2017年10月19日木曜日

秋一枚


車に乗ろうとしたら、赤が目に入りました。
駐車場に敷くために、もう十年も前に買ったのに、まだ敷いていない、積み上げたブロックの上です。


ツタの葉です。
あたりを見回しても、ツタがはありません。ツタ、アケビ、フジ、スイカズラ、クズなどなど、雑木に登る蔓は、木の力を弱めるので、ことごとく切ってしまっているからです。
「どこから飛んできたんだろう?」


それにしても、きれいな秋色でした。






2017年10月18日水曜日

ノボリリュウタケ


「あっらぁ、紙が散らばっている!


よく見たら、キノコでした。
うぅぅ、茹で餃子のようです。


仕方なく、きのこの図鑑をひっくり返します。
それにしても、よく分類したなぁとか、あぁ、やっぱりマツタケはおいしそうだなぁ、などと一ページ一ページめくっていったら、わぁ、557ページにありました。
ノボリリュウタケという、勇ましい名前のきのこでした。


風味には癖がなくて、しこしことした歯切れの感触がよくて、辛口の白ワインやハーブを使った洋風の煮込み料理によく合うが、フリッターにして揚げても美味しいと書いてあります。
でも、全然食欲はわきません。
馴染みのないきのこは、ただ見るだけです。






2017年10月17日火曜日

アデニウム


初めてタイに行ったとき、やたら目についたのがアデニウムでした。
あっちに行ってもアデニウム、こっちに行ってもアデニウム。茎がまるで木のようで、私の背丈ほどのものもありました。
当時、日本では全く見たこともない、不思議な植物でした。
 

そんなアデニウムが、先日、こんこんギャラリーで開催されていた、「花と板金展」に3鉢出ていました。
メキシコ在住の方のブログで、アデニウムを育てていらっしゃっる様子を知り、「うらやましいなぁ」と思っていたら、いつのまにか日本上陸を果たしていたのです。
懐かしさで、ひょろっとしたのを買おうとしていたら、夫が太いのを買ってくれました。
まるで、バオバブのようです。


バオバブのようだけれど、日本的というか、盆栽的というか、徒長しないでちんまりとまとまっています。
タイで馴染んでいた、枝が四方八方に伸びて、伸びきって、ところどころに花が咲いているアデニウムとは、別もののようです。

ところが、ネットでタイのアデニウムを調べてびっくり。
木のような、盆栽のような育て方は、なんとタイではじまったようです。そして、我が家に来たアデニウムも、タイでつくられたもの、アデニウム・アラビカムでした。

道理で、「結いのはな」のよしださんが、
「このアデニウムは、2、30年経っているでしょうね」
とおっしゃったとき、ふと、
「誰が2、30年も育てたんだろう?」
という疑問がわいたのですが、なぁんだ、タイ人が育てたのです。
 

タイでは今、こんなアデニウムがいっぱい栽培されていて、日本に直輸入されているそうです。
 

日本で直輸入できるとすれば、きっと中国やヨーロッパにも輸出されていることでしょう。


それにしても、タイ人おそるべし。
上の3鉢は、アデニウム・タイ・ソコトラムです。
アデニウム・ソコトラムは、アフリカのソコトラ島固有のアデニウムですが、タイで栽培されたものは、混同しないように、アデニウム・タイ・ソコトラムと、間に「タイ」をつけて呼ぶそうです。


ちなみに、イエメンのソコトラ島のアデニウムです。
すごいなぁ!
アデニウムは、東アフリカからナビビア砂漠のあたりと、ソコトラ島にも自生していますが、マダガスカルにはないそうです。


こんな写真を見ると、ソコトラ島に行ってみたくなります。


まだ、葉がついているけれど、冬になったら落ちるらしい。 そしたら、春まで水はまったくやらなくていいそうです。


そして、夏に花が咲くそうです。

ところで、ネットで種類を調べていたら、アデニウムの値段の高いのでびっくり!
「結いのはな」のよしださんからは、三分の一ほどの、お友だち値段で譲っていただきました。








2017年10月16日月曜日

キタテハ?


これは、キタテハでしょうか?
とまると、葉っぱにしか見えません。


羽を広げたところも撮りたかったけれど、あっというまにどこかに隠れて見えなくなりました。
幼虫の餌はカナムグラだそうです。私は目の敵にしていて、我が家にはカナムグラは生えていませんが、周りにはいっぱい生えています。
 





2017年10月15日日曜日

鳴滝の思い


我が家の裏山に、鳴滝という滝が流れています。
山は標高がわずか500メートルほどですが、滝の水は一年中枯れることがありません。
我が家から歩いて15分くらいですが、滝があたりの空気を冷やしていて、気温は2度くらい低く、特に夏にはその涼しさに、誰もがほっとします。
このあたりは粘板岩でできていて、岩がむき出しでそそり立っているところもあります。

