2010年12月31日金曜日

山茶花の種






どんな木でも、花が多く咲き過ぎる木は、そう好きではありません。

サザンカも、花がぽつぽつとついている木が好き、咲き過ぎて毒々しい木は嫌いですが、そんな木が、散歩道の途中にあります。
遠くから見ると、まるで桃色のかたまりです。

木の下には花びらが散っていて、中にポツポツと、前の季節のものでしょうか、種が混じっています。
椿の種はよく知っていますが、サザンカにも同じような種が生るなんて、恥ずかしながら、考えたこともありませんでした。
最初、「あれっ。なんでサザンカの木の下に椿の種が落ちているの?」と、坂道になっているので、思わず、坂の上の方を見てしまいました。椿の種が、転がってきたのかと思ったのです。




もっとも、サザンか(Camellia sasanqua)も、椿(Camellia japonica)も、同じ椿科で、花も似ていますから、実や種が似ていても、ちっとも不思議ではありません。




ただ、花びらの散っている風情は、ばらばらに散るサザンカの方が素敵です。




2010年も、無事暮れようとしています。
アキレス腱を切って、改めて人間の身体ってよくできていると、感心した年でした。
二足歩行できることだけでも、本当にありがたいことでした。



2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

今年は種子のコト、いろいろ教えて頂き、ありがとうございました。
こないだアジアンショップでバナナの木彫尋ねたら、奥から出してきてくれました。やはり高さが20cmほどのちんまりした物でガックリ!せめて倍の大きさだったら、求めたのですがね。

では、よいお年を!

さんのコメント...

Shigeさん
こちらこそ、貝のこと、石のこと、お菓子づくりから恐竜のことまで、いろいろ教えていただいてありがとうございました。世界が広がった一年でした。

そうですか。木彫りのバナナはそんなにちんまりしていましたか。家のは、高さが50センチくらいあります。

2011年もよろしく。