Shigeさんから荷物が届きました。
「なんだろう?」
開けるとビニール袋に
軽石が入っていました。
おほっ、浜で拾われたものです。
軽い!
もしかしたら、軽石を見たのは、ずいぶん久しぶりかもしれません。昔は、お風呂場に必ずおいてあるものでしたが、最近では、「軽石もどき」ばかり使っていました。
軽石ではありませんが、マレーシアのサラワクでは、水浴び場で
普通の石を身体を洗うのに使っていました。ビルマでは砂岩をあかすりとして、市場で売っていました。
さっそく、お風呂で、軽石でかかとを擦ってみました。柔らかくていい感じ、お布団の中でかかとに触ってみたらいつもよりすべすべになっていました。
「デニムを擦ってみて」
と言われていますが、はて、ときおり東京に行くとき履く(こともある)ジーパンは古くて、擦ると破れそうだし、上着もあったけれど、どうしたかなぁ。
そして、軽石と一緒に入っていたのは、日本海側で拾えるという、あこがれの白樺の皮の浮きでした。
木の浮き、ガラス玉の浮き、白樺の浮きなど、プラスティック製でない浮きは、やっぱり魅力的です。もっとも、プラスティックの浮きも嫌いではありませんが。
『新編漂着物事典』(石井忠著、海鳥社、1999年)には白樺の浮きは載っていません。日本では北海道から岐阜県以北に漂着し、石井さんの住んでいらっしゃるは玄界灘には漂着しないようです。
Shigeさんの
ブログにもあるように、白樺の浮きは、ロシアからか、あるいは中国北部からか、どこから来ているのか、まだわかっていないそうです。
穴の方からではなく、丸まっている端の方から紐が通せるか試してみると、割合簡単に通せました。
これなら、網を編むときに浮きをあらかじめ装着しなくても、あとからでも、楽々つけることができます。着脱自由、けっこう寿命も長そうです。
これは手持ちのロシアの白樺の箱の、組んであるところです。
白樺の皮に、この浮きのように強く丸まろうとする力が働いているなら、平らになろうとする力が常に働く杉のへぎ板を使う曲げわっぱなどより、数倍仕事が簡単なのかと思いました。
もしかしたら、釘も接着剤も使わないで、ただ組んでいるだけかもしれません。
左の小さい箱は、スウェーデンの白樺細工です。こちらも点に見えるのは飾り穴ですから、組み合わせてあるだけのようです。どちらも内側にはもう一枚貼ってあるので、仕組みは見えません。
Shigeさん、ありがとうございました。