北海道で、まず目にしたのは、道路の両脇にどこでも生えているイタドリでした。
しかも大きい、斜面に2メートルから3メートルくらいに育っています。
浜には、竹に見える、太くて長いイタドリの茎がたくさん打ちあがっていました。
八郷には残念ながらほとんどイタドリが生えていません。道路造成をした傾斜地などに生えるので、それだけ八郷には大規模工事の跡がないということにもなりますが。
春先に、新しく伸びてきたのを食べるのが好き、もう何十年も食べていません。
春先に、新しく伸びてきたのを食べるのが好き、もう何十年も食べていません。
帯広近くの芽室公園のカシワの木の下には、もう茶色くなったドングリが落ちていました。
ドングリは、持ち帰ったらすぐ煮ました。
園芸種のバラはそう好きではありませんが、ハマナスは大好きです。
かつて、北海道から苗を取り寄せて植えたことがありましたが、数年で消えてしまいました。
そんな、我が家では育たなかったハマナスが、北海道では雑草で、どこにでも生えていました。
実を食べてみたら、種は多いけれど、なかなか美味でした。
もう花の季節は終わっていましたが、ところどころにぽつんと咲き残っていました。
これは一面ヒシで覆われた池です。
日本で、生えているヒシを見たのは、子どものころ以来でした。しかもすごい量です。
ヒシは増えすぎて、盛り上がって、半ば乾燥している株までありました。
ひっくり返してみたら、みどりのヒシの実が育っていました。
浜辺に打ちあがっていた、角が一本とれたヒシです。
川から流れてきたもの、ということはヒシの生えている川もあるのでしょう。
そのわきにはこれ、のらさんが名前を知っていて、呼んでいたのに忘れてしまいました。
何だろう?三角何とか言っていたかな?
追記:のらさんが教えてくれました。ミクリでした。「み」で三角かと思っていましたが、関係ありませんでした。
こんな植物でした。
富良野にあったベニバナトチノキの木です。
トチの木はあちこちで見ましたが、ベニバナトチノキの大きく育っているのはそうないらしい。
トチの木はあちこちで見ましたが、ベニバナトチノキの大きく育っているのはそうないらしい。
とげのある実が落ちていました。
中の種も、トチの木とは二色の配分が少し違うそうです。
道端に生えていた草にも、かわいい花が咲いていました。
ナミキソウ(浪来草)。
ニリンソウみたいな花は、フウロかとも思ったけれど、調べてもフウロとは葉が違うみたいです。
イタドリ同様、道のわきに生えていたノラニンジンです。
こんな花が咲いて、
こんな実になっていました。
そうそう、私が目の敵にしている葛は北海道ではほとんど見られないとのことでした。篠竹もない、そのため、景色にあまり荒れた感じがありませんでした。
追記:
一つ忘れていました。
浜に、黄色い花が咲いていました。
なんだかなぁ?
名前はわかりませんでした。
追追記:
のらさんに教えていただきました。エゾオグルマ(蝦夷小車)でした。