西徳島の天空に点在する集落を訪ねる途中、吉野川の支流の貞光川が流れる場所で休憩しました。
貞光川の石は、どれも阿波青石、清流で、せせらぎの音が気持ちよく聞こえていました。
河原に転がっている小石は扁平です。試しに拾って投げてみたら、どれも川面を三回ほど飛び跳ねてから、沈んでいきました。
そんな河原で、三つだけ、小石を拾ってきました。
丸くはなっていても、つるつるすべすべにはなっていない、緑泥片岩です。
阿波青石は、アルミニウム、鉄、マグネシウムの含水ケイ酸塩鉱物を主成分とする緑泥石が、地中深くで、地殻変動などによる「動力変性」を受け、出来上がったもので、このような石は、全国各地の地殻変動の顕著なところに見られるそうです。
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