2019年9月30日月曜日

彼岸花愛

一週間遅れの彼岸花、どこもかしこも赤、赤、赤と、咲きほこっています。
材木屋さんに行く途中の、ちらっと白い花が見えた場所に、帰りに車を停めてみました。


もちろん、誰かが植えたのでしょうね。


勝手に白い花が出てくるはずがありません。
我が家の白い彼岸花は日照が足りなくて枯れてしまいましたが、ここのはとっても元気です。
 

白というより、生成り色です。


まだまだ株は小さいけれど、これからが楽しみです。


もう一か所は、彼岸花だらけの斜面。ここも道から目に入ったので寄ってみました。
偶然こうはなりませんよね?
  

誰が彼岸花を愛でているのでしょう?







2019年9月28日土曜日

時間差開花


昨夕、窓ガラスを閉めているとき、メダカ鉢のホテイアオイの二株目が咲いているのを見つけました。


外に出てみると、咲いているのは居間に向いた一輪だけ、あとは蕾でした。


時間差で咲こうというのです。


今朝、残りのつぼみが開いていました。


昨日咲いていた花はひっそりと萎んでいます。
 

それはそうと、なんだかメダカの数が減っている感じがするけれど、気のせいでしょうか?





2019年9月27日金曜日

今年は遅かった

毎年、よくぞ咲く時期を忘れないと感心している彼岸花は、今年は珍しくお彼岸には咲きませんでした。陽だまりに一輪見ただけでした。

あれから一週間、もう、あぜ道には彼岸花がだいぶ咲いています。
「我が家の彼岸花はどうだろう?」


お彼岸には色がなかった彼岸花、赤く見えています。


五分咲きと言ったところでしょうか。


これからという蕾もあれば、


今を盛りと咲いているのもあります。


いずれにしろ、これで本格的な秋の到来です。







2019年9月25日水曜日

北欧の浮き

子どものころから、魚釣り用の木の浮きが好きでした。
轆轤で挽いた、丸や紡錘形の浮きで、赤、黄、白などの色が塗ってある、手づくりのものでした。
学生時代には、港町などに行くと釣り具屋さんを探して、気に入った形の浮きを見つけて、ハンドバッグ代わりに持ち歩いていた魚籠にぶらさげたりもしていました。
ガラス浮きは大学1年のとき、友だちと行った伊豆下田漁港の漁具屋さんで、初めて目にしました。こんなきれいなものがあるんだと感激、そのとき買ったガラス浮きは、今も大切に持っています。

白樺の木の皮をはいでつくった漁網用の浮きを知ったのは、Shigeさんのブログででした。ロシアや北朝鮮で使われているものらしい、北海道から福井のあたりまでの日本海岸に漂着します。
いつか白樺の浮きを手にしたいと思うようになり、思いが通じてShigeさんに送っていただいて実物を目にしたときは、天にも昇る心地でした。
その後、若狭の海岸では初めて白樺の浮きを自分で拾いました。そのとき、一緒にビーチコーミングをした人が、あとのモビールをつくる時間に、それを輪切りにして使っていましたがとんでもないこと、私は一つ残らず大切に持ち帰りました。
どんだけ白樺の浮きが好きなのとあきれた北海道ののらさんが、漁網ごと打ちあがっていた浮きをたくさん送ってくれ、一挙に白樺の浮きの長者になりましたが、今回の北海道への旅でも2つばかり拾いました。私の白樺の浮き熱は今も衰えることなく続いています。
そんなおり、ネットでスウェーデンの白樺の浮きを見つけました。


日本人骨董商のKさんが、スウェーデンで見つけたもの、普通は真ん中に石が包み込まれた魚釣りの錘(おもり)だそうです。
ところがこれは、石が入ってなくて中まで白樺なので、Kさんは不思議がられていました。
よく水に浮くので、これは錘ではなくて浮きに違いありません。


北欧の漁師さんたちは、白樺の樹皮の特性をよく知っていたはずです。
皮をはぎさえすれば勝手にくるっと丸まって、それだけで浮きにできるのに、どうしてこんなに手の込んだ浮きをつくったのでしょう?
そんなことからも、この浮きは、たくさんの浮きを必要とする漁網用の浮きではなくて、釣り人用の浮きだったのでしょうか?

また、石を白樺に包んだ漁網用の錘(おもり、沈子)は、漁師さんが自分でつくることができる、最も身近な錘だったことでしょう。


浮きの一面には釘が打ってあり、字が書いてありました。
  

厚みはこんな感じです。


日本海側の海岸に漂着するロシアか北朝鮮の白樺の浮きは、最近では減りつつあるそうです。
次第に発泡スチロールの浮きなどに取って代わられているのでしょう。


ネットで、フィンランドの浮きを見つけました。
真意のほどはわかりませんが、18世紀のものと書かれています。北欧にも木の浮きもあったのですね。


北海道には白樺がたくさん生えているのに、日本には白樺の浮きをつくる伝統はなかったようです。
今回、北海道に行ったときに資料館などで見たのは、木の浮きとガラス浮きでした。






2019年9月22日日曜日

復活!

