2018年2月18日日曜日

胡桃との戦い


農産物直売所で、八郷産の胡桃を売っていました。
300グラムで150円は安い、市価の半分以下です。買ってきて、いつものように殻の隙間にドライバーを差し込んで開けようとしましたが、隙間がありません。


しかたなく、挟んでつぶす形の胡桃わりで試してみましたが、固いのなんの、びくともしません。
その日はもう夜になっていたので、食べるのはあきらめました。
これでは、リスも食べるのに苦労しそうです。


次の日、明るいうちに金づちを持ち出して、御影石の上で割ってみましたが、固い!
私は、金づちの使い方は下手な方ではないと思うのですが、殻が割れないで、はじき返されたりして、一つ割るのに、何度も振り上げなくてはなりませんでした。


10個ばかり割って食べましたが、種子(仁)が殻から取り出せないので、ナイフで掻き出して、粉々になったものを食べました。そうまでして食べるほどのものかと思うほど、四苦八苦しました。
しかも、食べられるところが、普通の胡桃より小さいような気もします。


30年ほど前の、食べないでコレクションにしてしまった胡桃を取り出して、胡桃そのものの大きさを比べて見ました。


八郷産の胡桃は小さいと思い込んでいましたが、大きさは同じくらいでした。
30年前のものが右、殻が飴色になっています。
30年前の胡桃も割って種子の大きさも見たいのですが、さすがに食べる気はしない、捨てるなら、30年も一緒だった胡桃たちから一つだけ取り出して割るのもかわいそう(?)と、結局中身は比べられませんでした。
それにしても、殻付き胡桃は、いったい何年くらい食べられるものでしょうか。








4 件のコメント:

Shige さんのコメント...

これはオニグルミですね。
日本海側では秋に漂着モノ拾えば、キロ単位でいくらでも拾えます。
この冬は昨年の台風や洪水の影響か、クルミが多く、今でも拾えます。
オニグルミは割るのが大変ですが、暖めればOK,
ストーブの上などに置いておけば、温まると隙間ができます。
そこにナイフなど入れれば簡単に開けることができます。
フライパンなどを置き、その中に入れてストーブにかけてもよし、ガスレンジで暖めても!
お試しください。

福井の浜辺でクルミを拾う老人は、「クルミはキレイになったものを海で拾うものさ、山の人が果肉を腐らせて面倒なことするのがわかんね・・・」などと言ってますよ。

さんのコメント...

Shigeさん
ありがとうございます。そうだったのか、いろいろな知恵があるものですね。でも、ちょっと遅かったです。
実は先ほど、夫が「俺が割ってきてやる」と言うので、一抹の不安はあったのですが、割り方を教えて(聞いてなかったけど)、「効率を求めたりしたらダメよ」とくぎを刺したのに、たぶん袋に入れてコテンパンに叩いたのでしょう、殻は粉々で、中身はつぶれて殻にへばりつき、食べられないので全部捨てました(涙)。あちらはあちらで、「こんな割りにくい胡桃が悪い」と言うし、私は私で、「だから割らなくていいと言ったのに」とがっかり(笑)。
もしかしたら、殻付きで売っている、「よく割れる胡桃」は、ちょっとだけ温めて隙間をつくってから売っているのかもしれませんね。
直売所で胡桃を見たのは初めてだったので、どこかのおばあちゃんが採れすぎて持ってきただけ、もうないかもしれませんが、行ってみます。
ちなみに我が家の胡桃の木、大きくなって、そろそろ実が生るかなと楽しみにしていたのに、昨年、知らない間に夫に伐られてしまっていました。

hiyoco さんのコメント...

クルミは歩留まりが悪いというか、剥き身で売っているのが高いのもわかる気がしますね。Shigeさんがストーブの上に置いておくと割れると書いていたのを読んで、ストーブの上に置くとちゃんと隙間ができて簡単に割ることができました。でも直に置いたらストーブの天板に油が付いてしまったので、次回からはオーブンシートを敷いてやるようにしました。

さんのコメント...

hiyocoさん
知らなかったなぁ。簡単な知恵だったのですね。
そうそう、むいた胡桃が高いのは納得です。逆に、安売り店などでカシューナッツが安いのを見ると、一つの実から一つしか取れないし、どれだけ手間がかかっていると思ってるんだと、悲しくなったりします。
クリスマスに、久しぶりにつくってみようかと、アメリカにいたころ友人が書いてくれたフルーツケーキのレシピを出してみました。ナッツの間にやっと小麦粉が入っているような、いろいろなナッツとフルーツ満載のケーキです。ネットで調べてみて、ナッツ(ブラジルナッツ、胡桃など)とフルーツ(デイツ、レーズン、オレンジピールと赤と緑のチェリーなど)全部そろえると、一つしか焼けない分量で9000~10000円にもなって、いろいろやってみても価格が落とせません。2000円のシュトーレンが高いなぁと思っているのに、材料費だけで10000円なんてケーキ、到底作れませんよね(笑)。というわけで、幻のケーキになってしまいました。