そんな滝まで、犬たちが元気だったころは毎日のように散歩に行きました。そして、滝つぼの石を拾うことがありました。滝つぼと言っても、水たまりくらいの大きさです。
水量が決して多くはないのに、すべすべに丸くなった石がありました。いつから滝に打たれ、いつから丸くなりはじめたのか?
千年、二千年。おそらく、気の遠くなるような年月がかかったことでしょう。

さて、客人があったので、昨日は鳴滝に行きました。
ちょっと滝つぼに手を入れてみましたが、いまはすべすべの石は一つもありません。小石さえ少ないのですが、その小石もごつごつしています。
以前は、ここで丸い石を拾った、という話をK夫人にする、
「あんまり石は拾わない方が.....」
と口ごもられました。
訊いてみると、その昔、妹さんが病気になったのですが、どうもお墓の石を拾ったのが原因のようだったと、お母上が話されていたというのです。
そんな話を聞いて、私も久しぶりに、石にまつわる話を思い出しました。

あれは、初めてカンボジアに行った年、たぶん、1990年のお正月ごろでした。
当時は、カンボジアの和平をめぐるパリ協定が結ばれる以前で、国連に国として認められていたのは、タイ国境あたりに残存していた、ポル・ポト派を含む、武装した三派連合という歪んだ状態で、プノンペンを中心に、カンボジアのほぼ全土に住む人々は、国際社会(というか、西側)からは見捨てられていました。
ポル・ポトの恐怖政治から、カンボジアの人々を解放したのは、ヴェトナムに亡命していたフンセンやヘン・サムリンで、ヴェトナム軍に応援を頼んで、ポル・ポト軍を、タイ国境に追いやりました。そのため、ヴェトナム戦争に負けたアメリカやフランスは、面子からしてもフンセンたちを容認することができず、フンセンたちをヴェトナムの傀儡政権と決めつけていたのです。

さて、プノンペンに滞在していた同僚Mさんが、初めてカンボジアを訪問した私をトゥールスレーンに連れて行ってくれました。プノンペンに来た人なら一度は行ってみた方がいいという配慮からだったと思います。
トゥールスレーンは、もともとは高校でしたが、ポル・ポト時代に、虐殺の拠点となり、投獄、拷問、処刑などに使われた建物で、残虐行為の象徴として戦争博物館になっています。
生々しい展示を見たあと建物の外に出ると、強い日差しが照りつけていて、重苦しい気持ちが、少しだけ晴れていきました。そしてつい、いつもの癖で、庭の丸い小石を、三つばかり拾ってしまったのでした。
親指の先ほどの石でした。

数日後、プノンペンからラオスのヴィエンチャンに行こうと、空港で荷物検査をした時のことでした。荷物が制限重量の20キロを5キロ以上超えていて、超過料金を払わなくては預かれないと言われました。おかしい、カンボジアで重いものを増やした覚えはないと思いながら、そこは、
「じゃぁ、超過している分は手で持っていくから」
と、姑息なすり抜けをして、ヴィエンチャンには無事に飛ぶことができました。

それにしても不思議でした。何が目方を増やしたのだろうと、スーツケースの中を点検してみても、思い当たるものがありませんでした。そして最後に、トゥールスレーンの小石が気になりました。
「まさかね。でも、これしかない」
次の日、私はヴィエンチャン在住のAさんとHさんに、朝一番でメコン川の土手に、連れて行ってもらいました。
そして、心を込めて鎮魂のお祈りをして、トゥールスレーンの石をメコン川に投げ入れました。
ラオスを出るとき、ヴィエンチャンの空港の荷物検査で、私の荷物は、20キロを大きく下回っていました。
もしかしたら、プノンペンの空港の秤が壊れていたのかもしれませんが、以後、石を拾うときは、思いのこもった石は拾わないよう、気をつけています。
お寺の石も、神社の石も、拾いません。


鳴滝の石には、思いがこもっているなんて考えたこともありませんでしたが、こんなに丸くなるのに、少なくとも千年はかかるかもしれません。
だとしたら、山の思いはこもっているかもしれません。

「いつか、滝つぼに戻した方がいいかしら?」
よくわかりませんが、まだその時ではないと思うのは、私の勝手な言い分でしょう。


さて、先日行った徳島県のつるぎ町にも鳴滝がありました。
バスの車窓からちらっと見ただけですが、素敵な滝でした。


そして、京都にも鳴滝があるのを知りました。
どれも、滝つぼに直接落ちてくる滝ではなく、斜面をすべるように落ちてくる滝です。いろいろな音がするので、鳴滝と名づけられたのでしょう。






2017年10月13日金曜日

いただきものの野菜たち


先日、以前一緒に働いていた人たちの同窓会を我が家でやったとき、稲刈りで来られないからと、さちこさんが、野菜の大きな箱を送ってくれました。
20種類くらいもあって、夏の間は育てにくいパクチーまであって、どれもとっても美味でした。
 

