2013年1月30日水曜日

越冬タカサゴユリ


ほとんどが双葉ほどの小さい株で越冬しているタカサゴユリですが、どうしたことか、大きな株で越冬しているものもあります。
そこそこ丈もあるのと、


地面と石にぴったりくっついたのと。


一本だけ残っているはじけた実は、何度もぶつかられたり、風に吹かれたりして、ほとんど種を残していません。
そのうち、庭中にタカサゴユリが広がるでしょうか。


2013年1月29日火曜日


冬になると、あちこちにカシワの木が目立ちます。葉を落とさないでつけているからです。
ところが、どの庭先の木も、これでもかと言うほど、コテンパンに切られています。


こんなに刈り込んで、実用もできない、観賞用でもないのに、どうしてよく植えてあるのか?
もしかしたら、少し前までは、柏餅以外にも、なにか使い道があったのだろうかと思います。


カシワは冬でも葉を落とさないことで、喜ばれたとも言われています。
でも、どうして喜ばれたの?
コナラの中にも幼い木の中には毎年葉を落とさない木がありますが、いつまでも葉をつけていると、未練たらしく、汚ならしいと感じてしまいます。


紋帖には数ページにわたって、いろいろなカシワの紋が載っています。ずいぶん親しまれていたということでしょう。


中でも、蝙蝠柏はお気に入りです。
縄文時代には、甑(こしき)にカシワの葉を敷いて、いろいろなものを蒸したと言われています。


と、たった一本だけ、あまり切られていないカシワを見つけました。
秋までに写真を撮っておくのを忘れましたが、緑色の時、カシワの葉ってとっても素敵です。葉にもいろいろな緑がありますが、カシワの緑はなんと言ったらいいか、本当に素敵です。


今度、生の葉っぱをいただいて、柏餅をつくってみましょうか。

2013年1月28日月曜日

切干大根


お百姓さんになった、元同僚Sくんが、大根畑を仕舞ったからと、大根を持ってきてくれました。
生食する分を除いて、切干大根をつくることにしました。


皮をむいて、荒い拍子木に切ります。
つまみ食いしてみたら、おいしい!切干にしてしまうのがもったいないようですが、腐らせないためには、先人の知恵が一番です。


干し籠になるような薄い籠は、左端の水俣の籠師さんの「梅干しばら 」を除いて、全部カンボジアの籠です。
口に入る、濡れたものを入れるので、さすがに手に入れたときは新品だった籠だけ使いました。


ところがうっかり、昨夜はばたばたしていて、取り込み忘れて、凍らせてしまいました。

 
凍み大根になっちゃったけれど、切干大根になるでしょうか?
今日は干し方を変えてみました。


2013年1月27日日曜日

冬のみどり



近所の土手には、誰が植えたのかハナニラの群生があります。季節には見る者の目を和ませてくれますが、山の入り際で、誰も通らないようなところですから、目にするのは年に数人かもしれません。
真冬の今、道端のハナニラは、枯れた草の中で、そこだけ緑鮮やかです。


同じく緑鮮やかなのは彼岸花の葉です。
ハナニラは春に向けて、これからつぼみをつけ、花を咲かせますが、彼岸花は寒風をしっかり受けたあとは消えていきます。


ハナニラと彼岸花が混じって生えているところもありました。

2013年1月26日土曜日

出た!


「たいへん長らくお待たせしました」
昨年植えたソテツがやっと芽を出したのです。いったん掘り出して、かたい殻をむいたこともありました。

どこに芽があるか見えない?
勝手に生えたスミレを抜いてみましょう。


きれいになりました。
まだ見えない?


これです。
もう掘り返してみる気にはなれないのだけれど、なんかソテツの赤ちゃんに見えます。


2013年1月25日金曜日

冬枯れ



稲わらをまいた、我が家の田んぼ。
水がたまっていて欲しい時は抜けて、たまらなくてもいい時はたまっている、あまのじゃくな田んぼです。


猫の額ほどの畑には電気柵が。
泥棒はいったい誰なのでしょう?
頭巾をかぶった白菜は、おばちゃんたちが寄り集まっているようにも見えます。


2013年1月23日水曜日

すりこぎ制作中



散歩していたら、道端に干してあったのは山椒の木でしょうか?
邪魔になるので切り倒した木を、すりこぎにするつもりでしょう。


わからないのはその隣に置いてあった、山椒の木の削りかすです。
いったい何に使うのでしょう?

