Sくんの田んぼは谷津田が5枚、苗代もつくる一番上の田んぼだけが比較的乾いていて、機械を入れることができますが、残りの4枚は手刈りです。
いつもは寡黙な、でも熱血漢Sくんは、その前夜に引き続いて、大いに語ります。
土手に立って、みんなをけしかけている(喧嘩を売っている)Sくんに、
「そうだ、そうだ!」
と、心の中で声援を送りながら、ふと足元を見たら、道端にイワダレソウが咲いていました。
我が家のヒメイワダレソウは、白い花ですが、こちらは桃色の花です。
ヒメイワダレソウは、初夏に咲いたものの、花期はとっくに終わって、ずっと前から葉だけになっています。
イワダレソウが、こんなところに自生するとは、思ってもみないことでした。
Sくんが草刈りを怠っていない、たまものです。それにしても、イワダレソウが自生しているのを見たのは初めてでした。
そのあと、やはり昔の仲間のGさんの家を訪問したのですが、Gさんの連れ合いのHさんが、イワダレソウに、関心を寄せてくれました。
G家では蜜蜂を飼っていますが、イワダレソウからとってもいい蜜ができるそうでした。もし花期が長いなら、イワダレソウは、とても養蜂に向いていると思います。
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