2018年1月31日水曜日

まだ残っているのに


明日はまた、雪が降るそうです。
昨日の雪くらいだったら、生活に支障も出ませんが...。


樹上の雪は、昨日の朝、早いうちにひらひらと、落ちていきました。
 

熱保温率の良い石の上の雪は最初から解けていました。


と言っても北向きの屋根の雪は、今日の夕方になっても、全然溶けていません。 




2018年1月30日火曜日

誰が来た?


昨日の夕方、筑波山の上には大きな雲がありましたが、晴れた一日の終わりを、夕焼けが締めくくりました。
天気予報では、茨城あたりはもしかしたら雪になるかもしれないとのことでしたが、その気配はありませんでした。


そして今朝。
あらぁ、また積もってしまいました。
でも、石の上の雪が解けているくらいだから、たいしたことはありません。


東南の空も明るく、今日は晴れの予感です。


入口あたりに足跡がついています。


犬、それとも猫、タヌキの可能性もある?


わりと狭い間隔で、規則正しくついているので、犬ではなさそうです。
タイヤの跡は、新聞配達さんのものです。






2018年1月29日月曜日

どんなお菓子だったのかなぁ


郵便局の駐車場で拾ったこんなもの、可能性としては、飴、チョコレート、アイスクリームくらいか、きれいに洗って、虫眼鏡で見てみました。


わっ、老眼鏡をかけても見えない小さな文字が、「やなせ・F・N」と読めました。
でもそこまで、それ以上詳しいことはわかりませんでした。








2018年1月27日土曜日

イノシシ三昧

先日、赤城山に古い友人Kさんを訪ねたとき、彼自身がさばいたというイノシシ肉をもらってきました。
わなを仕掛けた地元の人はきれいにさばけないので、だいたいKさんにお鉢が回ってくるのだそうです。
Kさんはその日用事があって、夕方からしか時間が取れず、しかも疲れていたのに、夕方から夜にかけて、なんと二頭もさばいたそうです。
その肉のかたまりを、三つもらってきていました。


これは、約600グラムの腰肉で、あと肩肉と腿肉がありました。
たくさんなので、友人たちを招いて、しし鍋を囲もうと思っていたら、その日の午後から雪が降りつもり、結局、集会は取りやめました。
そのため、食べるばかりになった大量の肉がどっさり残されました。
しし鍋用に半解凍して薄切りにした腿肉は、しかたなく再び冷凍してしまいました。

でもスパイスとワインに浸けた肩肉は、食べることにしました。
これは、Kさんお勧めの料理法で、数日前に下ごしらえしていました。


まず、切ったイノシシ肉をボウルに入れ、セロリ、パセリ、玉ねぎ、タイム、ニンジンをみじん切りにして加え、ローリエと塩を少々、白ワインとオリーブオイルをひたひたになるくらいかけて、ラップして冬なら三日から五日くらい置きます。

   
食べるときは、ざっと野菜を取り除けて、肉をフライパンで焼きます。それに、浸け汁に好みでワインやトマトソースを足したものを、ソースとしてかけます。

 
集まりが中止になったので、600グラムほどの肉を、二人で三回に分けて食べました。
フランスの家庭料理はよく知りませんが、見たところ中華料理のようです。
でも、若いイノシシはなかなか美味でした。


三回目はさすがにきつい、少しは目先を変えようと、肉を細切りにして、たれと合わせて炒めたので、ますます中華料理風になりました。
イノシシは匂いもなければ固くもない、豚肉のようでした。
しばらくしたら、冷凍してしまった薄切り肉でしし鍋を食べて、残った腰肉はタイ料理にして食べたいと思っています。
肉を厚く切り、にんにくとナムプラーをすり込んで、一日天日で乾かして焼く方法です。おいしそう!
 



2018年1月26日金曜日

豪華!絢爛!

東南アジアの内陸国ラオスの、国の花はプルメリアです。
プルメリアは中南米からカリブ海の原産ですから、大航海時代に、西洋の植物学者によってインドにもたらされ、それがラオスにももたらされたに違いないのに、なぜ国の花にしているのか、長く違和感がありました。


さて、作業棟の本棚が拡充したので、自分の本棚の本も少し移動させたりして片づけていると、タイで発行されたラオス紹介の本が出てきました。
なにげなく、ぱらぱらとめくってみると、おもしろい。ついつい、片づけていることを忘れて、写真を一枚一枚見てしまいました。


中でも目を引いたのがこの写真です。
チャンパサックにある、クメール時代の遺跡のワット・プーに生えているのは、何とも素敵なプルメリア(ラオス語だとドク・チャンパー)の木々です。


ラオスのあちこちの寺院でプルメリアを見ましたが、こんなに太くはありませんでした。  こんな素敵な木が生えているなんて!
プルメリアを国の花にするのに納得です。
2000年ごろだったか、ラオス南部の町パクセに、タイのウボンからメコン川を越えて入り、ヴィエンチャンに住んでいた友人たちと合流、コーンの滝を見に行くとき、チャンパサックを通ったのに、そのときはメコン川だけに関心があって、遺跡には立ち寄りもしませんでした。
もし、ラオスに行くことがあったら、プルメリアを見に、絶対寄ってみたいと思います。