なあんてね。
たぶん、切干大根とすりこぎを並べて置いてあったのでしょう。
土の上に、切干大根そっくりの削りかすが落ちていたので、どきっとしてしまいました。


2013年1月21日月曜日

カマキリの冬の家



コブシは白のほかに薄桃色の木も一本あります。
作業棟建設工事のために植え替えて、ビニールハウスのすぐわきの窮屈なところに植えてあるのですが、元気元気、今年も花芽をたくさんつけています。


カマキリも十個ぐらい卵を産みつけています。
カマキリが産卵したころはまだ葉がついていたのでしょうけれど、葉が落ちた今は大いに目立っています。
でも、小さいカマキリたちが生まれ出るころには、きっと葉も茂って隠されるのでしょう。



2013年1月19日土曜日

アボカド


水分が足りなくなると、すぐ葉先を下に向けてしまうアボカドです。
外に置いていた暖かい季節には、水をたっぷり遣ると葉は元通りにピンと横を向いていましたが、室内に取りこんでからは、ちょっとやそっと水を遣っても葉が下を向いたままになりました。
それどころか、一枚、二枚と葉を落とします。室内は夜露もおりないし、外より乾燥しているからでしょう。


落ちた葉は、なかなか素敵です。
これは、数日前に落ちた葉で、葉柄がまだ瑞々しい色をしています。
 

数週間前に落ちた葉でさえ、葉柄はしなびてきたけれど、葉そのものは瑞々しい。こんなに水分を保てるなら、なにも落ちることはないのにと思ってしまいます。


アボカドに比べると、ライチーは葉を落としたりしません。先の方は、虫に喰われて葉が全然なくなっていましたが、ちょっと新しい葉が出てきたところです。


2013年1月18日金曜日

ザクロ


暮れに益子で拾った(?失敬した?)ザクロが、転がしておいたらかちかちに乾燥しました。


いただいた時は、たぶん立派な実は全部収穫したあとで、川に張り出したザクロの木には、小さい虫喰いのような実が、ぽつん、ぽつんと残されていました。


 種がのぞいていた大きめの方はつぶれてしまっています。


干物になっても、絵になるザクロです。


2013年1月17日木曜日

消えたアオジ


月曜日に降った雪はあらかた消えました。
残っているのは日陰だけですが、このあたりでも場所によってずいぶん積雪量が違い、我が家のあたりは、周辺に比べても少ない方でした。

雪の日に窓ガラスに激突して死んでしまったアオジ、火曜日は雪に埋もれたままで、水曜日は忘れていました。そして木曜日の今日、
「そうそう埋めてやらなくちゃ」
と見ると、影も形もありません。

猫は動かないものに関心を示しません。
犬?
それにしても羽一枚落ちていません。

消えてしまいました。一体誰の仕業だったんでしょう。

2013年1月15日火曜日

雪上の仮面ライダー


昨日一日降った雪は、 朝のうちはカチカチに凍っていましたが、やがて屋根の雪が溶けて、派手な音を立てて落ちるようになりました。


なにもこんな日に外で働かなくてもと思うのですが、夫は薪置き場制作中です。しかも、足りないものがあるとかでホームセンターに行ってしまいました。道路は大丈夫でしょうか?

と、自動車屋さんから電話、
「車検が切れるんだけれど、やる?」
「今日?」
「急いだ方がいいから、台車持って行くから」
「今日?、大丈夫?」
みんな雪のことなんか、全然気にしていません。


しかたない。車に乗せているものを降ろしていたら、雪の上でゴキブリが死んでいます。我が家のゴキブリたちは外で暮らしていますが、何も雪の上で死ぬこともないのにと見ていると、近くにゴム、ナット、ビスなどに交じって、仮面ライダーの消しゴムが落ちていました。


「どうして?」
雪の下に落ちていたなら昨日来ていた息子が落としたことも考えられますが、雪の上です。どう推理しても夫以外には、可能性はないのですが...しっくりきません。


洗ってみると、きれいになりました。


車の掃除をするために近くに行かなかったら、見逃すところでした。


他の仮面ライダーたちに合流させました。

2013年1月14日月曜日

寒空の下


朝から雪の夕方、窓に何かぶつかる音がしました。


出てみると、鳥が一羽ガラスにぶつかって落ちていました。
最初見たときはまだ息がありましたが、すぐ死んでしまいました。どうすることもできませんでした。


2013年1月13日日曜日

土はどこから持ってきたの?


これって誰の卵でしたっけ?中にいるのは卵じゃなくて蛹でしたっけ?
一つだけ独立しているのは、芸術的です。


片づけすると、あっちもこっちもこんなのばっかり。



2013年1月12日土曜日


昨日のことです、バケツの中で、水が立体的に凍りました。


素敵、素敵。
筑波山と足尾山を背景に記念写真を撮りました。


お昼を食べて、お昼休みをたっぷり取って、外に出てみたら、底になった部分がほんのちょっと溶けていただけでした。
そういえば、昼間は何度くらいだったのでしょう。
昨朝はマイナス3度、今朝は0度でした。