2012年8月8日水曜日

オモダカ


やっと田んぼの一番草を取り終わって、やれやれ。
と、振り返れば、もう二番草がびっしりです。あとからあとから生えてくるコナギを取っていたら、オモダカを見つけました。
10年ほど田んぼをやっていますが、我が家の田んぼでオモダカを見つけたのは初めてです。


葉っぱは鋭角。
最初、オモダカだけ残していましたが、あり過ぎるので、花を見るための二、三本だけ残して抜いてしまいました。


太いしっかりした根がついています。


茎は堅いけれど、中は空洞でしょうか。


畦の近くに生えていたものは、もう花が咲いていました。


昨夕、花器に押し込んだら、縁から水があふれたのに、今朝見るともうこんなに水を吸っていました。




2 件のコメント:

mmerian さんのコメント...

今朝、田んぼ図鑑を見ていたら、オモダカの変種がクワイで、コナギは江戸時代までは茎や葉を普通に食べていたそうで、東南アジアでは今でも野菜として売られている、花は青い染料に、中国では痛み止めの薬草になると書いてありました。
どこの国の話だったか忘れましたが、田んぼの雑草も生き物たちもほとんど食べ物になる話を本で読んで、農薬が要らない究極の農業だなぁと思いました。
今日は新米を頂きました。
コナギも食べてみようかな(^^)

さんのコメント...

mmerianさん
そうなんです。コナギはどうみてもおいしそうだと思っていたら、タイに住んでいらっしゃるTomokiさんから。タイ人は同種の花を食べているという情報をいただきました。
ただ、花が咲くまで放っておくのがちょっと怖い(笑)。葉を食べてみましょうかね。
カンボジアでは確かに田んぼの雑草を食べますし、タイ、ラオスでは、田んぼのネズミやカエル、ラオスでは藻といった風に、田んぼは多角的に利用されている食糧庫です。
そこへ、食糧増産援助などと言って、古い余った農薬をあげるなんて、やめて欲しいですよね。一度阻止したことがあります(笑)。お米だけ見て生産性が低いの何のと言っても、藁は牛が、糠は豚が食べていますし、タガメ、バッタも食べますし、全体で測る物差しを持たないと、見誤ってしまいます。タガメ、バッタは私も食べます。でも、コオロギはちょっと油臭くて嫌です。