2018年3月31日土曜日

野甘草


昔は大切にしていたノカンゾウですが、丈が高くなると間に生える篠竹やほかの草が取り切れないので、汚らしくなり、最近は、えぇい面倒とばかり花が咲く前に刈り倒したりしていますが、それでも元気に、むしろ勢力を広げています。
これから夏にかけては日陰になるので、この土地にはノカンゾウよりヤブカンゾウやキスゲの方が、むしろ適しているのではないかとも、思います。


何はともあれ、この季節、酢味噌和えにして楽しんでいます。


久しぶりに、お隣のえいこさんから教わったお嫁さんをつくってみました。
くるくる巻いた葉を葉で挟んで、それに着物を着せてつくります。


お嫁さんには、ボケの花が似合うでしょうか?


桜の花の方が、似合うようでした。








2018年3月30日金曜日

桜たち


ソメイヨシノは、八分咲きです。
枝先の花がまばらで、つんつん伸びている木が健康なのだとか、ずいぶん大きくなりました。
植木屋さんが、売れ残りをくれたものです。


我が家には、元から生えていたヤマザクラも入れて、桜は五種類あります。うち、二種類の名前は忘れてしまいました。


これも名前が不明です。
 

残る一本はカワヅザクラですが、クヌギ、コナラの日陰になっているせいか、山桜に次いで古株なのに、これまで一度も咲いたことがありません。

山のそこここが、すでに桜色になっているので、もうヤマザクラも咲きはじめたと思われますが、ヤマザクラは近くで見上げても、ほとんど目立ちません。
ヤマザクラは、山に咲くのを遠くから見たり、眼下に見下ろしたりすると、その美しさが伝わってきます。





2018年3月29日木曜日

分葱


十年も前に、Kさんに株分けしていただいたワケギ、庭の片隅で半野生化していますが、毎年春には忘れずに芽を出します。


できるだけ根まで抜かないよう、茎を切り取って使いますが、しばらくすると後続も出て来なくなります。


ヤムウンセンに、カツオのたたきに、みそ汁にと重宝しますが、もう少し時期が長いといいのに、初夏には早々と消えてしまいます。






2018年3月28日水曜日

出たぁ!


倉庫として使っていた、唯一残っているビニールハウスは、中を片づけないと取り壊せませんが、昨年は、中にスズメバチがうろうろして、とても近づけませんでした。
作業棟に椅子を仕舞う場所ができたので、そのビニールハウスから、3個の段ボール箱に入れていた、折り畳みの椅子を取り出してみてびっくり、その一つに、スズメバチが巣をつくっていました。
これでは、蜂がうろうろしていたのも道理でした。


夫が段ボール箱から取り出して、
「ほら、見てみな」
と、どさっと置いたので、どういう状態で巣をつくっていたのかは見ませんでしたが、巣はかなり大きなものでした。


いやはや、大惨事。


しかも、どこからか巣の材料を調達してきただけでなく、椅子も齧られています。


その、椅子を噛みちぎったものは、パイプの上にまとめてありました。
何のためでしょう?




齧られた椅子は三脚、私は捨てたいと思いましたが、夫がきれいに洗って乾かしました。



なんか、もっと効率的に納められたのではないかしら?
大きい椅子を仕舞うことも想定したのかもしれませんが、これでは、棚をつくって二段にすれば、半分のスペースで、十分収めることができました。




2018年3月27日火曜日

青空が似合います

 
 
コブシには、やっぱり青空が似合います。

郵便局の配達の女性が教えてくれました。もう廃校になってしまったこの地域の中学校では、毎年、卒業時にはコブシの苗を配ったから、このあたりの家にはコブシの木が多いのだと。
道理で、割合よく見かけます。


八重のコブシも咲きました。


一重とはまた違う風情があります。


毎年、何故か一重に遅れて咲きます。









2018年3月26日月曜日

えんどう豆


秋に北海道ののらさんが送ってくれた、ツタンカーメンのえんどう豆、秋に蒔き時を逸して、春に植えようと思っていたのに、また、蒔き時を逸してしまいました。
私は、畑仕事が苦手みたいです。


