2010年7月15日木曜日

花のような虫



以前、タイの熱帯林の中で、ふわふわと白い、ねむの花のような虫に出会ったことがあります。幹に直接、白い花がいっぱい咲いているのかと思って、近づいたら、もぞもぞ動いたので、びっくりしました。

まさか、まさか、我が家の庭でそんなやつに出会うとは思ってもいませんでした。草刈りをしていたら、目の前を花のような虫が歩いていました。
上からでは虫に見えないので、前から顔も撮ったのですが、ちょろちょろするので、ピンボケばかり。
身近なところに、いろいろな生き物が住んでいるものです。




まるで、ゴバンノアシの花のようではないですか!




もっとも、虫は、わずか1.5センチほどの大きさですが、ゴバンノアシの花は、大きくて見事なものです。
しかし、こんな大きな虫がいたら、一目散に逃げる以外ありません。

2010年7月14日水曜日

掘られたサトイモ



昨夜のうちに、サトイモが何者かに掘られてしまいました。




植えてあったところには、ぽっかりと穴が開いて、




種芋が食べられてしまっています。




数えてみたら、掘られたのが10本、無事に残っていたのは、たった4本でした。

このサトイモの種は、福井出身の友人Mさんからいただいたものです。Mさんは、「福井の在来種で味は日本一、他の地に植えてもこの味は出ないらしいよ」と自慢します。確かに、食べたことがないほど美味しいサトイモです。

昨年、だめもとで、一株だけ植えてみました。ちゃんと育ち、掘ってみたら芋の大きさがそろって、形の美しいこと、きぬかつぎにして食べたら、味も最高でした。
というわけで、またいただいたサトイモをいくつか取って置いて、4月に植えつけて、成長を楽しみにしていたところでした。

この掘り方からして、犯人は、狸か狢、あるいはハクビシンでしょうか。このところ、あまり掘り返しに来ないので油断して、生ゴミに魚の骨や卵の殻など混ぜて埋めていたのがまずかったのかもしれません。

動物に野菜やお米を荒らされると、金銭的には幾らでもないのに、精神的にはかなり打撃を受けます。彼らよりずっと豊かな食生活を送っているのですから、少し分けてあげてよかった、という気分になれるのは、しばらくたってからのことです。




ウドやミョウガは狙われないから、いいよなあと、ウドを見ると、おや、ウドも掘りかけていました。お芋が出てこないので、これ以上掘るのをやめたのでしょう。
かぼちゃも根を掘られて、花が咲いていたのに、たぶん、枯れてしまうでしょう。




残ったサトイモは、たったの4本でしたが、根だけ残っていたサトイモ3本も植えなおして、囲いをつくりました。ネットの下は頑丈に、しかし、上はわざとパイプを組まないで、ふわふわさせておきました。嫌がってくれるといいのですが。

2010年7月13日火曜日

オカトラノオ



この時期、道端で次々と白い花を咲かせる、オカトラノオ。山百合やホタルブクロのように、誰かに掘って、持って行かれないので、楽しめます。

蕾も可愛いし、花も可愛い。たくさんの花が寄り集まっているから見栄えもします。

2010年7月12日月曜日

あじさい



気がついたら、蛍は沢から登って来なくなり、代わりにセミの声が、日が暮れても続いています。
もう、梅雨も終わりでしょうか。

雨が似合う花、あじさいは、盛りを過ぎました。咲き終わると、下を向きますが、その前に、外を向くのですね。これまで、気がつかないでいました。
まず、萼(がく)が全部外を向いて、




それから、下を向きます。そして、このまま乾燥して、冬を越します。

ところで、我が家にはガクアジサイしかないので、わかりませんが、全部が装飾花になっているアジサイでも、みんなで外を向くのでしょうか?




あじさいを見ていると、下の方に、桃色があるのが目の端に入りました。なんだろうと見ると、あら不思議、一輪だけ、桃色のあじさいが咲いていました。どうしたのでしょう。




空も、今日は、あじさい色に染まりました。

2010年7月11日日曜日

ドリアンみたい




ちょっと平たいけど、これはドリアン?
いいえ。直径が1.5センチくらいしかない、とっても小さな実です。でも、写真を拡大してみると、ドリアンにそっくりです。
タイの森で拾いました。果物屋さんのおままごとができそうです。

2010年7月10日土曜日

どうして?



我が家には、石のつくばいの他に、昔陶器を焼くときに納めて焼いた匣(さや)を利用したつくばいがあります。
将来、雨といを設置したら、雨水を受けるためのものですが、いまは井戸水が少しずつ流れるようにしています。




その匣のつくばいに、虫が浮いていました。昨日のことです。まだ生きていたので、遊んでいるのかと思ってそのままにしておきました。
今朝見ると、同じ虫がもう一匹いて、しかも二匹ともすでに死んでいるようです。

いったい、彼らは誰でしょう?なんのために水辺に来て、そして命を落としたのでしょう?
わからない出来事でした。

2010年7月9日金曜日

楮 こうぞ



楮の実がなりました。

ここに来た当時、家を建てるために荒れた敷地(元は畑)の草を刈ると、篠竹の陰に隠れ、葛に覆われて、たくさんの楮が生えていました。どの木も傷んでいたので切り倒しましたが、すぐに新しいのが生えてきます。最初は、あまり再生力が強いので、「紙漉きをしろという、天の声か?」(笑)と思ったりしましたが、そんなわけにもいきません。

和紙の特産地でも、今では楮をタイなどから輸入していますが、おそらく、切り倒したり、皮を剥いだりする、人と人件費の問題なのでしょう。あんな、生命力の強いものが、なくなるはずがありません。

ここ八郷にきて、初めて楮がクワ科の植物と知りました。英語でクワのことはマーベリーと言いますが、友人のデンマーク人が、「マーベリーの紙」のことを話したときも、知らなかったら、「まさか、クワで紙をつくるなんてねえ」と、混乱するところでした。




その楮の実、ちょっと酸味が足りません。それと、なんとなく粘りがあります。その粘りが、いい紙のもとになるのでしょうね。モミジイチゴや、続いて実るクサイチゴの実にはついつい手が伸びますが、楮の実は、最近は見ても食指が動きません。

というわけで、誰にも採られず、実は落ちて、木の下を赤く染めているばかりです。