FACEBOOKを見ていたら、Shigeさんの書かれた、興味深い
記事を目にしました。
ガラスの浮き玉が、海を漂って、たくさん浜に打ち寄せられ、とくに北海道など北の方に多く、日本だけでなく韓国や台湾でもガラス玉がつくられたというのは、なんとなく知っていましたが、それ以上に深くは、あまり考えたこともありませんでした。
でも、ガラス玉のつくられ方、網の掛け方でルーツもわかるし、ガラスの浮き玉がどんな漁に、どこで使われ、どんな海流に乗って流れてきたか、実はいろいろな物語を抱いて存在しているのだと知り、おもしろいなぁと思いました。
私は、大きいガラスの浮き玉は、学生時代に友人たちと伊豆に行った時、下田港の近くで買ったものしか持っていません。「北」と陽刻のあるものです。
もともと、この浮き玉は、ガラスがよく見えないほど詰んだ目で網掛けしてありました。実際に使われていたもので、綱は油がしみ込んでいましたが、ガラスがよく見えないからと、ずいぶん前に網は解いて、捨ててしまいました。
そのおかげで、確かにガラスは楽しめましたが、網の掛け方も美しかったので、資料的な意味から見れば、残しておけばよかったのかもしれません。
さて、これは2010年に、タイ北部、クラビ県の友人を訪ねたおり、観光ビーチのはずれの丘に建っているオープンバーの飾りつけとして、いくつもぶら下げてあった浮き玉の一つです。
大きさは一尺ほどだったでしょうか。もう少し大きかったでしょうか。下部に吹いてつくったものの印、へそが見えます。
これは綱が新しく、新たに網掛けしたものか、あるいは使われなかったもののようですが、
中には、使われたらしい網がかかっているものもありました。
なぜ、全体の写真はなくて、浮き玉だけの写真があるかといえば、網掛けするのに参考になればと、写真を撮ったものだったからです。
海岸近くには海外からの観光客も来ていて、多くの飲食店が並んでいましたが、このオープンバーの建っているところは丘の上で、足を伸ばすお客がいるとも思えず、無人でした。
そんな店ですが、いったい、どこでつくられた浮き玉を、どこで仕入れてきたものでしょうか?
まさか、わざわざ日本まで買いつけに来るなんて、とても考えられません。
タイでも、一時ガラスの浮き玉を吹いていたことがあったのでしょうか?
今浮きは、プラスティックで安くつくれて、大きさも自在、割れもせず、網掛けもしなくていい時代です。
そういえば、その無人の店には、真新しいサトウキビ絞り器もありました。
三年前よりさらに観光客が増えて、こんな辺鄙な店にも客が押し寄せているとしたら、今頃は廃棄物でビーチもめちゃくちゃになっているだろうと、余計な心配をする私でした。