2016年6月3日金曜日

芽ざめ

五月の連休に、益子の陶器市で手に入れた、サイカチとムクロジ、
植えてみてね
という言葉に背中を押されて、室内で植木鉢に植えたのは、わりとすぐでした。

 
サイカチは莢から取り出すと、長径が9ミリほどの扁平な種が入っていました。


ムクロジは、外皮のままで植えるかどうか、迷いました。


いろいろ試せばいいやと、外皮のまま植えるのは、爪で割って種をのぞかせ、


すっかり外皮を取り除いたのも植えてみましたが、もしかしたら、これでは発芽のための栄養が足りないかもしれません。
そして、土に浅く埋めたの、ただ土表に置いただけの、いろいろな蒔き方をしてみました。
 

どちらも、しばらく芽を出しませんでしたが、昨日見たら、大きな双葉をのぞかせていました。
上になっている双葉の表面はでこぼこしていて、いかにも畳んでいた感じです。
周りの土は、すっかり持ち上げられています。
この双葉のボリュームからすれば、ムクロジでしょうか。


もう一つ、茎をのばしているムクロジが見えます。
私のことですから、どこにどれを植えたのか忘れ果てていますが、出てきてくれたらそれでいいのです。


茎が細い芽も一本ありました。
サイカチでしょうか?


芽を出しているのを見つけたのは午後二時過ぎでしたが、夕方五時半になると、葉が開きかけていました。


発芽まで一ヶ月弱かかりましたが、発芽したとなると、目に見えて成長しています。
 

そして今朝。
「やったぁ、地上に出たぞ!」
と、まるで伸びをしているような姿です。


こちらも、ちょっと伸びているでしょうか?






2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

ちゃんと発芽するんだ!すごいですね~。あのトゲトゲのサイカチも植えたんですねー!

さんのコメント...

hiyocoさん
浜で拾った漂着したムクロジも植えてみたらどうでしょう?子孫を増やすために漂流しているのだから、発芽するのではないでしょうか?
室内で発芽させた種子にはもう一度試練が待っています。大地でうまく活着できるか、イノシシやモグラに掘り返されたりしないか(笑)。
でもその試練を乗り越えて、大木になったら、すごいことですね(^^♪