2010年6月10日木曜日

大麦 その2



日曜日に、麦畑に行ってみました。土曜日に雨が降ったせいか、収穫作業ははじまっていませんでした。

手前は小麦畑です。小麦はまだ実っていません。




麦秋の大麦畑もいい感じですが、緑の小麦畑も、さわやかです。




小麦に混じって、カラス麦もちらほら見えました。




これは、タバコ畑の周りに、塀のように一列に植えてある、ライ麦です。タバコ畑の周りにはたいてい、ライ麦が植えてあります。
風除けでしょうか?それともイネ科の植物は甘いので、甘いもの好きの虫たちが、タバコの葉につかないで、ライ麦に集中するのでしょうか?




日曜日、月曜日と晴天が続き、火曜日に通りかかったら、どの畑も収穫作業の真っ最中でした。
そこで、収穫をすませた畑から、少しだけ、落ちている麦わらをいただいてきました。




麦わら細工には、一番上の一節だけ使います。細いのや、折れたのやいろいろ混じっていて、なにかできるかどうかわかりません。昔の人は、いいのだけ選んで使ったのでしょう。
手仕事は、何事も準備に一番手間がかかるようです。

2010年6月8日火曜日

プルトップ







この一週間、ちょっと体調を崩していました。力が出ないのでぶらぶらしていましたが、やっと回復、身体を動かす仕事ができるようになりました。
まず手始めに、庭の草むしりと、庭木の刈り込みをしました。

我が家には、つつじだけで、200本くらいあります。
数年前のある日、何度か植木を買ったことのある植木屋さんから、電話がかかってきました。すぐ取りに来るなら、つつじをただで持って行っていい、というのです。さっそく行ってみますと、大きく育ったつつじがたくさん、乱雑に積み上げてありました。
植木屋さんは、公共施設の造園なども、手広くやっています。このつつじは、どこかに植えてあったものを、まったく違う庭づくりをするために、抜いて持ってきたもので、ご親切に声をかけてくださったのでした。

その日は、日が暮れるまで、軽トラックで何往復もして、つつじを運んできました。次の日も、一日中運びました。
それからの数日は、穴を掘ってはつつじを植えました。養生もしないで、ただ引き抜いただけのつつじですから、早く植えないと、枯れてしまいます。

やっとのことで植え終ったときは、くたくたでした。でも、数日休むと欲が出て、また、もらいに行ってみました。しかし、残っていたつつじは、とっくに片づけられてしまっていました。

寄せ植えしていたつつじですから、でこぼこと、いろいろな形をしていましたが、今では新しい枝も伸ばし、葉も繁らせて、すっかりいい形になってきました。




今日は、表面をもっと密にしようと、これまでより大胆に刈り込んでみました。すると、枝にささったプルトップを見つけました。
蓋からはずれてしまうプルトップが使われていたのは、1990年ごろまででしょうか?
となると20年前、つつじはすでに大きかったのだから、30歳くらいなのか、なんて、しばし考えてしまいました。

2010年6月7日月曜日

さくらんぼ





先日、幕張ベイタウンを訪れる機会がありました。
ちょっとおしゃれな町でしたが、それより子どもが多いのにびっくりしました。住民の平均年齢が30歳くらいだったか、なかなか活気のある街でした。




公園も広くて、なんだか日本じゃないみたい。
私はもう都会には住む気はしませんが、素敵な小学校が3校もあり、子育てにはなかなかよさそうな街でした。




そこで見つけたさくらんぼ。
公園に植えてある木ですから、ソメイヨシノと思われますが、見事な大粒のさくらんぼが、いっぱい生っていました。

桜は、浮き沈みの激しい木です。
3月から4月にかけては、待ち焦がれられ、話題にされ、花を愛でる人々が木の下に繰り出して大騒ぎしますが、花が散ると、誰も見向きもしません。それどころか、毛虫がつくのなんのと、むしろ嫌がられてしまいます。




裏山への散歩の途中で、道沿いに植えてあるソメイヨシノの、熟れたさくらんぼを拾いました。
左の、小ぶりでまだ熟れていないのは、山桜のさくらんぼです。

熟れたさくらんぼを食べてみたら、懐かしい、ちょっと苦味のある味がしました。
小学校の低学年のころ、校庭に落ちていたさくらんぼを食べて遊んだ日以来の、久しく味わっていなかった味でした。

2010年6月6日日曜日

やっかいな万葉植物



これから、初秋まで、ちょっと油断していると、いろいろな草が生えてきてぐんぐん伸び、あちこち、足も踏み入れられない状態になってしまいます。
その中には、古来から人々の近くに生えて、親しまれたり、疎まれたりしてきた植物も、いろいろあります。

その一つのアカネは、根が赤色の染料として使われてきました。茜色の語源にもなっています。
可愛げのない植物で、抜こうとすればぶつぶつ切れて根絶できません。びっしり生えている細かいトゲが、手を刺します。
毎年、同じ場所から、忘れずに生えてきます。生垣の近くが好きで、うっかりしているとすぐ、ツツジなどを被ってしまいます。
アカネそのものを詠んだ詩ではありませんが、一首、

あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る (万葉集)




葛は、秋の七草の一つです。
そのタフなこと、どこまでも蔓を伸ばし、何も支えがないところでは、この写真のように自分の蔓を何本か巻きつけて立ち上がり、空に伸びて、木の枝などに取りついていきます。

我が家のまわりの、雑木を被っていた葛は、大方取り除きましたが、それでも油断するとすぐに盛り返してきます。表面的には、長い間芽を出さないところでも生き延びていて、掘ると、生きた根がずいぶん出てきます。

葛の 絶えぬ使のよどめれば 事しもあるごと 思ひつるかも (万葉集)




万葉の頃、ヤエムグラと呼ばれいていたのは、現在のカナムグラだと言われています。
カナムグラは、ヤブカラシやスギナのように、根がぶつぶつと切れたりせず、抜きさえすれば根絶できる植物です。とはいえ、成長が早く、すぐ花が咲いてしまいます。
うっかり見落とした株に、花が咲いたら、もうおしまいです。次の春には、あたり一面から、数え切れないほどの芽が出てきて、そこらじゅう、カナムグラだらけになってしまいます。

ちなみに、春先に旺盛だった(現在の)ヤエムグラは、もう姿を消したようです。

(問)思ふ人 来むと知りせば 八重葎 おほえる庭に 珠敷かましを (万葉集)

(答)玉敷ける 家も何せむ 八重葎 おほえる小屋も 妹とし居らば (万葉集)


2010年6月5日土曜日

赤ら顔のおじさん



赤ら顔のおじさん、ちょっと鼻が大きすぎやしません?手は何本もあるし、足は細すぎるし...。
こちら、タイのカメムシさんでした。

我が家は棟上してからも、住むまでに3年もかかりました。
長い間外と内を遮断するものがなかったせいでしょうか、昨年の秋から冬にかけて、室内にカメムシが続出しました。どうやら、室内で孵ったもののようでした。毎日、見かけるたびに外へ出てもらったり、ゴミ箱に直行してもらったりした日々。

カメムシはあんまり好きじゃないけれど、嫌いでもありません。嫌いなのは、カマドウマです。
我が家のカメムシたちは、地味なチャコールグレーのやつたちで、本当によかった。いくらなんでも、こんな、人面カメムシが大量に出た日には、いちいち、きゃーきゃー言いそうです。

このカメムシさん、こんな派手な背中の効果って、いったいどんなものなんでしょうね。

2010年6月3日木曜日

ビールの王冠





神奈川県弘明寺に住んでいる友人から、地ビールのお土産をいただきました。




あらっ、なんて、かわいい王冠でしょう!




「形が崩れないように、慎重に開けてね」とお願いして、王冠をゲットしました。
月齢模様が、とってもおしゃれです。

桜の酵母でつくったビールの方のお味は?
市販の一般的なビールとは一味違って、たいへん美味でした。
近くに、ビール材料のキットを買って、自分でビールをつくる友人がいて、ときどきいただきますが、桜ビールは、キットのビールの味に近かったでしょうか。




これまで、王冠に関心を持ったことはありませんでした。
でも、牛乳瓶の紙の蓋を集めていた方もいらっしゃったくらいですから、もしかしたら、王冠のコレクターも、いらっしゃるのかもしれません。

試しに、以前、応募して当たったキリンの復刻ビールの王冠を見てみました。




復刻版ですから、右から読むことが違いますが、見慣れた王冠です。
そういえば、最近は缶ばかりで、ビンビールには、すっかり縁遠くなってしまっています。




やはり、神奈川県の友人からいただいた、横浜ビールの王冠も見てみました。




こちらの王冠も、桜ビールのかわいさには負けますが、ちょっと素敵でした。麦とホップの模様です。




南アフリカの村で、つぶして平らにした王冠を足首にたくさんぶら下げて、踊るたびに足元でシャンシャンといい音をさせる踊りを、見たことがあります。
楽器にもできます。

王冠も捨てたものではありません。


2010年6月1日火曜日

大麦



車で通りかかったら、あらっ、麦畑が色づいています。つい先日、小麦畑を見かけましたが、小麦畑はまだまだ緑でした。




車を停めて見ると、大麦でした。このあたりでも、大麦を植えている農家もあったのです。

遠くに、人影が見えましたが、部落が違うので、行って、いろいろお話を聞く勇気は出ませんでした。気さくな方もいらっしゃいますが、得てして、余所者には不親切な方が多いしなんて思って、気弱なことでした。




見渡す限り、大麦畑です。近くの山は八郷盆地のヘソの富士山(ふじやま)、後は筑波山です。

これはラッキー、麦刈りのあとに、落穂を拾いに来て、大麦のわらを手に入れれば、麦藁細工ができます。もっとも、コンバインで収穫するのでしょうから、麦わらが落ちているかどうか、わかりませんが。




というわけで、一本くらいならいいだろうと、いただいてきた大麦の穂です。拾いものではなくて、失敬ものでした。