フタバガキ科の木は、ラワンとかメランティーと呼ばれている熱帯多雨林のものが有名です。ラワンは60メートルもの巨木になる木で、種の多様性のある熱帯 林では、1平方キロメートルにたった数本生えるだけです。合板にするためにたくさん伐採されましたが、伐採や搬出のときにどうしても他の木を傷つけてしま い、結果的に熱帯林が破壊されたところがたくさんあり、大きな問題にもなりました。
フタバガキ科の木は、1年を通して雨が降る熱帯多雨林だけでなく、赤道からはずれた熱帯常緑林やもっと雨量の少ない熱帯乾燥林にも生えています。そして、1種類だけで林を形成する種類とか、街路樹にもできる種類とか、いろいろあるのです。背のそう高くない木もあります。
でも、実が特徴的なので、一目でフタバガキ科とわかってしまいます。
これは、タイ北部のDipterocarpus obtusifolius、電気が引かれる前には、木の幹をちょっと彫り、そこを燃やして樹液を採りました。それで人々が夜の明かりをとったのでした。
種は直径2センチと大きく、羽は小さい3枚目のあるものもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