2015年12月5日土曜日

パパイア畑

とうとう、作業棟の今年中の棟上げはできませんでしたが、お正月明けにはできることになり、最終の木拾い票を材木屋さんに持って行きました。
その帰り、パパイアの畑が目に入りました。


「なに、これ?」
初めて目にした、日本でのパパイアの露地栽培、熱帯の植物パパイアが、十二月だというのに葉も青々と元気いっぱい、整然と並んでいます。

 
熱帯では、伝統的な畑は日本のように同じものを、整然とは植えません。熱帯林と同じで、種の多様性を持たせないと、土がすぐに劣化してしうからです。
高い木、中くらいの高さの草木、低い野菜などを配置よく混植します。パパイアは、だいたい畑の周りに植えてあるので、大プランテーションならいざ知らず、こんな風には並んでいないのです。
しかも、乾季と雨季のはっきりしている地域では、乾季に下から葉を落としてしまうので、ひょろっと高くなり、上の方だけに葉が残ります。 

このパパイアは、木姿がとっても美しいのですが、寒さを気にしていないのでしょうか?
 

いやはや、花も咲いていれば、実も生っています。
どうりで、野菜の直売所で青いパパイアを売っていたはずです。


地球温暖化といっても、冬は零度以下になることもあります。品種改良されたのか、もともとパパイアは寒さには強かったのか、驚きました。
そして、ここだけでなく、ちょっと離れたところでもパパイアを植えているのを見ました。
炒めものや漬けものの材料として、青いパパイアがありふれた食材になる日が遠くないのでしょうか?









8 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

湘南より寒そうな八郷でパパイヤなんてびっくりです。いや、この辺でも見たことないです。春さんの他にもソムタムを作る方がいらっしゃるんでしょうか~?

さんのコメント...

hiyocoさん
私も偶然テレビを見ていなかったら、わけがわからないところでした。テレビでやっていたのは、どこかの町のパパイヤでの村おこしでした。先頭を切ろうとしていました。誰か(JA?)が奨励しているのだと思います。
だから、タイ料理とかヴェトナム料理に関係なく、炒めものにしたり、漬物にしたりするのだと思います。
でも、似た食感のハヤトウリも、食材としてはそう根づいていませんね。パパイアはどうなるのでしょうか。でも、このあたり今の季節にはハヤトウリは必ず売られています。誰が買うんだか。カレーに入れたりトマトと煮込んだりするより、塩もみで食べる人が多いのではないかと思います。私も、冬瓜、ハヤトウリなど、料理によっては必要になるのですが、使うのはほんの少々、あまり「食べたい」と思うものではありません。青いパパイヤもちょっと堅かったし(笑)。
1980年代から野菜は成田の有機農家から送ってもらっていたので、コールラビー、そうめん南瓜など珍しい野菜も見てきました。でも、当時は珍しかった野菜のうち、モロヘイヤ、空芯草、ヤーコンなどはすっかり根づきましたが、コールラビーはほとんど見かけませんね。
パパイアは北限かもしれない、でも私としては南限かもしれないビーツがもっと普通に買えるようになってほしいです。こんがり焼いてサラダにすると絶品です(^^♪

Shige さんのコメント...

パパイヤ、与那国島から届けてもらったのはありましたが、茨城ですか!!
いやはや、ビックリしました。
この手の野菜、売れるのでしょうか?

さんのコメント...

Shigeさん
赤く熟したのは最初からあきらめて、青いパパイアに焦点を絞っているようです。
売れませんよね。冬瓜とか、ハヤトウリとか、素材そのものに味がないものは、原産地でも、日持ちするとか、すぐ手に入るとかで、仕方なく食べて食材を補っているような気が(笑)。それをとり入れてみて素材ばかりを増やしても、古くから親しんできた大根には勝てない気がします。
青パパイアは、削ったのを叩いて塩もみしてパテなどと一緒にフランスパンにはさんだら絶品ですが、「遠くにありて思うもの」みたいな、いつも作るというわけにはいきません。
テレビで見ていたら、青パパイアは皮を薄くむいて、切って水にさらしてあくをとるのがコツだそうです。日本に来ると青パパイアも形無しだなと思いました。(笑)。

mmerian さんのコメント...

パパイヤは黄色いと高いのですが、青いのは捨て値で売っています。私は、鶏飯の上に乗せるのに味噌浸けにしたり、豚肉と一緒に油いためにします。甘いのでどんな料理にもイケルと思いますよ。

さんのコメント...

mmerianさん
捨て値ですか(笑)。こちらでも2個100円くらいですが。
黄色い(赤い)のは、宮崎ならいざ知らず、このあたりではできないと思います。暑い日がある程度続かなくてはならないから。
鶏飯はおいしいとうわさには聞くだけで、食べたことがありません!青パパの千切りを塩もみしてハムと一緒にフランスパンにはさんでも美味ですよ。
そのうち、ジャックフルーツさえ、未熟な実が野菜として売られるようになるかもしれませんね。あれも熟れるまでには驚くほど時間がかかるけれど。

売れたパパイヤが食べたい!長さが25センチくらいあるのを半分に切って舟にして、ライムをたっぷり絞って、食べたい!食べたい!
たぶん二つくらい(実一個分)食べられます。食べたいよぅ(笑)。

Blue moon さんのコメント...

ライムをたっぶり絞って食べるを読んで、そういう風に食べたくなりました。本日の日曜朝市、あるお店に赤パパイヤ、別のお店に黄パパイヤがありました。価格が安いお店の赤パパイヤを買いました。まだ少々固いので少し待って。楽しみです。

さんのコメント...

Blue moonさん
おいしいですよ(^^♪
赤パパイアって、外が赤いのですか?確かに外もいろいろな色ですが、私が「赤い」と言っているのは果肉のことです(笑)。
でも楽しみですね。指で押してみて、ちょっと引っ込むようだったら食べごろ、ああ、食べたいなぁ。