というわけで、このまま、種コレクションに加えることにしました。

えんどう豆は、古代オリエント地方や地中海地方で、麦作農耕の発祥とともに栽培化された豆ですが、そら豆、ヒヨコマメ、レンズマメも同じ地方で発祥、栽培化されたというのは、とても興味深いことです。麦の間に、雑草として生えた豆が、根粒菌を持っているので麦栽培に役立ったうえ、種も食用されるようになったというのです。
以来、麦作農耕とともに世界に広がって、たくさんの人口を養ってきました。
えんどう豆、そら豆、ヒヨコマメもレンズマメも、莢や種の大きさが実にいろいろです。








2018年3月25日日曜日

タチツボスミレ

毎年、12月、遅くても1月には落ち葉かきに来てくれる有機農家のK夫妻が、今年は2月までかかったせいか、落ち葉をかきとった斜面が、タチツボスミレのお花畑になっています。


といっても、こんなものですが。


以前、大群生していたところも、落ち葉はそうないのですが、その後毎年咲いてはいますが、一面がうす紫色になるほどではありません。
スミレが何を考えているのかわかりませんが、年によって差があり、今年咲いている斜面では、初めてのような気がします。


とまれ、春です。



2018年3月24日土曜日

狩り


朝起きると、庭で大惨事が起こっていました。


鳥の羽が散乱しています。


やられたのは、鳩でしょうか。


羽はあるけれど、身体は一部もありません。


トラは元々は名ハンターでしたが、このところ狩りをした様子はないし、室内にも運んできていません。


さて、狩人はいったい誰だったのでしょうか?





2018年3月23日金曜日

今年のコブシ


コブシが三分咲きの日は青空でしたが、以後、雨が降ったり風が吹いたり、一度も青空はのぞいていません。
 

蕾を包んでいた、暖かいコートを脱ぎ捨てて咲くのは当たり前ですが、


強風で、咲いたばかりの花びらもたくさん散りました。
 

あれっ、咲かないうちに蕾まで落ちています。



コブシは青空をバックにするとよく生えるのですが、一度も青空を見ないで、満開を迎えてしまいました。





2018年3月22日木曜日

ねじ釘


十年以上使ってきた工具入れが、そろそろ出番がなくなり、お役目終了です。
というわけで、分解しました。


ばらす前に、入れてあるものを片づけたのですが、その中に古めかしいねじ釘がありました。
何に使っていたものでしょう?
日本ではあまり見かけない太さのねじ釘ですから、ガーナにいたときにつくってもらったカーペンターベンチ(作業台)についていたものかもしれません。
インパクトドライバーができてから、頭がマイナスのねじ釘はめっきり減って(消えて)しまいました。


今使っているコースレッドの中から、同じ長さ38ミリのものを選んでみました。
全然太さが違います。

その昔はハンドドライバーでねじ釘を留めたので、長いねじはありませんでした。今ではインパクトドライバーがあるので、12センチ長さのねじは普通に売っていて、15センチのものまで、専門店に行けばあります。
こんな太いねじ釘なら、私だったら掌の皮をすりむいても、ねじ込むことはできなかったでしょう。





2018年3月21日水曜日

咲いちゃった!

あんなに、今咲くか、もう咲くかと騒いでしたバイモ、この数日すっかり忘れていて、ふと見ると咲いていました。


いったいいつ咲いたのか不明、肝心なところで抜けてしまいました。


しかし、地味です。豪華だけれど、地味です。


でも、下からのぞき込むと、江戸時代の着物裏、羽織裏のように、とってもあでやかです。







2018年3月20日火曜日

梅に思う

今日は雨、ときおり強い風も吹いています。


昨日の紅梅です。


移植して手入れを怠っているのに、しかも、実が期待できない八重だというのに、毎年立派な実をたくさんつけてくれます。


去年は梅ジャムを、その前の年は梅酒、その前は梅干しをつくりました。


梅酒も梅干しもまだ残っていますから、今年もやっぱり梅ジャムをつくりましょうか。
と、花を愛でないで、あれこれ思い描いている、風流に欠ける私です。