2022年4月5日火曜日

ガラスの浮き玉

何度も救急車に乗るような怪我をして、夫からは大ひんしゅくを買っているのですが、悪いことばかりではありません。


私のブログを見てくれている従妹のきょうこちゃんが、お見舞いにとガラス浮きや花入れを送っくれました。
ガラス浮きは2つとも、きょうこちゃんが昭和30年代(1965-75年)にお友だちからいただいたもの、そのお友だちは鳥取の浜辺で拾われたとか、お友だちの話では、イカ漁に使われたものだったそうです。 


一つは、オリーブ色というか琥珀色のガラス浮きです。、Shigeさんのガラス浮き図録を見ると、この色は珍しいものだそうです。


もう一つは、よくある色のガラス浮きですが、


中に水が、しかもたっぷり半分くらい入っています。


Shigeさんによると、ヘソ部分に小さなクラックが入っていると、そこから海水が吸い込まれるのだとか、ヘソのガラスはちょっと欠けていますがそれは関係なさそうな、どこに小さなクラックが入っているのか、しっかり見てもわかりませんでした。


水に浮かべてみると、水の入ってないガラス浮きは約半分が水面に出ていますが、水の入ったガラス浮きでも、3分の1以上は水面から出ています。
真水でこのくらいですから、海では水が入ってしまったガラス浮きでも、十分漁に使えそうです。

きょうこちゃん、半世紀も大切に持っていたガラス浮きをありがとう。





6 件のコメント:

かねぽん さんのコメント...

おはようございます。
茶色っぽいのも、水入りも、新潟の海で拾った事があります。
また拾いに行きたいなー。

さんのコメント...

かねぽんさん
茶色っぽいのはレアみたいです。ビール瓶を溶かしてつくったのでしょうか?
ガラスって、普通につくると、あの薄緑色になるとか、簡単に手に入った一升瓶などを溶かしてつくったのでしょうね。
ガラス浮きは北海道以外は、潮の関係で日本海沿岸で多く拾えたのですね。それゆえ、太平洋岸で拾った人はまた嬉しさもひとしおのようです。
私は北海道まで行ったのに、ヘソしか拾えませんでした(http://manekineko44.blogspot.com/2019/09/blog-post_10.html、笑)。でも、ヘソでも嬉しかったけれど。

Shige さんのコメント...

ご無沙汰しています。
このウキはどちらも韓国製のようですね。
ワイン瓶にあるような色は、時折見かけます。
水が入ったモノ、ヘソにクラックが無ければ、ヘソがもう緩いのでしょう。でも、水は抜けません。それはこうした浮き玉が海面に浮かんで使われるのではなく、海の底近くで行われる底刺し網で使われるため水圧が球全体にかかって、ヘソが緩いと隙間から水が入ってしまうのですよ。

さんのコメント...

Shigeさん
こちらこそ、ご無沙汰です。ありがとうございます。
最初見た時、ヘソの感じがちょっと違うので韓国浮きかなと思って、「私もよくわかるじゃん」と自画自賛したのですが(笑)、Shigeさんのサイトを見ると韓国浮きはガラスの厚みが一定ではないのが多いと書いてありました。これらは厚みが一定だし(アンバーはちょっとゆがみがありますが)、軽いものです。私はまた、韓国浮きは日本のものより重いと思っていました。
添えられた手紙を読むと、拾った方が、イカ漁に使っていたと言っていたというので、昭和30年代と古いものだし、では日本の浮きだったのかと思い直していたところでした。
そういえば、網の結び方、日本の漁師さんの結び方と違うかもしれませんね。結び方は漁師さんの間では世界共通だと思っていましたが。

Shige さんのコメント...

春さん、
 昔なら、漁師さんが拾った浮き玉を再利用した可能性もありますね。
 イカ漁、様々なイカがいますが、スルメイカではむかしから疑似餌が使われていましたので、浮き玉を使う漁はどのようなものか分かりません。北海道ではミズダコ漁にイサリと言う浮き玉∔長めのフロート+針金で作るジグがあります。

さんのコメント...

Shigeさん
確かに拾った人がイカ漁をよく知っていたかどうかは疑問ですね。
日本海のイカ漁についても、イカの種類についてもまったく知識がありません。

北海道のミズダコ漁に蛸型の浮きを使うのは知っています。
私はボロボロになったイサリを拾いましたが、あとでのらさんが素敵なのを送ってくれました(http://manekineko44.blogspot.com/2019/11/blog-post_5.html)。居間に飾っています(笑)。