「焼却炉に鳥が入っているんだけど、入れた?」
「まさか!死んでるの?」
「うん」
「大きいの?」
「鳩くらいかなぁ」
ゴミを燃やそうと、焼却炉の下の灰出し口を開けた息子が鳥を見つけました。
焼却炉の上は開いていましたが、灰出し口は閉めていました。
下の方には荒い網がありますが、それをくぐって鳥は下にいたのです。
可愛そうに、まだ命を落としてからそう長い時間は経っていませんでした。
仰向けにして見ると、羽がまだらになってとってもきれいでした。
目は引っ込み、くちばしは曲がっています。
トンビの幼鳥か、ワシの幼鳥かとネットで調べても見つからない、鳥図鑑で見て、ツミの幼鳥と知りました。
「わぁ、ツミなんて知らなかった!」
ツミは日本全土から朝鮮半島、中国までいる鳥のようですが、我が家の近くにいるなんて、知りませんでした。
それにしても、どうして焼却炉に入り込み、どうして命を落としてしまったのでしょう?
鳥にとっての危険はどこにでも転がっています。
鳥にとっての危険はどこにでも転がっています。