2013年3月6日水曜日
珊瑚、さんご、サンゴ
宮崎の海から来た石珊瑚たちです。
かなりの重さ、 丸っこくなっているところが、なんとも言えません。
一部、白くて太い枝珊瑚も仲間入りさせているけれど、別ものでしょうか。
菊目石珊瑚と呼ぶのでしょうか。
模様と一口に言っても、この一つ一つの珊瑚が生まれて、お隣とくっついて、そして石になってきたのですから、気の遠くなるような時間が詰まっています。
こんなのを見ていると、放射能で人類は絶えても、自然界は何とかやっていくのだろうなと思われます。
まるで、江戸小紋のようです。
後ろに見える、枝珊瑚の地紋(?)も素敵!
断面もおもしろい。
さすが、南の海です。
珊瑚色の枝珊瑚は、もっと素敵な色だけれど、なかなか色通りに写せません。
冬の森を思わせる枝珊瑚たち。背景は青空の方が似合いそうです。
やってみました。
厚さがまちまちなので、みんなうち揃って立てることはできませんでした。
カニ色の珊瑚たち。
先端がラッパ形になった、まるで紙細工のような枝珊瑚もありました。
軽い!
2013年3月5日火曜日
漂着種子たち
さて、宮崎の浜に流れ着いた漂着種子たちです。
上段は左から、サキシマスオウ、ミフクラギ。
中段の左から二番目から、嬉しいまん丸テリハボク、シロツブ、ヂオクレア、どれも初めて手にするものです。
右端の豆は、扁丸なのはいろいろ持っていますが、三日月形のは持っていませんでした。
そして下段が左から、クルミ、ヒシ、ククイ。
クルミとヒシは日本のもの、ククイはハワイの方から流れてきたものです。
ところで、中段の左端は何でしょう?
みかんの房を三等分したようなものが、丸い実に三つ入っているようです。
何でしょう。もしかして、よく知っているものかなぁ?
そして、中にはどんな種子が入っているのでしょう?
そして、四国、九州の一部にしか生えていない、ハナガガシのドングリです。
ドングリを美しく保存しておくことのできる人を尊敬しています。
いつも、たくさんこのようにはじけてしまいます。拾う時期が悪いのかもしれません。
はじけないよう、煮ておく人もいるのでしょうか?
ドングリは、通常こんな籠に入れていたり、
こんなビンに入れていたりしますが、
珍しいハナガガシのドングリには特別にシャーレを用意しました。
2013年3月4日月曜日
骨の美
送っていただいた漂着物の中に、骨が一つ入っていました。
こうして、つくづく骨を見ると、じつによくできていて、究極の機能美です。ホネホネ団の方たちが夢中になるのもうなずけると思いましたが、いったいどこの骨か皆目わかりません。
あてずっぽうで言えば、左右対称だから、顔の角ばったハリセンボンあたりの顎の骨でしょうか?それとも誰かの第一頸椎でしょうか?
そして、この骨の先から出ている紐みたいなものは何でしょう?
薄くなったり、厚くなったり、丸くなったり、尖ったり。骨はすごい!
人の顔にも見えてきます。
と、いつまで眺めていても誰の、どこの骨だかわからない私でした。
2013年3月3日日曜日
アダンとソテツ
ご存知、田中一村のアダンです。
アダンやクワズイモの存在も、一村の絵を通して、初めて知りました。
以後、アダンやクワズイモに憧れていて、クワズイモにはわりと早くお目にかかりましたが、アダンを見たのは、確か1998年、タイ南部トラン県ででした。
アダンの生えていた村の農家から、アダンの葉で編んだお祈り用の敷物を譲っていただいて来て、農作業に使っていましたが、八郷に来た当時は、ものが多い割には収納できる場所が限られていたため、残念ながら雨に当てて、かびさせてしまいました。
前置きが長くなりましたが、mmerianさんに送っていただいたアダン(Pandanus odoratissimus)の実です。
アダンはタコノキ科タコノキ属ですが、木姿は枝がくねくねとしています。
2010年にタイ南部クラビ県に行った時もアダンを見ましたが、実が若くて、拾えませんでした。
この絵の左側には、
ソテツの絵が描いてあります。
ソテツってこんなに派手に実をつけるんですね。ソテツの木はこのあたりでもよく見ますが、実をつけているのは見たことがありません。
先日、横浜に行った時、ふと見上げたらビルのヴェランダに何本もソテツだけ植えている家がありました。
ビルのオーナーの住居でしょうか、ソテツだけです。
「ソテツが好きなんだ!」
と、ソテツ好きの私は、酔狂にも思わず写真に撮ってしまいました。
その、ソテツの実です。
この絵にも、ソテツとアダンの両方が見えます。こんなに低くても実が生るんですね。
残念ながら、横浜のソテツより、奄美のソテツの方が嬉しそうにしています。
アダンの葉っぱで編んだ籠は、フィリピンでつくられたものです。
アダンは学名が、Pandanus odoratissimusですが、アダンと言う名前を知る前は、パンダナスとか、パンダンの方が耳になじんでいました。フィリピンの言葉では、カラグモイと呼ぶようです。
そのアダンの葉で編んだ籠にmmerianさんからいただいた、漂着種子を入れて置くって、素敵なことだと思いませんか?
