんは、50種類くらい持っているんじゃなかったかしら、昔は製造元が、北海道各地だけでなく東北にまで、たくさんあったのですね。


「旭」が2つついています。


上のものとは、書体はちょっと違っています。


「川口」はもっともありふれているものでしょうか。私ですら持っているのに、2つも買ってしまいました。


もう一つは、カタカナの「ア」以外は読めません。


こちらは、「ア」と、左は「サ」と読めました。


シリンダー浮きは、首が曲がった出来損ないのを買うつもりでしたが、もしかしてゆがんでいることに飽きるかもしれない、それにちょっと大きすぎると、小さいのを買ってしまいました。


でも、ゆがんだのにすればよかったでしょうか、小さめのシリンダー浮きはいっぱいありました。
  

ほとんど日本製ですが、小さな丸い浮きの中にはハングルのエンボスがあるものもあります。
シリンダー型の浮きは、網(紐)がかかっているのだけが韓国製、ガラスの重さが違います。
   








2019年11月18日月曜日

待宵草と小待宵草


マツヨイグサが、あちこち、とくに石を敷き詰めたところに生えてくるので、夏ごろから見つけ次第抜いていましたが、何せ石の間なので根を抜ききれないからか、後から後から生えてきます。
マツヨイグサはすっかり冬支度、寒くなればさらにロゼット状態になり、石に温かさを貰いながら、ぬくぬくと冬を過ごすつもりのようです。


ところで、空き地(耕作放棄地)のコマツヨイグサの方は、
「冬?そんなの知らないよ」
とばかり、今も咲き続けています。


もうすぐ霜が降りるその時まで咲き続けるつもりのようです。






2019年11月17日日曜日

落ち葉の季節


コブシの葉が色づき、風もないのに舞い散っています。
落ち葉を下にためておくと、そこでカビが越冬して木が病気になると聞いてから、せっせと掃除していて、この十年ほどさび病は出ていません。
  

夏の間テラスに日陰をつくってくれたケヤキも、葉は茶色く乾燥して散り、ずいぶんまばらになりました。


ホオノキは、ほぼ葉を落としていますが、お隣のコナラはまだ青々としています。


手前がトチノキ、奥はカツラ、ヤマボウシはまだ赤い葉をつけています。


勝手に生えているセンダンには、まだヒヨドリは来ていません。


山桜も葉を落としていて、これからクヌギ、コナラが紅葉して散りきるまで、落ち葉の季節が続きます。







2019年11月16日土曜日

今年のひこばえ


先日、イノシシについて学んだとき、里に食べものがあるからイノシシが来る、食べない柿の木は伐り倒し、ひこばえなどすぐにうなった方がいいとのお話でした。
とは言え、どこもかしこも誰も採らない柿がたわわに実って景色を美しくして、ひこばえは穂をつけ、その穂はふくらんできています。


のどかに見えるんだけどなぁ。






2019年11月13日水曜日

ウド


イノシシが掘り返して、ウドが倒れていました。


実が熟れて、秋深い色になっています。








2019年11月12日火曜日

いい匂いだった!

昨日の夜、karatさんから、
「匂わないですかねぇ?」
というコメントをいただいて外に出てみたところ、とうとうカツラの匂いを嗅ぐことができました。
キャラメルのように甘い、ほのかな匂いでした。


これは無理やり匂わそうと、昨日ちぎってみたカツラの葉っぱの名残です。


我が家のカツラの木は、食堂の目の前に植えてあるので、夏の間中、室内は昼でも明かりが欲しいほど暗くなります。
そして、葉が半分ほど散ってまばらになった今は、すっかり明るくなっています。


右の赤いのはヤマボウシ、カツラの奥のトチノキは、もうほぼ葉が散っています。






2019年11月11日月曜日


しばらく前からヤマボウシは色づいていましたが、朝晩冷えて色の鮮やかさが増してきました。
カツラも色づき、ずいぶん葉が散ってしまいました。


カツラは散ったとき、いい匂いがするという人がいます。
毎年、その季節になると気をつけて匂いを嗅いでみますが、私にはいっこうに匂いません。
匂いには、そう鈍感ではない方だと思います。遠くに咲くキンモクセイやジンチョウゲの香りはもちろんのこと、ちょっと離れたところに住むたけさんが、プラスティックゴミも構わず燃やしている臭いを嗅いでも気持ち悪くなったり、ホームセンターの化学肥料や農薬売り場には近づけなかったりします。
草刈りをしていても、それぞれの草の匂いを感じます。


それなのに、鼻の穴を全開にしてもカツラの落ち葉の匂いがしません。
我が家のカツラは匂わないのでしょうか?






2019年11月10日日曜日

誰の仕業かな?


以前つくったほおずきのレイが、すっかり色あせてしまったので、夏ごろだったか、捨ててしまいました。
麻紐から外して、台所の外にうっちゃっておいたのです。
先日、そのあたりを掃除していて、うっちゃっておいたほおずきのいくつかが、網目になっているのを見かけました。
網目になる途中のもあるし、すっかりひしゃげてしまっているのもあったので、形のよさそうなのを、さらに放っておきました。


その結果がこれです。
こんなにきれいにしてくれるなら、アオギリも外に放って置いてみたくなります。






2019年11月7日木曜日

姫川薬石

のらさんが送ってくれた荷物の中に、石が入っていました。
10月に、柏崎で漂着物学会の大会があり、その時に拾われたもののようでした。


とってもきれいな石で、元禄の小袖の模様を思わせるのは、絞り染めの雰囲気があるからかもしれません。
形もまた、とってもすてきです。
「新潟姫川の薬石と呼ばれるものです」との説明書きがあったので調べてみると、結構高く売り買いされているもののようで、びっくりしました。


ネットで見ると、赤いのは全体が赤いもの、模様がないのは模様がまったくないものが多く、このように二つの部分がきれいに模様になっているものは、なかなかありませんでした。


石英斑岩というらしい。


これは200グラムほどありましたが、お風呂に1.5キロくらい入れると、身体が温まるらしいです。
地球のかけらには、いろいろなものがあります。