実の生る山椒、実山椒の木が三本ほどあります。
一本は買ったものですが、後の二本は鳥が種を運んだのか、勝手に生えたものです。
一度、いつでも使えるからとそのまま冷凍した年がありましたが、なかなか使わず、そのうち冷凍庫の中で保存袋が破れて山椒の実がばらまかれ、悲惨な目にあったことがあります。
塩漬けにすればいいと聞き、今年はそれに挑戦です。
まず、早くに実が大きくなった一本分の実だけつくってみます。
実を採るときは、
「何だこれだけか」
と思ったのに、いざ粒を一つ一つばらばらにするとなると時間のかかること、しかも手に山椒の汁がしみ込んで、その手で何かつまんで食べたりすると、唇がぽっぽぽっぽと火照ります。
こんな実を鳥が食べたなら、よく食べたものだと感心するほど、強い刺激です。
たった130グラムの下処理に、二時間以上かかったでしょうか。
五分ほど茹でると、家中に山椒の香りが満ち満ちます。
水気を切り、
ボウルに入れて分量の30%の塩を加えます。
混ぜて、重石を乗せて、水が上がるまで四、五日かかるようです。
さて、上がるかしらねぇ。
木の落とし蓋を石の下に置けばいいのだけれど、以前、草を漬けたときにカビを生やしたことがありました。
ということで、石だけ置きましたが、全体がしっかり押さえられているとは、言い難いものがあります。
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