 

2018年1月25日木曜日

つ・ら・ら・ら


北向きの屋根の雪は、降った日の次の日も次の日も晴れたのに、なかなか溶けません。
そのうち、どさっと落ちるのでしょうか。
 

屋根の上の雪から、つららが下がっています。
コブシの木の向こうに見える、母屋の南向きの屋根の雪は、昨日、全部落ちてしまいました。


さて、北向きの屋根のつらら、


一部の雪は、ずり落ちそうにせり出したまま、落ちないで持ちこたえています。


今朝は風が強い。二十年に一度の寒波とか、雪は当分、このままでしょうか。






2018年1月24日水曜日

ヒヨドリの落とし物


雪が積もった次の日、私はぐずぐずしていたのに、夫は坂道の雪かきをして、母屋から作業棟への道までつけて、電気工事にいそしんでいました。
私も何かしようかと外に出てみましたが、寒い!慌てて室内に逆戻りです。


そんな、雪かきしたところに、薄桃色で白い毛がもやもやと生えているようなセンダンの種が落ちていました。
ヒヨドリがついばんだばかりの種です。糞がないところから、そのまま飲み込んで排せつしたのではなくて、果肉だけついばんだことがわかります。


見上げればコブシの枝が張っているので、ここまでくわえてきて、コブシの枝の上で食べたのでしょう。
 

もう乾いてしまった種は、ほかにも落ちていました。
 

センダンの木の上で食べても何の問題もなさそうなのに、これからしばらくは、思いがけないところにセンダンの種が転がっていることでしょう。






2018年1月23日火曜日

雪の朝


昨日、雪はやむことなく降り続き、20センチ以上積もりました。

 
そして、今日は晴れ。
山々に陽射しが当たり、雪は一気に溶けていく気配です。


前々から、つくばいの水が凍ったら、ラバーダックを置いて遊ぼうとしていたのですが、井戸水を下から補給しているので、つくばいの水は、この冬はまだ一度も凍りません。
しかたない、雪を背景にと浮かべてみました。


おほっ、ひとかたまりになってしまうのは、見えないけれど補給されている井戸水で水流が起こっているせいでしょうか。
あひるたちも、寒そうです。



陽はさらに上り、雪たちは白さを増してきました。







2018年1月22日月曜日

初雪

朝は、東京は雪というニュースを聞きながら、こちらには雪の気配もありませんでした。
ところが十時ごろ、突然雪がひとひら舞ってきたかと思うと、少しずつ増えてきました。
「こっちの窓から雪が見えるけど、こっちの窓から見ると降ってないよ」
「嘘だぁ」


あれから、わずか三時間ほど、気温が低いので雪は溶けることなく、次第に積もってきました。


そして、この写真を撮った数分前に比べても、白さが急速に増しています。






2018年1月21日日曜日

梨畑


梨畑の梨の枝は、つんつんと空に向かって伸びています。


この時期、梨農家は、要らない枝を切り、必要な枝をたわめて、張り巡らしたワイヤーにくくりつけていきます。


もうその作業がはじまっています。


すっかりきれいにくくりつけられた梨畑はさっぱりしています。

たくさんの梨畑が隣り合っています。早生も晩生もあるだろうけれど、ほかの畑の作業が進んでいると、手つかずの農家は焦るのではないかと思ってしまいます。
柿、ブドウ、栗などに比べて、一枚一枚の畑の進み具合の違いが一番よく見えるのが、梨畑でしょうか。


作業が終わっているのに、太すぎたのか残された枝、いずれ切られる運命にあります。


枝を切ったり、古い木を新しいのに植え替えたり、受粉したり、袋掛けしたり、年中作業が続きますが、梨農家が一番怖いのは、遅霜と、五月ごろの雹(ひょう)や霰(あられ)です。
 




2018年1月20日土曜日

黒豆、煮てみました


昨年暮れに、I.Tさんからいただいた黒豆を、遅まきながら、煮てみました。
手持ちの、土井勝の『お正月料理』のレシピには、一度に700グラムを煮ると書いてありますが、いくらなんでも多すぎるので、半分の350グラムで煮ました。


色をよくするための錆びた鉄はどうしよう?
ねじ(コーチスクリュー)は合金だし、近頃の釘は着色してあります。デンマークで拾った鉄くずや、ベーゴマを出してみたけれど、凹部分のゴミが洗い流せるかどうか、ちょっと気になります。


結局、錆びたかすがいを使いました。


洗った黒豆を、醤油、砂糖、塩、重曹を混ぜた熱湯に、鉄とともに5時間ほど浸け、火にかけて灰汁を取った後は、弱火にして8時間煮て、一昼夜そのままにして味を染み込ませます。
途中で煮汁がなくなってしまうようでは火が強すぎると書いてあったのですが、火を最少に絞っていたのに2時間ぐらいで煮汁がなくなってしまいました。仕方がない、水を継ぎ足し、また継ぎ足して煮ました。


そのせいか、あるいは砂糖を控えめにしたせいか、表面にちょっとしわが寄っています。うまく煮るとしわは寄らないはず、妹が煮てくれたのは、まったくしわが寄っていませんでした。
でも、とっても美味でした。