ジャガイモは二種類。
キタノアカリとグランドペチカ。どちらも鉄板で焼きました。


この太い方のオクラは、ダビデの星というのだそうです。
初めて食べました。


カブはさちこさんのものだけど、唐辛子は我が家のものです。


ヤツガシラは、とってもきれいになって、すまし顔で箱に入っていました。


 ちなみに、その前日、熱血Sくんから届いたヤツガシラはワイルドでした。

 
ヤツガシラの茎、ずいきは、酢味噌和えにしたら、とっても美味でした。
私は、干して芋がらにしたものより、生で食べる方が好きです。
 

ちなみに、Sくんの枝豆もワイルド、茎から外すのは、早めにきてくれたKさんのお仕事になりました。










2017年10月11日水曜日

最盛期


今朝収穫したイチジクです。
昨年はヒヨドリが、今年はカラスがイチジクを見つけたみたいでどうなるかと心配しましたが、カラスは足場がよくなくて、うまくつつけないみたい。それに最近はほかのものを見つけたのか、家の周りに来ていません。
そして、今年、ヒヨドリは、イチジクを見ていないみたいです。


というわけで、スズメバチやカナブンも多少は姿を見せていますが、人間が独占的にいただいています。






2017年10月10日火曜日

山椒


山椒の実が、すっかり赤くなりました。


青いうちに塩漬けにしたりそのまま冷凍にしたりして食べると言っても、食べる量には限りがあります。去年冷凍にしたのがまだ残っていて、今年は実を摘まなかったので、今年の実がそのまま残っているのです。 


それにしてもいい色。


はじけたのも、可愛いです。







2017年10月8日日曜日

岩垂草


先日、昔の同僚たちが我が家にやって来たとき、やはり昔の仲間で八郷に住むのSくんの田んぼを見に行きました。
Sくんの田んぼは谷津田が5枚、苗代もつくる一番上の田んぼだけが比較的乾いていて、機械を入れることができますが、残りの4枚は手刈りです。


いつもは寡黙な、でも熱血漢Sくんは、その前夜に引き続いて、大いに語ります。


土手に立って、みんなをけしかけている(喧嘩を売っている)Sくんに、
「そうだ、そうだ!」
と、心の中で声援を送りながら、ふと足元を見たら、道端にイワダレソウが咲いていました。


我が家のヒメイワダレソウは、白い花ですが、こちらは桃色の花です。
ヒメイワダレソウは、初夏に咲いたものの、花期はとっくに終わって、ずっと前から葉だけになっています。
 

イワダレソウが、こんなところに自生するとは、思ってもみないことでした。
Sくんが草刈りを怠っていない、たまものです。それにしても、イワダレソウが自生しているのを見たのは初めてでした。


そのあと、やはり昔の仲間のGさんの家を訪問したのですが、Gさんの連れ合いのHさんが、イワダレソウに、関心を寄せてくれました。
G家では蜜蜂を飼っていますが、イワダレソウからとってもいい蜜ができるそうでした。もし花期が長いなら、イワダレソウは、とても養蜂に向いていると思います。







2017年10月7日土曜日

実が生っている!


友人の家に行く途中、夫が車を降りて、筑波山の写真を撮っていました。
「この辺りの、筑波山の姿はちょっと.....」
私は、我が家から見る筑波山の方が美しいと思っているので、関心なし。そこいらをぷらぷらしていました。
すると、道端に青い実が並んでいるのが見えました。


ワルナスビです。花は見るけれど、実の季節にワルナスビを見たことはありませんでした。
なんだかおいしそう。タイ人だったら、唐辛子味噌をつけて、生のまま齧りそうです。 イヌビユの葉は、唐辛子味噌をつけて美味しく食べられることを、かつてタイ人の友人から教わりましたが、彼ら抜きで、ワルナスビを試してみる気持ちにはなれません。


小さいころ見たら嬉しかっただろうなぁ。
ままごとによくつかっていたのは、あかまんま、ピラカンサの実などでした。ワルナスビを使ったら、もっとリアリティが増すこと違いなしです。


それにしても、もうどこも刈り取りが終わったというのに、このあたりはまだ稲が残っています。








2017年10月6日金曜日

つくってみました

 
日曜日に、棕櫚の葉のハエたたきをつくろうと採ってきた棕櫚の葉です。
葉先はわかれていますが、葉元ではくっついて一枚になっているところもあります。


早く乾かそうと、くっついているところは、バラバラに割いておきました。
葉先も切っておきました。


さて、編んでみます。
 

葉のつけ根、ちょっと出っ張っている部分は、お手本に習って切り取りました。


出来上がりより少し下で編んで、あとでタコ糸を葉先方向に引き上げようという魂胆でしたが、そうそう、うまくはいきませんでした。


一番外側の葉はたるませて、もう少し丸みを持たせた方がよかったんだけど、葉が言うことを聞きません。
たぶん、もう少し乾燥させて、パリパリにしてから、水で湿して編んだ方が、うまくいくのではないかと思います。