2019年9月13日金曜日

北海道の石


石好きの私、重くなるからと大きい石はさすがに拾いませんでしたが、小石を拾ってきました。


最初の写真の左下の黒いのは石炭、そしてその上は、レンガ(素焼きの錘かタイルかもしれない)の削られたものです。


北方記念館のTさんがくださったメノウ、左上の一つはのらさんが見つけたメノウです。
私も浜で、メノウらしきものを見つけて、
「ねぇ、これはメノウかしら?」
とのらさんに訊くと、
「あっ、それは石よ」
と、一瞥しただけで即答が帰ってきます。似てるんだけどなぁ。
メノウは唇に当てると、吸いつくような感覚があります。いちいち、唇に当ててみるけれど、吸いつく感じがあるかどうか、だんだん混乱してわからなくなります。


これも、Tさんが拾われた石です。
「ご自由にお持ちください」と書かれた箱の中の石(右端)を手に取って、矯めつ眇めつ眺めていたら、石好きと見抜かれたらしく、Tさんが奥の方から、ほかの石も出してくれました。


インドの石に似ている、右から二番目の石が、とくに好きです。


化石になってしまった貝とフジツボ。
左はエゾキリガイダマシで、残りはフジツボのかけら、どちらも抜海の貝だまりで拾いました。ホタテの化石も見ましたが、ちょっと欠片過ぎたので、拾いませんでした。
  

これは楽しい石?
いえいえ、右の5つは波に洗われに洗われた木片です。


同じような大きさなのに、左の石が49グラム、右の木片は9グラムでした。


そして、写し方がよくないのですが、これは羽幌の海岸で拾った、薄くて平べったい石です。
羽幌の海岸には、大きいのも含めて特に薄い薄い石がたくさんあり、いつもはもっとコロッと丸いのが好きなのですが、つい拾ってしまいました。
海には多少の波がありましたが、回転させるように投げると、海面で何度か飛び跳ねてから沈んで行きました。
残念ながら、リュックに入れ、それを飛行機の預け荷物にしたら、いくつかの薄い砂岩は粉々に割れていました。






7 件のコメント:

mmerian さんのコメント...

のらさんとの旅、楽しまれたようですね。北海道のBC,私も行ってみたいです。ガラス浮きも貝もメノウも化石も魅力的です。こちらは、以前より南東の風が吹かなくなってきたような気がします。タイミングが合わないのか、今年は拾った種も少ないです。石垣島とか南の方は大量に流れ着くので、そちらにも行きたいけれど、県内だけで精一杯の日々かも。(笑)

のら さんのコメント...

mmerianさんも是非北海道にお越しください。道北でも十勝でも案内いたしますよ。

さんのコメント...

mmerianさん
毎日、毎日、県内だけじゃなくて九州各地を精力的に歩かれているじゃないですか!どちらかと言えば山の方が多い気がするけれど(笑)。海も歩いてください!
熱帯や亜熱帯の大きくてカラフルな貝もいいけれど、ヒタチオビには魅せられました。ガラス浮きはまだまだ拾えるようですが、白樺浮きは北海道では減っているようです。もっとも、白樺浮きには誰も注目を寄せていないようだったけれど(笑)。

Bluemoon さんのコメント...

なるなると拾ったものに納得しました。拾わなかったもの、これらは面白かったです。私が歩いた浜辺では見たことのないものばかりです。そんなに頻繁に行ってはいませんが、貝類と魚類しか見ていません。

さんのコメント...

Bluemoonさん
北海道の日本海側の浜だけとっても、地形の違い、河口のあるなしなどによって、漂着するものは違うようです。面白いですね。
オーストラリアの浜にはきっと、素敵な石や化石がありますよ。なんて知らないけれど(笑)。

昭ちゃん さんのコメント...

春姐さん良く摩耗していますね石の方は専門外ですが
いろいろな海岸の形状がありアーチ状の汀線が続くところを
カスプ(CUSP)と呼び一日遊べます。
メノウあり珪化木あり波が美しい石の音を聴かせてくれます。

さんのコメント...

昭ちゃん
今回、「石の浜」には行きませんでしたが、いろいろなものが上がる浜には、石もまた面白いものがありました。
北海道ではメノウはよくあるし、珪化木もよく拾えるよう、Tさんの漂着物展示にはたくさんありました。
本当、一日中遊べそうでしたよ。丸3日以上遊んでしまいましたが(笑)。