2018年1月20日土曜日

黒豆、煮てみました


昨年暮れに、I.Tさんからいただいた黒豆を、遅まきながら、煮てみました。
手持ちの、土井勝の『お正月料理』のレシピには、一度に700グラムを煮ると書いてありますが、いくらなんでも多すぎるので、半分の350グラムで煮ました。


色をよくするための錆びた鉄はどうしよう?
ねじ(コーチスクリュー)は合金だし、近頃の釘は着色してあります。デンマークで拾った鉄くずや、ベーゴマを出してみたけれど、凹部分のゴミが洗い流せるかどうか、ちょっと気になります。


結局、錆びたかすがいを使いました。


洗った黒豆を、醤油、砂糖、塩、重曹を混ぜた熱湯に、鉄とともに5時間ほど浸け、火にかけて灰汁を取った後は、弱火にして8時間煮て、一昼夜そのままにして味を染み込ませます。
途中で煮汁がなくなってしまうようでは火が強すぎると書いてあったのですが、火を最少に絞っていたのに2時間ぐらいで煮汁がなくなってしまいました。仕方がない、水を継ぎ足し、また継ぎ足して煮ました。


そのせいか、あるいは砂糖を控えめにしたせいか、表面にちょっとしわが寄っています。うまく煮るとしわは寄らないはず、妹が煮てくれたのは、まったくしわが寄っていませんでした。
でも、とっても美味でした。






2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

最初のザルが素敵!
黒豆を煮るのに錆びた釘を使うっていうのが不思議ですよね~。子供の頃、おせちを作る母が釘箱を覗いているのを変だな~と思っていました。考えてみればうちも錆びた釘はないなぁ。金槌やのこぎりなら錆びてるけど(笑)。錆は体に悪くないんですかね?中華のお玉は鉄なので、洗ってすぐ拭かないと、油分の取れた端っこが即錆びます。

さんのコメント...

hiyocoさん
最初の笊ですか。三つ組みの「中」です。これを売っていたネットショップで、一番大きいのだけ欲しかったのですが、つくっている職人さんはただ一人、しかもご高齢で、彼がやめたらおしまいですと言われて、小さいのも持っていてもいいかとまとめて買ったものです。その店でもう十年くらい取り扱っていないので、職人さんは、とっくにやめられたのでしょね。これはボウルに入れていますが、ステンレス針金のしっかりした足がついていて、水切りも抜群、お米を研いであげるときは、いつもこの笊です。

黒豆は数日かけて煮あげて、かすがいを取り出してみたら、白っぽくなっていました。錆はどこへ?
フライパンはフッ素加工のものでなく鉄のもので鉄分を取るのがいいと言われていますが、確かに錆びさせないようにしっかり乾燥させています。たまにぽっちり錆びていたら、束子でこすったりして(笑)。錆もミネラル?身体によかったと信じましょう。そういえば、釘を入れなかったらどんな色になったのでしょうね?昔黒豆を煮ていた時もいつも錆びた鉄は入れていました。