ご存知、田中一村のアダンです。
アダンやクワズイモの存在も、一村の絵を通して、初めて知りました。
以後、アダンやクワズイモに憧れていて、クワズイモにはわりと早くお目にかかりましたが、アダンを見たのは、確か1998年、タイ南部トラン県ででした。
アダンの生えていた村の農家から、アダンの葉で編んだお祈り用の敷物を譲っていただいて来て、農作業に使っていましたが、八郷に来た当時は、ものが多い割には収納できる場所が限られていたため、残念ながら雨に当てて、かびさせてしまいました。
前置きが長くなりましたが、mmerianさんに送っていただいたアダン(Pandanus odoratissimus)の実です。
アダンはタコノキ科タコノキ属ですが、木姿は枝がくねくねとしています。
2010年にタイ南部クラビ県に行った時もアダンを見ましたが、実が若くて、拾えませんでした。
この絵の左側には、
ソテツの絵が描いてあります。
ソテツってこんなに派手に実をつけるんですね。ソテツの木はこのあたりでもよく見ますが、実をつけているのは見たことがありません。
先日、横浜に行った時、ふと見上げたらビルのヴェランダに何本もソテツだけ植えている家がありました。
ビルのオーナーの住居でしょうか、ソテツだけです。
「ソテツが好きなんだ!」
と、ソテツ好きの私は、酔狂にも思わず写真に撮ってしまいました。
その、ソテツの実です。
この絵にも、ソテツとアダンの両方が見えます。こんなに低くても実が生るんですね。
残念ながら、横浜のソテツより、奄美のソテツの方が嬉しそうにしています。
アダンの葉っぱで編んだ籠は、フィリピンでつくられたものです。
アダンは学名が、Pandanus odoratissimusですが、アダンと言う名前を知る前は、パンダナスとか、パンダンの方が耳になじんでいました。フィリピンの言葉では、カラグモイと呼ぶようです。
そのアダンの葉で編んだ籠にmmerianさんからいただいた、漂着種子を入れて置くって、素敵なことだと思いませんか?
「あらっ、お久しぶり」
なんて、葉と実の会話が聞こえそうです。