北海道ののらさんが送ってくれた、まん丸い砂岩たち。大樹町、浜大樹の漁港西側で7月に拾ったそうです。
『のらつうしん』より |
浜大樹には海岸草原があり、草原では7月に、シュロソウ、イワハゼ、ナンテンハギ、エゾオオヤマフスマ、エゾノギリソウ、ノハナショウブ、ヤマブキショウマ、ハマエンドウ、エゾカワラマツバ、エゾネギ、ナワシロイチゴ、アカネムグラ、エゾフウロ、ガンコウラン、コケモモなどが見られ、砂浜では、マルバトウキ、シロヨモギ、ナミキソウ、ハマニガナ、ウンラン、ハマベンケイソウなどが見られたそうです。
わぁ、ほとんど名前も知らない花ばかり。
『のらつうしん』より |
これが、シュロソウ(ユリ科)だそうです。
『のらつうしん』より |
浜には、面白そうな漂着物が全くなくて、プラスティックゴミと流木ばかり、そんな中でのらさんが手に取ってみたのは、ドイツ語が書かれた、ラトビアの牛乳パックのみだったそうです。
でも、めぼしいものがなくてよかったのかも。のらさんが、
「しかたない、石でも拾おうか」
という気持ちになったのですから。
最初の写真の中央上段の石、全体にきらきら光るものがちりばめられていました。
写真ではうまく写せませんでしたが。
そして、手前の薄い色の石二つ、
「軽っ!」
軽石のような軽さでした。
送っていただいた日の夜、ビニール袋に入ったまま、この石たちをキーボードの脇に置いておいていました。するとなんてこと、左側の大きい石たちが目に入り、何度も草大福と勘違いして、どきっとしてしまいました。
そしてもう一包み。
もしかしたらのらさんの石コレクションに入れていたかもしれない石も入っていました。
石英たち。
半透明な石の中に、歴史が詰まっています。
栗石、
何かの卵のような、まん丸いい石。
おやっ、この石の中にはカナヘビの赤ちゃんが棲んでいます。
そして、本物の軽石もありました。
のらさん、ありがとう。
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