春一番に咲く花、ロウバイは、日本には十七世紀に渡来したようですが、私がロウバイを初めて見たのは、韓国の農村ででした。あちこちに古木があって、花は満開、
「なんて、きれいな花だろう」
と、うっとりしたものでした。
この時期になると、近くの農産物直売所に、ロウバイの切り枝も並びます。
五本で300円、初めて買ってみました。
ところがなんてこと、ほとんどが蕾だったその蕾が、咲きもしないでぽたぽたと落ちて、そこいらじゅうに転がり、蕾から花を咲かせたのは、たった数輪だけでした。
何が悪かったのか、さっぱりわかりませんが、ロウバイは遠くから眺めるだけの方がよさそうでした。
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