「あらっ、お久しぶり」
なんて、葉と実の会話が聞こえそうです。
2013年3月2日土曜日
貝、珊瑚、種子、石、骨もあります。
今日になって、やっとmmerianさんからの宮崎の浜の幸を全部広げてみました。
箱をのぞいた時は渋く見えた色合いも、こうやってみると、やっぱり華やかです。
ほとんど無事だったのですが、ほんの少しだけ破損したものもありました。
黒い種子はアブラギリの種だったのでしょうか?とっても薄い殻でした。
割れたなら、中身があったはずと、
箱の底を見たのですが、アブラギリの中身らしいものが見つかりませんでした。
欠けた巻貝の中に入り込んだ貝を取り出そうとしましたが、どうしても出てきません。隣のかけらと同じものだと思われますが、いったい元はどんな形をしていたのか見当もつきません。
モダマだけはボルネオ土産のおすそわけだと書いてありました。
とすると、こんなきれいな、そう長旅をしたと思えないモクマオウは、沖縄とか、奄美とかで拾われたものでしょうか?
それとも、最近では宮崎にもモクマオウを植えているのでしょうか。
ひょろっとした、よく線状に植えてある、どこででも育つ強い木モクマオウの、ちょっとうらぶれた姿を思い出しました。
2013年3月1日金曜日
キーワードは五角形
mmerianさんにいただいたもの、何から見ようかとわくわくしていましたが、まず目につく大きなバフンウニから、いきます。
ムラサキウニ(Anthocidaris crassispina) でしょうか。
大きいのに、欠けもせず宮崎の浜にたどりつき、欠けもせず八郷までやってきました。お見事!直径は7センチあります。
振ると、鈴のようにちりちり音がします。
「あれっ、貝殻が入ったか」
と振りだそうとしても出ません。そこで気がつきました。mmerianさんの謎かけだろうと。きっと、鈴のように音がするから、このバフンウニを送ってくださったのでしょう。
緑っぽいバフンウニ(Hemicentrotus pulcherrimus)は茨城の浜でもよく見かけます。もっとずっと小さくて、ちょっと大き目なものはたいてい破損しています。そしてきれいにさらされているものは脆く、気をつけていても持ち帰るまでに割れたりします。
こちらはナガウニの仲間でしょうか?
突起は白、地はちょっと緑っぽいベージュ色です。
裏(?)からのぞくと、突起物が五ヶ所にあります。突起物だけでなく、殻の裏には五本の線が伸びていて、楕円形をしていても、基本五角形であることがよくわかります。
ウニといい、タコノマクラといい、普通のヒトデといい、みんな五角形(というか、五つの繰り返し)になっているなんて、おもしろいことです。
どちらを前と決めずに進めるってことなのかなぁ。
タコノマクラは、振ると珊瑚の砂が出てきました。
素敵素敵!
とても脆いものと聞いていますが、また拾った時は汚らしいので漂泊したりするとも聞いていますが、自然に漂白されて、しかも割れていないなんて、すごいことなんでしょうね。
タコノマクラは、確か断面もおもしろいんですね。
もちろん、割ってみたりしません。
自然の造形美に脱帽です。
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