台風15号で、大きな被害はなかったのですが、芭蕉は先がぽっきりと折れてしまいました。
お風呂からきれいな緑の葉が見えていたのに、全部折れてすっかりさびしくなりました。
それから10日余り、
「あらっ、新しい葉が出ている!」
窓から見える景色がまたよくなっていました。


2週間後には、大きく伸びた葉も見られるようになりました。


別の株が伸びたのではなく、同じ株の芯の部分が伸びているのです。
「たくましい!」


どの株も、そろって復活しています。


折れた茎を切ってやってから三日目の今日、霜が降りればすっかり枯れてしまうというのに、また新しい葉を盛大に伸ばしています。







2019年9月21日土曜日

アシダカグモ?


室内に、大きな蜘蛛がいました。
アシダカグモでしょうか?


あぁぁ、ぶら下がっているのはナナフシの脚。


ばらばらになったオニヤンマ







2019年9月19日木曜日

アオゲラ

家を見学する人たちが来る日、土間の外に置いてある植木鉢を動かして、吹きだまった芝の葉など掃いて、敷石の掃除をしました。
しばらくして、土間入り口の外で夫が、
「おいっ、ちょっと」
と、騒いでいます。
あらっ、今きれいにしたばかりなのに、何かしらと見ると、敷石の上で鳥が死んでいました。


アオゲラのようです。
さっき、猫のトラは外に出ていたけど、トラの仕業ではなさそう、ぶつかった音は聞かなかったのだけど、ガラス戸にぶつかったのでしょうか?


触ってみるとまだ温かい、でも首の骨が折れていました。


居間のガラスか、土間の出入り口か、どちらかにぶつかったものでしょう。かわいそうなことをしました。






2019年9月16日月曜日

ナナフシ?


これまで見たナナフシとは感じが違いますが、これもナナフシでしょうか?


いつも枯れ枝のようなのばかり見ていて、こんなに虫らしいナナフシは初めてですが、顔のあたりはナナフシのようでした。







2019年9月15日日曜日

布袋葵

 

ふと見ると、メダカ鉢のホテイアオイの花が咲いていました。


咲くとは思わなかった、メダカ鉢のホテイアオイは株が増えすぎて、表面を覆いそうになるので、


どんどん摘んでは捨てていました。


水温の関係か、常に新鮮な井戸水を補給している金魚鉢のホテイアオイは、過去に一度咲いただけ、今年も咲きそうな気配はありません。

次の日に見たらもう茎が折れ曲がっていました。







2019年9月14日土曜日

漂着物、その他いろいろ

 

北海道の浜で拾った、石と貝、そしてガラス浮き以外のものたちです。
漁師さんの網の留め金、レンガ色の浮き、なんだかわからない筒、おはじきみたいなプラスティック、そして釣りの浮きです。


白樺の浮きは、3年前に福井の浜で拾ったし、のらさんが前に網ごと打ちあがったのを送ってくれたのでいっぱい持っているのに、やっぱり拾ってしまいました。


カニの甲羅はもっと拾いました。
お腹だけのも面白かったけれど、浜で広げてみて、やっぱり置いてきてしまいました。
棒のように見えるものは、円筒形になっています。貝かな?何でしょう。


ハスノハカシパンは脆いものですが、手荷物だったので、割れないで持って帰れました。


海藻のオブジェです。
中に突き刺さった棒みたいなもの、引き抜こうとしましたが、引き抜くのはいつでもできるからと、残しておきました。


漁網の錘。
完品の方は、丸い石が詰まっています。


陶片はたくさん見つけて拾いましたが、やはり浜に広げて見直して、全部置いてきてしまいました。明治以前のものはありませんでした。
これは、置いてくるのを忘れてしまっていた印判の陶片です。


フジツボたち。


ミネフジツボはとってもおいしくて、高値で取引されているようです。


ホタテの殻についているのは、何フジツボ?


こちらは、小さいけれどアカフジツボでしょうか?
アカフジツボは津軽海峡以南にしか生息しないようだし、見た途端にのらさんが、
「北海道のフジツボじゃないわね」
と言ったので、本州から流れてきたものでしょうか?
それにしては、貝には波で洗われた跡が全然なくて、エッジが尖っていたので、もしかしたら誰かが捨てたものかもしれません。
残念ながら、フジツボ界の女王のチシマフジツボにはお目にかかりませんでした。


クジラの背骨です。
クジラの骨は北海道ではよく拾えるのか、北方記念館のTさんの展示でも、海鳥センターの展示でも、大きな骨を見ました。
これは私ではなく、一緒に一か所だけ浜を歩いたIさんが拾ったもの、Iさんはクジラの骨はたくさん持っているのか、
「よかったらどうぞ」
とくれました。
数日間、キッチンハイターのお風呂に入れて、今は天日干し中ですが、まだちょっとだけ臭います。


以上が、北海道で出逢ったり、拾ったりしたものでした。
のらさん、ありがとうございました。Tさん、Iさんもありがとうございました。