2016年5月30日月曜日

ウルトラマン、見ぃつけ!


バッグの中を片づけていたら、底からこんなものが出てきました。
拾ったのはずいぶん前、確か、広い病院の中を、駐車したところまで歩いていて見つけたものです。拾ったことさえ忘れ果てていました。

ウルトラマンだろうくらいはわかりましたが、それ以上はわかりません。それでも、今はネット時代、あっさり見つかりました。
ウルトラマンゼロと言う名前、ウルトラセブンの息子だそうです。


バッチでもなければ、ブローチでもありません。
裏にボタン状のものがついているのは、シャツのボタン穴にはめるようにつくられているのでしょうか?


直径1センチほどの丸い突起に書かれた文字は、眼鏡をかけても読めませんでしたが、写真に撮ってみると、読めました。
「三歳以下の子どもには持たせないでと書いてあります。


誤飲を恐れてのことだと思いますが、お母さんはこんな小さい字が読めるのかなぁ?
でも一応断り書きしてあるので、何かあったら、子どもに持たせた人の責任ということでしょう。


「よい子は、飲んじゃだめだぞ!」






2016年5月29日日曜日

白い花、黄色い花


仮設ゲストハウス前のテイカカズラが、用意してやったネットは通り越して、クヌギの木に登っています。


風車状の花。


どの花も同じ方向に風車です。


ところで、裏山に行ったら、道にこんな黄色い花が落ちていました。


見上げても、高くてどの木かわかりません。


いったい何の花でしょう?






2016年5月28日土曜日

ウスバカゲロウ


テーブルソーのおがくずのたまるところでは、いつもウスバカゲロウの幼虫が蟻地獄をつくっています。
軒下にも蟻地獄ができていますが、乾いた土だと硬いはず、もっと小さくて浅い蟻地獄です。それに比べると、おがくずの蟻地獄は、ふっかふか。大きくて深いものです。


テーブルソーの内側にまでつくっているけれど、いったいこんなところに蟻が来るのでしょうか?
我が家には蟻はたくさんいますが、ウスバカゲロウが蟻地獄をつくるようなところでは見たことがありません。
さて、いったいどんな幼虫がいるのか、蟻地獄の底のあたりのおがくずをすくって掌に乗せ、吹き飛ばしてみました。
 

いたいた。これかぁ。
なかなか鋭い爪を持っています。身体は短い毛におおわれていて、おがくずがいっぱいついているようですが、ご愛敬なのは、左右に直角に伸びた手(脚?)です。肉眼で見たら、猫の毛がついているのかと思ったほど細いものでしたが、ちゃんとギザギザがあります。
写真を撮っている間、死んだふりをしていて、まったく動きません。


おがくずの中に、裏返しでおろしても、びくともしません。
暗い場所だったので、ピントが合っていませんが。


もとに戻して、指でつんつんと押しても、しばらくは微動だにしません。
「あれ、さわったら死んじゃうのかな?」
と不安になりはじめたころ、もう大丈夫と思ったのか、お尻から潜っていきました。

以前、ウスバカゲロウの卵を見ましたが、卵のはかなさ、成虫のはかなさに比べて、別人のように力強い幼虫でした。







2016年5月27日金曜日

お腹が大きい?


作業していると、カエルと同じくらい頻繁に出逢うのはカナヘビです。
しっぽが切れたのも、切れないのも、がさごそしていますが、この日、草むしりの芽の先にいたカナヘビは、逃げもせず、じっとしていました。


あらっ、写真を写してみると、ちゃんとこっちを見ている!
逃げないけれど、カマキリのように気にはしていたのです。
その姿、もしかして、お腹が大きい?


草むしりしていると、カナヘビの卵もよくみつかりますが、もうそんな、子育ての季節なのでしょうか?







