いろいろな方からいただいて、キュウリのにわか長者になったので、保存食をつくりました。
写真のキュウリは、3人からいただいた3種類のキュウリです。
夫は、日本の伝統的な漬物を喜んでは食べません。
私は漬物は好きでしたが、夫と暮らす時間が長くなるにつれ、食べる機会が減ったせいもあり、自分でつくってまで食べなくなりました。たくさんつくって、全部自分が食べるのかと思うと、うんざりしてしまうのです。
しかし、ピクルスなら、夫が食べない場合でも、一人で全部食べられるかもしれません。
というわけで、5本ばかり、ピクルスにすることにしました。
5センチくらいに切って、塩でもんで水を加え、塩水漬けにしたキュウリを一晩冷蔵庫で水抜きします。
塩漬けにしたキュウリの水分を拭きとり、ピクルス液に漬けなおします。
ピクルス液は、酢200ccに対して水100ccの割合で鍋に入れ、砂糖(40グラム)と薄切りのにんにく、粒のままの胡椒とクローブ、ベイリーフ、トウガラシを加えて、沸騰してから2、3分煮て、冷ましたものです。
ピクルス液がかぶるほど欲しいし、冷蔵庫に入れなくてはならないので、ビンではなくてジップロックを使いました。
次の日、食べてみましたが、これなら夫も喜んで食べそうな味でした。
この5本は、醤油漬けにしました。
やはり塩でもんだキュウリを洗って水気を拭き取り、醤油をベースに酢と砂糖を少々加え、トウガラシも入れて漬けました。
こちらはどうかなぁ。
漬物っぽいので、ご飯には合いそうですが、あいにくご飯を主にした和食はまず食べないので、どうやって食べるか、考えなくてはなりません。
もちろんキュウリは、そのままでもおいしくいただいています。
生でサラダにする以外に、拍子木に切って豚肉とキムチと炒めたり、ナムプラー味で炒めたりしていますが、チンジャオロースーもどきがなかなかいけました。豚肉に下味をつけるとき卵と片栗粉を使い、全部を炒めた後の仕上げにたれを絡めるとき、たれにも片栗粉を使うことで、キュウリによく味がなじみ、通常のキュウリ炒めよりたくさんのキュウリが食べられる気がします。