2011年5月2日月曜日

家にユンボがやってきた



3月11日の地震発生時刻には、夫は建機のリース店から借りたユンボ(油圧ショベル)で、近くから運んできたを、取りあえず、じゃまにならないように置こうと、動かしたり、積んだりしていました。

夕方、四時半には搬送の車がユンボを回収に来る手はずでしたが、地震で、来ることができたのは二、三日後でした。普通なら、しめしめとユンボを勝手に使ったかもしれませんが、そのときは、そんな気分ではありませんでした。

というわけで、我が家の入口辺りは、しばらく作業半ばのままでした。地面は波打ち、石は転がり、知らない人が見れば、地震でいったい何事が起きたのかと、勘違いするありさまでした。

あれから、もう50日以上経ちました。




輸送代もリース代も高いユンボを、時間に追われながらせわしなく使うのに疲れて、夫は一念発起、すごい集中力でオークションに出ているユンボを比較しまくり、とうとう格安で買ってしまいました。そして、輸送してもらうより安いからと、二トントラックを借りて、三重県まで引き取りに行ってきました。

ユンボは荒仕事ですから、傷つきやすいものです。
夫に言わせると、オークションに出されているユンボのほとんどは、ペンキを塗り直し、グリースを塗るなどの整備をして、高く売っているそうですが、これは、もとの姿のままです。元の姿でこれなら、大切に使われていたことが、わかるのだそうです。
丸っこくない、古いタイプのユンボですが、十分働きます。




時間を気にせず使えるのは、素晴らしいことです。

以後、雨さえ降らなければ、夫は一日に最低一回はユンボに乗っています。ユンボ仕事には、スコップで埋め戻すなど、手仕事もつきものなので、肩が痛い痛いと言いながら、休日にもじっとしてはいられず、つい働いてしまうようです。

おかげさまで、投げ出してあった石は、じょじょに片づきつつあります。
枯山水をつくるというのですが、いったいどんなことになるのでしょう?

2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

やっほ~!!
オレの知り合い、変な連中が多いので、とんでもないもの買いますが、ユンボは、いません!すごいなぁ~!

ちなみにオレも少しユンボ触れますが、このサイズは小さくて怖いです。大きい鉄のキャタピラつきサイズは安定していますが、これではバランス難しそうですね。

事故や怪我の無いことを祈っています。

さんのコメント...

Shigeさん
ありがとうございます。

ユンボのサイズ表記はコロコロ変わっているようですが、最新の表記に従うと、0.07くらいじゃないですかね。小さく見えるかもしれませんが、大きな石を動かすということで、それなりの大きさがあります。
鉄のキャタピラも、ゴム板が設置できるのと、できないのと二種類ありますが、鉄だけだと、コンクリートの上なんか走れないので、家では無理です。

実は、ゴムが古いのは了承済で買ったもので、今日新しいのが届きました。二つで250キロあります。あ~あ、私なら、ゴム交換など、まっぴらです。