2011年10月12日水曜日

オオミフクラギ(大目腫ら木)





日曜日に、水戸のMurakaを訪ねたとき、お店のディスプレイ用に買ったという、オオミフクラギが二つ置いてあるのを見ました。
Murakaさんは、水に浸しておくと芽が出ると言われて、しばらく浸しておいたそうです。しかし、水が茶色く濁っただけで、芽は出なかったので、やめてしまったとか。

喉から手が出ているのが見えたのか、
「売り物ではないので、いいですよ」
ということで、いただいてしまいました。
わぉー、やっほー、ラッキー、でした。





キョウチクトウ科のオオミフクラギ(Cerbera odollam L)には毒があり、とくに種が有毒で、これまで自殺、他殺に多く用いられてきたそうです。
そのわりには毒草の本などにも、あまり載っていません。もっとも、キョウチクトウも毒を持っていますし、ミルクブッシュなどのように、口に入れない方がよい植物はたくさんあります。




手持ちのミフクラギと比べてみると、オオミフクラギは表面の繊維がずいぶん粗くできています。
長径は10センチもあります。大きい!

湿地に自生する、オオミフクラギやミフクラギは、波に乗って、沖縄の浜にも流されてきています。






4 件のコメント:

Shige さんのコメント...

ミフクラギの仲間は本州へも漂着します。オオミフクラギは稀に・・・!
ミフクラギ、南西諸島へは数多く漂着しています。
この汁が目に入ると炎症を起こすということでつけられた名前ですね。

さんのコメント...

Shigeさん
オオミフクラギは南西諸島でも稀かなと思ったのですが、本州へも来るのですね。
はるばる旅をして、小さな日本列島の浜に打ち上げられるなんて、ロマンがありますね。
Shigeさんに教えていただいたとおり、私の過去に拾っていたのは、全部ミフクラギでした。
こんど時間をかけてタイあたりの浜でいろんな植物を見てみたいと思いますが、犬猫の目の黒いうちは(笑)、かないそうにありません。

makino さんのコメント...

ミフクラギは、以前、地元の海岸へ漂着したものを拾ったことがありますが、オオミフクラギは流れ着かないですね。気長に海岸へ漂着するのを待つべきか、それとも先日紹介したジャム屋さんで手っ取り早く買ってしまおうか、なんて思っています。

そういえば、ジャム屋さんで売っている木の実の名前が怪しいものが多いのは、正式な名前がわからないかららしいので、もし名前がわかるものがあったら教えてあげると喜ぶと思いますよ。

自分のブログは全く放りっぱなしのがありますが、
http://d.hatena.ne.jp/caretta64/
でもコメントもらっても返事も書けないしこれからもあまり更新できそうにないので、もう閉鎖しようかと思っているところです。

さんのコメント...

makinoさん
ありがとうございました。ブログ拝見しました。ミフクラギは渥美半島から、静岡県の方まで流れてくるのですね。

エージングが進んでぼさぼさになったオオミフクラギも面白いと思いますが、浜で見つけるのは格別だとも思いますが、ちょっとしか流れなかったため、きれいな形で残っているものも、手触りがいいし、とっても楽しめます。ジャム屋さんでいかがですか?

ジャム屋さん、よく見ると、わかるものはきちんと学名など記していらっしゃいました。いつもコメントくださるTomokiさんもお知り合いのようでした。できたら、富岡に行ってみたいと予定していますが、行けなかったら気になるもの注文してみます。