前川林業の玄関先には黒い玉砂利が敷いてあります。
いつからか、行くたびに、一つ、二つ好きな石をさがしていただいて来るようになりました。まあ、はっきり言えば石泥棒です。
久しぶりに行ったら、玉砂利が少なくなっていました。
土の上に置くと、石はどんどん地中に潜って行きます。
それでも目を凝らす私。
最初に見つけたのは、坊主の顔にも見える、点々の入った石でした。
「今日は、点々の入った石をさがそう」
と決めて、すぐ見つけたのが、似た石でした。斑入りとはいっても、形がよくない石はいりません。
「点々、点々」
と目を励ましますが、なかなか見つからないとき、長い石が目に入りました。その日は斑入りと決めていたのだけれど、長い石も拾います。
でも持って帰ってみたら、以前、同じところで拾った長い石にはかないませんでした。
結局斑入りは見つからなくて、拾ってきたのはこんな石でした。
ちょっとだけ、顔に見えます。
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