東南アジアの国々で、ターミナリアと言えば、ターミナリア・カタパ(
Terminalia catappa)が目につきます。街路樹によく使われていて、海岸の塩気のあるところも平気、真横に近くすっと枝を伸ばして大きな葉をつけ、涼しい木陰を提供しています。そして熱帯の木には珍しく、時期が来ると紅葉して、一気に葉を落として裸になります。
カタパは一名、ベンガル・アーモンドとも呼ばれているくらいで、アーモンド形の実をつけますが、多くのターミナリアはフリルに覆われた小さな実をつけます。これは、
Terminalia myriocarpaの一種ではないかと思われます。
蝶のような、結んだリボンのようなかわいい実です。
乾季のある熱帯の、森の中や、ちょっとした林に生えている木です。
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