2016年5月26日木曜日

アメリカアカバナトチノキ


先週、カフェ木古里に行ったとき、北米から来たアカバナトチノキ(Aesculus pavia)が咲いていました。
背が低いのは、木に虫が入って倒れ、ひこばえが育っては、また虫にやられるのを繰り返しているからだそうですが、もともと、アカバナトチノキは2~4メートルほどの低木です。


日本のトチより葉も小さく、花はラッパ状をしています。


あっ、ひとつの房が、実になろうとしています。
花のあと、こんな風に実になってゆくのですね。






2016年5月25日水曜日

海へ!その二


引き潮の岩場にも寄りました。


2011年3月11日の津波で打ち上げられた根のついた木たちは、あちこちに残っていますが、あれから五年以上経って、ほぼ朽ち果てようとしていました。


干潟は、親子連れでにぎわっていました。


ヤドカリを、潮だまりから岩に引き上げては、出てくるのを待ちますが、用心深くて、なかなか出てきません。


ヤドカリくらいしかいませんでしたが、


面白いものがいっぱいで、


見飽きることがありませんでした。


小さな女の子に、捕まえたカニを見せてもらいました。


海藻を採っている人もいました。


潮だまりをのぞき込むばかりで、何も拾いませんでしたが、最後に、プラスティック浮きを一つ拾いました。


「台南景星塑膠廠有限公司」と陽刻があったので、中国ではなく、台湾のもののようです。
どこから、どうやって流れてきたのでしょう?


また、ときどきは潮風にあたりたいものです。






2016年5月24日火曜日

海へ!

日曜日に、海に遊びに行きました。というか、魚市場にお寿司を食べに行ったついでに、海にも寄りました。
この日は霧が出て、遠くは霞んでいた、那珂川の河口です。
普通、河口には海岸とは違うものが流れ寄っていて面白いらしいのですが、海岸が侵食されないように、防波堤がつくってあり、川から流れてきたものが浜に留まることがなさそうでした。
川岸には、石ころがあるくらいで、とくに珍しいものは見当たりませんでした。


その防波堤の、砂浜側です。


ここでは、庭の一角に敷くような、ちょっと大きめの丸い石を拾おうと思っていたのに、ほとんど拾えませんでした。
丸い石がある場所ですが、どれを拾うかとえり好みをしていたからです。
下段の真ん中は自然石か、人工物か迷うところでした。


似た石がわりとたくさん転がっていたので、自然石の可能性が高いでしょうか。
まぁ、きれいだったら、自然石でも人工物でもどちらでも構わないのです。


陶片も拾いました。
古くもないけれど、そう新しくもない。


近くで、同じお皿のかけらも落ちていました。
わりと厚みがあります。どんなお皿だったのでしょう。


小さな石たちも。


左端はプラスティックの浮きです。
昨日、北海道ののらさんから、『のらつうしん』が届きました。
その中に、


「浜にめぼしいものはないから、(しかたがない)十勝石でも拾おうか」
などと書いてありました。
なんて贅沢な!
十勝石が月なら、ただの丸い石はすっぽん、あちらがスターなら、こちらは台詞のない通行人といったところでしょうか。






2016年5月23日月曜日

オトシブミの里


我が家のエゴの花を見るため、枝垂れた枝の奥を覗くと、オトシブミがぶらさがっていました。


ケヤキの葉のオトシブミより一回り、いや二回り大きい。


オトシブミには、親が葉を切って落とすもの、落ちやすくしておくもの、ぶら下げたままにしておくものなどあるそうですが、これは、ぶら下げたままにしてあるのでしょうか?


いやはや、エゴの木はオトシブミ天国になっていました。


完全に仕上がったものが多い中で、


途中のようなのもありました。


オトシブミのお母さん、見つけた!
エゴツルクビオトシブミ(Cycnotrachelus roelofsi)です。
これはメスで、オスはもっと長い首をしているようです。
 

こんな小さな身体で、大きな葉っぱをよくきれいに巻けるものです。

オトシブミの中には卵を一粒産んでいるだけだそうです。
小さな虫ですから、育つスペースもそう要らないし、幼虫は葉を内側から食べるそうですが、餌もそう要らないのに、贅沢な空間をつくっています。
ちょっと、私たち夫婦みたいかしら?